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V-Stromで小さな冒険に出る!🏍=3=3=3
キャンプツーリングはいつも過積載、すれ違うライダーの視線が痛い>_<

黒岩尾根から摩耶山へ

2011-02-06 23:41:46 | 旅行記
一週間前と打って変わってポカポカした陽気の日曜日、黒岩尾根から摩耶山を目指してハイキング。今日は穂高湖の氷に乗ったりシェール槍も探検。おまけに南ドーントリッジと高雄山山頂にも寄り道をして充実の行程になった。


・黒岩尾根
黒岩尾根分岐今回初めて歩くルート。布引から森林植物園に向かって歩いていくと手前から天狗道、地獄谷、トゥエンティクロスの渡渉を越えて3番目の分岐で黒岩尾根。

黒岩尾根は分岐の標識からいきなり急なのぼり坂が始まる山道です。

事前にネットで調べてキツイルートとは分かっていたけど、写真と目の前の現実ではやっぱりギャップが大きい。この上り坂を見ていると想像以上かもと不安がよぎる。

尾根道の前半は所々に平坦な道もあるけど、これでもかってくらいに登りが続く。

しかし、中間地点近くの標識とハイキングマップのある所からは歩きやすい山道です。熊笹が茂る道や小川流れる明るい植林帯が登りの苦労を癒してくれます。

尾根道は両脇は木に囲まれているのであまり眺望は無いけど、鬱蒼としている感じではなく気持ちのいい山道でした。

黒岩尾根は天狗道のようにハイカーで混雑する事も無くちょっとしんどいけど、静かな山歩きが楽しめる摩耶山へのルートです。

黒岩尾根の岩登り 旧神戸市堺標石 凍った谷川



・掬星台-穂高湖

掬星台から市街地を眺める昼前に掬星台へ到着。展望テラスから景色を眺めたが、急に暖かくなったためか神戸の市街地は春霞に覆われていてもやもやしているので写真を撮って早々に引き上げ。

ランチにはまだ少し早いけど、広場のテーブル席ではすでにバーナーを広げて鍋やランチ中のハイカーがちらほら。小学生のグループはBBQの準備をしている。ランチは穂高湖周辺で取る予定をしていたので掬星台ではトイレタイムのみで通過。

天上寺へ向かって歩き出すと外国の母娘に声を掛けられた。話を聞いてみると天上寺へ行きたいと言ってたのでお寺まで一緒にぶらぶら。別れてからシュラインとテンプルの単語を間違えて使ってたのに気が付いたけどアフターカーニバル^^;

天上寺から穂高湖までは摩耶別山を経由してアゴニー坂を下る。アゴニー坂は雪と氷が解けてぬかるんで滑りやすい状態。でも、登りと比べるとくだるのは楽チン♪あっという間に穂高湖までやってきた。

掬星台 天上寺 穂高湖へ



・穂高湖&シェール槍
穂高湖に乗ってみた(v^0^)今年二回目に訪れた穂高湖の湖面の氷は前回よりも厚く凍っていた。穂高湖は昔、天然のスケートリンクとして開放されてたようで、この氷結した湖面を見ると納得できる。

試しに日の当たらない湖面を恐る恐る歩いてみた。

結果…氷はびくともしません(v^0^)無茶しなければ今でもスケートリンクとして遊べそうです。

実験がすんだ所で凍った穂高湖を眺めながらランチをとろうと思い、気持ちの良さそうな場所を探しだす。しかし、ベンチは南の日陰部分にしかなく、日当たりのいい北側は遊歩道のみだった。

引き返すのもイヤなので遊歩道を堰堤の北側まで歩いてるとネットで見たシェール槍登り口と思われるポールが建っている所を発見。

麓でおばちゃんが荷物番をしているので確認してみるとシェール槍の登り口で合ってた。おばちゃんに話を聞くと「傾斜はあるけどピークまですぐにいけるよ」とのこと。

それを聞いて今日のランチは頂上で絶景を眺めながら食べることで決まり!手袋をして岩場をするすると登っていった。

シェール槍の頂上独り占め♪登っている途中、上から去年天狗道で話を交わした人に遭遇、「まさかここで会うなんてぇ」ってことでしばし立ち話。そして「また山でねっ」て別れてから岩場をよじ登るとすぐに少し開けた頂上に着いた。

山頂の周囲は遮る物が無くて360度のパノラマビュー。標高は無いけど眺めは最高にいい。足元には先ほど遊んでた凍って白い穂高湖が見える。頂上から手を振れば下からでもわかりそうなほど近い。

ピークでは岩場がいい感じに腰掛けれるし、日差しがポカポカして気持ちいい。持ってきたおにぎりを食べて、靴を脱いでくつろいでたら昼寝したくなってしまった^^

まったりしていたら自分が登って来た反対の岩場からガサゴソとした音が!デカイ動物が登って来たのかと思い身構えているとおじさんがゼェゼェ息を切らせて岩場を苦労してはい上がってきた。

聞いてみるとおじさんも初登頂でルートがわからなくて強引に登って来たとか^^;しばらく楽しい時間を過ごしシェール槍を後にした。

今回初めて登ったシェール槍は眺めがいいのにあまり人がこないし、のんびり過ごせて、すっかりお気に入りスポットになりました。

凍った穂高湖 シェール槍の岩場を登る シェール槍の眺望


・シェール道-分水嶺越林道

シェール道シェール槍から下りて来た後は反時計回りで歩いた遊歩道の続き。穂高防砂堰堤に沿ってくだって行くと堰堤下で徳川道とシェール道の分岐に行き当たる。

徳川道は前回歩いたので今日は未踏のシェール道の方を進んだ。シェール道は心地よいせせらぎを聞きながら歩ける爽やかなハイキング道。木々の間から差す木漏れ日もいい感じ。

途中炭窯跡があったり歴史を感じさせるルートです。

しばらくいい気分で散策していると徳川道と合流。徳川道も緩やかな傾斜の快適なハイキング道。折り返しで下山するのに歩くと膝にも優しくてがんがん歩が進みます。

トゥエンティクロスまで来たら渡渉しつつ水辺を覗き込んで魚やカニを探して水遊びをしながら下山を楽しむ。

再度山方面へ行くにはいくつかルートがあるけど、今回は分水嶺越林道で行くことにした。その前に歩き通しだったのでトゥエンティクロス・分水嶺越林道分岐で小休止。
いい気分で橋を渡る シェール道の炭窯跡 徳川道の渡渉


・南ドントリッジ-高雄山山頂-蛇ヶ谷

南ドントリッジへ分水嶺越林道から再度公園へ向かう途中以前から気になっていた高尾山山頂への分岐。分類例越林道の道中分岐が2箇所あったので「南ドーントリッジ」って表示されているコースの誘惑に負けて寄り道することになった。

南ドントリッジは神戸の登山を好んで歩いたH・E・Daybt(ドーント)さんにちなんで付けられたとされる。南があるので当然北もあるんですが、秘境のようなところらしい。

分水嶺越林道から南ドントリッジに入ると狭い急な坂。でも少し登るとすぐに尾根道に出てきます。そこからは所々に石柱が立っている尾根道を歩く。この石柱は神戸区と数字が彫られているが何の目的で設置されているのか分からない。

尾根道の幅は狭いけどワクワク感のある道です。楽しみながら歩いていると高雄山頂まで迷わずにあっという間に着いてしまった。

高雄山山頂(476.5m)高雄山の山頂は行き止まりの標識と周囲は木に囲まれてあまり展望は楽しめません。たまたまそこで出会ったおっちゃんも「初めて登ってきたけど見晴らしが悪いなぁ」と言ってがっかりしていました。

高雄山からは布引へ下りるか再度公園へ戻るか悩んだけど、日が山の陰に隠れるようになってきたので蛇ヶ谷へ下りて大竜寺から大師道へでる事にした。

高尾山から蛇ヶ谷へ至る道はむき出しの花崗岩の岩場は風化してもろくなってた。あまり歩く人が居ないのか綺麗な鳥がいたりする野趣あふれる静かなコース。登りではあまり歩きたくないけど下る場合は山歩きのだいご味が楽しめるルートかも。

南ドントリッジの尾根道 高尾山をくだる 蛇ヶ谷への尾根道




諏訪山公園に到着♪今日の散策終了!南ドントリッジへ寄り道したので当初想定していた時間を遥にオーバーして夕暮れ時になってしまったけど、温かいハイキング日和で探究心を満足させてくれた楽しい一日でした。



・「黒岩尾根から摩耶山へ」のスライドショー
http://photozou.jp/photo/list/185938/3583214
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ルート:新神戸駅(9:00)~市ヶ原(9:44)~黒岩尾根(10:00)~掬星台(11:40)~天上寺(12:00)~アゴニー坂(12:05)~穂高湖(12:20)~シェール槍(13:00-13:40)~シェール道(13:45)~徳川道(14:27)~トゥエンティクロス(14:45)~分水嶺越林道(15:20)~南ドーントリッジ(15:30)~高雄山頂(15:55)~蛇ヶ谷(16:20)~大竜寺(16:35)~大師道(16:47)~諏訪山公園(17:40)

・「黒岩尾根から摩耶山へ」のルートログ
http://yj.pn/lSTA2X
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ハイキングメモ
日時:2011年2月6日 8:30~17:50(自宅から)
天気:晴
気温:6℃~13℃
携帯の歩数計:36,329Step(1,156.5Kcal)
距離:約21.797Km