さいきんの流星光
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僕は、下描きを入れるときは鉛筆ではなくシャーペンを使っている。
長いこと同じシャーペンを使っているとガタが来る。
皆さん、シャーペンが壊れるまで使ってますか?
僕は、数は少ないけど今まで2本ダメにしました。
1本目は、芯を出しても紙に押し付けると
すーーっとまた引っ込んでしまうようになってしまったため廃棄処分。
2本目は、握ったカタチのままノックできるヤツだったんだけど、
ノックの部分がパッカリ割れてしまって廃棄処分。
最期まで使うと気分がいい。
ああ、やったなって思う。
漫画家として、また一つ成長した気がしてくるのだ。
宮崎駿は言った。
引いた線の長さに比例して、絵は上手くなる。
僕は、シャーペンを1本ダメにするごとに、
長い修行の道の関所を越えた気になるのであった。

【注】ほんとは宮崎さんは↑のようなことは言ってない。
「一人の人間が引ける線の長さは決まっている。
地球7週半とかネ。僕はとっくに越えてますけど…」
とビデオの中で言っていたのだ。
だから宮崎さんの右手は満身創痍。
もうボロボロなんだよな…。

■流星光Twitter

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