さいきんの流星光
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今日は、飼い猫・バス(オス)が、
手術のため入院する日でした。

朝9時に起床。
いつもは、11時半くらいに起きるんだけど、
今日は、無理やり早起き。

バスをリュック型のキャリーバッグに詰め込んで出発。
動物病院まで、ニャーニャーと叫び続けるバス。
おかまいなしに自転車を飛ばす。

病院に到着すると、
全身麻酔をかけるから、
死んでも文句言いませんという書類にサインさせられる。

猫の全身麻酔の場合、以前に何回麻酔かけた事があるとか関係なしに、
危険はつきものだそうです。
死ぬ可能性なんて、おそらく数%なんだろうけど、
サインする時は、少し覚悟しました。
ひょっとして、人間の全身麻酔も、同じくらい危険性があるのだろうか。
そういや、そんな話を聞いたことがある気がしてきた。

家に帰ると、早起きしたツケが来て、
急激に眠くなり、1時間ほど睡眠。

午後1時に起きて、人物のペン入れを始める。

猛然とペン入れを進めるという訳にはいかず…
う~む…やはり、録画してたドラマを流したのがマズかったかな。
でも、音楽はもう聴き飽きちゃったしな。
でも、音楽が、一番早く進む。

夕方、動物病院から電話があり、手術は成功。
麻酔も覚めたと知らされる。
とりあえず、よかった。

夜中1時になって、やっと人物のペンだけ3ページ終わる。
残りは、同時に進めています。
でも、今日中に人物ペン8枚終わらすという予定にはほど遠い。
こんなんで、水曜日の草野球の練習に参加できるのか…?

むむぅ…頑張るしかない。

明日は、午前中にバスを迎えに行かなければ。


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僕は、漫画業界において、
どんな存在であるべきか…。

そんな事を考えていて、
現在は、ほとんど「漫画家」と呼べるか呼べないかの
せとぎわのような存在ではあるんですが、
とにかく、自分の個性を出して描こうとか、
作品を作ろうとか、そういう気持ちは必要ないんじゃないかと
思うようになりました。
ごくごく最近の話ですけど。

以前、『ドラゴン桜』という漫画の作者・三田紀房さんが書いた
『個性を捨てろ!型にはまれ!』という本の感想を書いたんですが、
ようやく、三田さんが言いたかった事が、少しずつ実感できるように
なってきた気がします。

遅いっすね。
少しずつ前進している感じなんで…すいません。

創作とは、まったく新しいアイディアを生み出すことではなく、
たくさんある情報と、今まで出てきたアイディアとの融合、
組み合わせなのだ、という事を言う人もいます。
たくさんいます。

あと、話は反れますが、
テレビドラマを観ていて思うのは、
当たり前のことをテーマにしてもいい、という事。
みんなが、心の底で、当たり前のように思っている事を、
「これが当たり前です」というだけで、テーマとなりうるという事。

そして、その方が、
観ていて気持ちがいいドラマになっているんじゃないかという事。

それらを総合すると、
僕がこれまで、作品作りの最初にとってきた行動は、
間違いだったような気がしてきます。

「新しい物を作りたい」
「誰も取り上げなかった斬新なアイディア」
「今までにないマンガ」

それらは、本来、捨てるべき選択肢だったのかも知れません。
逆に、

「何度も使い回されたテーマ」
「誰もが思いつくアイディア」
「万人に、何度も読まれてきたマンガ」

ついに僕も、ここに足を踏み入れる時が来た気がします。
つーか、やっと気がついた…そんな感じです。

う~む…。
マンガ人生、これからです。
一生、勉強です。





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