さいきんの流星光
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NHK朝の連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』観てます。

最初のほうは観てなかったんですが、
お見合いくらいから観始めました。

漫画家の大先輩の奥さんが主人公という事もあるし、
あと、貸本漫画という形態に、すごく興味があるので、
観てます。

水木しげる夫妻、まだまだ貧乏のどん底です。
あの夫婦に比べたら、今の僕は、
なんと恵まれているのだろうと思うほどです。

ドラマの中の、貸本漫画家たちは、

「貸本漫画には、商業誌にはない魅力がある!」

とか言ってますが、僕は、貸本漫画をそんなに読んだことがないので
よく分かりません。
でも、以前、わずかに読んだ記憶をたどると、
何だかちょっと、暗くてマイナーな印象。

そう言えば何回か前の放送で、
市民団体みたいな人たちに、貸本屋さんが、

「小中学生に低俗な貸本を貸さないでください!」

なんて詰め寄られてるシーンがありましたな。
なんか、漫画はいつの時代も、規制の対象に挙げられるものなんですね。
今も、児童ポルノの問題で、規制だなんだと騒いでいます。
いつの時代も同じなんですね。

ドラマの中で、水木しげる氏の漫画家仲間が言ってました。

「自分たちが正義だと思っている連中ほど、やっかいなものはいません」

本当ですね。

正義、正義…正義とは何か。

正義の味方は、正義なのか…?

じゃあ「味方」とか言わないで「正義だ!」と言えばいいじゃないか。
やっぱり、「自分が正義だと思ってる」と思われたくなくて、
「ちょっと横から正義を支援します」的な立場にいたいのだろうか。





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