隕石が衝突した少年

少年ゲリット・ブランク（Gerrit Blank）は地球に毎時30000マイルで突入してきた隕石に運悪く衝突してしまった。

彼は学校に向かっている途中、隕石が降ってくるのを目撃。それが自分に向って飛んでくるのを見ていた。

そして、道路に激突した隕石は路面にクレーターを残し、勢い余った隕石の破片が彼の手に当たりました。

ゲリットさんは「突然手に痛みを感じて、すぐに目の前で落雷したような轟音が響いた。その衝撃で弾き飛ばされ、地面に倒れてしまいました。その後、暫く耳鳴りがしていた」と語ってます。

隕石によって手に3インチ程のケガをしたゲリットさんはその石を拾い、ドイツ・エッセン（Essen）にある専門家の所に持ち込み調べてもらった。

石を調べたエッセンのWalter Hohmann天文台のAnsgar Korte氏によると「隕石は本物です。科学者にとっては大変貴重な資料になるであろう」

そして、人に当たるのは1億分の一の確率になると付け加えた。

通常隕石のほとんどは墜落途中に空気摩擦で燃え尽きてしまい、地上に到達するのはほとんどありません。

今まで知られている中で隕石が衝突して生存してた人は、1954年にアラバマ州の自宅で就寝中に隕石が当たった女性のみです。

そんな貴重な経験をしたゲリットさんは学校で一躍有名人になっているそうです。

★Teenager hit by 30,000 mph meteroite - and lives（Mirror.co.uk）

ゲリットさんと隕石⇒