さいきんの流星光
元漫画家 流星光(ながれぼしひかる)の雑記ブログ/Amazon商品のアフィリエイト広告があります。
 






僕はホームページで、漫画家を目指す初心者の人のための質問掲示板を作って、
本当に何もわからない人のために、いろいろ教えたりしているんだけど、

「漫画家になりたいんですけど、
絵が上手く描けません。
何かコツがありますか?」

「背景が上手く描けません。
上達の方法があったら教えてください。」

という質問がたまにある。


そういう質問をする人は、一体どのくらい練習してから質問しているかというと、一ヶ月とかそのくらいの場合が多いのではないか。

土台、年齢が若いんだから、何年も頑張って出来ないという訳であるはずがない。


その事について思ったんだけど、
何となく、プールに飛び込まずに、泳ぎ方のコツを教えてほしい、的な質問が多い気がしてならない。

漫画を一本描く前に、コツを教えてください。
いい技術書があったら教えてください。
と言う。


まあ、これは個人的な、かなりかたよった意見なんだけど、
やる前に質問する人はダメだね。
まずダメだと思う。

僕は、上に行く人は、まずやってみて、失敗するものではないかと思っている。

失敗しないためにいろいろ質問するのだ、という意見もあるかと思うけど、それは違う。
違うちゅうか…上に行く考え方じゃない気がする。
スタートの考え方が違うんだ。


あれこれ質問する人は、失敗したくない、最初から上手くやりたいという気持ちがあるんだろうと思う。
もし、あわよくば、最初の1本描いて投稿して、才能が認められてプロになれたらいいな…なんて考えている気がする。
その甘い考えが、上に行けない人間のものだと思う。

上に行く人は、最初の一本で…なんて考えていない。
結果的に最初の一本目で才能が認められて…って事はあっても、
最初からそう考えてはいないだろう。
「俺が目指している世界は、そんなに甘いものではない」
と思っている感じがする。

だから、失敗を恐れず最初にやってみる。

失敗しても、何か一つでも得るものがあればいい、そう考えている。

その違い。


だから、ハッキリ厳しい事を言うようだけど、
まずあれこれ質問する人はダメだと思う。
まずやる事が大切だと思う。

見る前に飛ばなきゃダメだと思う。






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ふぅーーーー
なんだろ

仕事にならない日ばっか続くな…

「ZUBA!」の下描きに入ってからパッタリ鉛筆が動かなくなった。
アタリまではスイスイ行ったんだけどな~。

一日を3つに分けて、
書籍マンガのPC着色作業、「ZUBA!」原稿、
あと読み切り野球マンガ(松坂大輔のヤツ)を進めようと思っていたんだけど、
「ZUBA!」が全然進められないもんだから他の2つにかける時間を大幅に削らないといけないという事態になってしまった。

うひぃ~~っ!どうしよう。

原因は何だ?

起きてる間なかなか集中できず、時間がたつと眠くなって寝てしまう。
そんな状態で寝るから変な夢をみて4時間くらいで目が覚める。
だから睡眠不足ぎみ、だからまたすぐ眠くなる。

悪循環だ。

【変な夢のこと】

僕はなぜか高校生。
休みが終わって明日から新学期。
家にいる妻も明日から新学期。
同じ高校に通っている。

僕は、明日は「始業式」と「簡単な連絡事項」だけだと思ってる。
ちょっと妻に確認すると、明日は始業式の後、授業があると言う。
僕はあせる。

教科書も何も用意していない。
新学期だから、全部新しい教科書が必要だ。
どこで買うのか?

とにかく明日の時間割を確認しようと机に向かう。

机の上、下、周りは、描きかけのネームが散乱していて時間割がどこにあるかわからない。

「ああ、どうしよう」

と思っていると妻が

「明日の挨拶どうするの?」

と聞いてくる。

そうだ。
僕は壇上でみんなを代表して挨拶しなければならないんだ。
どうしよう…とあせる。

妻は、きちんと原稿を用意しているようだ。
僕は、「アドリブで何とかならないか…その時の瞬発力で何とか…」と甘い考えを抱く。
「僕はそういうの得意なのだから…」
と根拠のない自信。

目が覚める。

う~ん…”夢太郎”が出てこないな~。




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