Dress You Up

V-Stromで小さな冒険に出る!🏍=3=3=3
キャンプツーリングはいつも過積載、すれ違うライダーの視線が痛い>_<

小熊の襲撃

2011-08-10 20:42:50 | ペット
動画にはなんの説明も無いけど野生の小熊が男性にじゃれついてます

小熊の動きが可愛くて見ていて微笑ましい^^

Bear Attacks Russian Man! - Sort of...
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交通事故

2011-08-10 19:56:20 | X-File
2ちゃんの「死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?」スレより怖い話を拾ってみた

交通事故

583 : 交通事故1 : 2011/08/08(月) 03:58:37.17 ID:cWHog7yY0 [7回発言]
大学生の頃に体験した話。
ある日、中学の時の友人からメールがあった。
内容は、同級生が自動車事故を起こした。
仲が良かった数人で見舞金を出すことになったが、
おまえも協力しないか?ということだった。
部活で三年間一緒だった友人の不幸、黙って見過ごす
わけにはいかないと、すぐに承諾する旨電話した。

「まだYの意識が回復しないんだ」
事故から一週間経って昏睡状態にあるらしく、本人とは
面会謝絶とのことだった。
「新聞にも出たし、テレビでニュースになったほどの大事故でさ、
助手席にいた彼女は即死だったみたいだ」
Yの運転する車が突然対向車線に乗り出し、大型トラックと正面衝突した
という話に耳を疑った。
自分の知っているYは責任感の強い真面目な男で、そんなミスをするような
タイプではないと思った。
584 : 交通事故2 : 2011/08/08(月) 04:00:54.98 ID:cWHog7yY0 [7回発言]
とはいえ高校も別々で疎遠になっていたし、こちらが地元を
離れた一年くらいは一度も会っていなかった。
「俺は高校卒業して大学でちょくちょく会うようになったけど、
おまえはどうかなと思ってさ」そう友人は気兼ねしたらしいが、
人の生き死にに係わること。
明日はわが身という思いで、すぐ友人に送金した。

それから半月ほどして「どうやら意識は回復した、骨折や鞭打ちのリ
ハビリも始められそうだ」との連絡があった。
その二ヵ月後「まだ人と会える精神状態じゃないらしい。健康の為にも、
早く立ち直って欲しい」とのことだった。
そして一月後の夏休み、僕は帰省した。



585 : 交通事故3 : 2011/08/08(月) 04:04:09.10 ID:cWHog7yY0 [7回発言]
の不安を察知した彼女が振り返ったが、後部座席には何も見えなかったらしい。
ただ、床に転がってる「何か」を確認しようとして、シートベルトを外し、上半身を
捩ったそうだ。

「その瞬間、彼女は悲鳴を上げた。Yも気を取られて一瞬彼女を見た。反射的にブレーキを
踏もうと前方に目をやると、即道左側に女性の姿があり、動揺してハンドルを反対車線側に
切った。そして、正面衝突だよ」

沈黙を破るように、友人がSに訊ねた。
「じゃあ車を止めようとした場所に、たまたま女性がいたってことか。そこって歩道じゃ
なくて、道路?」
Yはどう答えていいか悩んでいるかのように間をあけた。
「Sはまだ混乱してる。あと、誰かのせいにしたいのかもしれない。だから話半分で聞い
てくれ。あと、この場にいる以外、誰にも言うなよ。俺もわけが分からないんだ」


588 : 交通事故3 : 2011/08/08(月) 04:07:02.81 ID:cWHog7yY0 [7回発言]
やばい。ミスった。
見舞金を出した友人らとの飲み会も、Yの話でしんみりしたものになった。
そこそこ酒が回り、Yと一度だけ面会したというSが急に切り出した。
「ここだけの話、絶対に誰にも言わないでくれ。俺も未だに信じられないんだ」
と深刻な顔つきになった。
みなが疑問に思っていた事故の原因について、Sは眉をひそめて話し出した。
「夜の十一時、小雨混じりの天気だったけど、交差点もない見晴らしのいい四車線道路。
車はオヤジさんの軽セダン。みんな居眠り運転だと思ってるよな。ていうか、それ以外
ありえないよな」Sは周囲を気にする素振りで、ふっと個室の入り口を見た。
「Yもまだショックから立ち直っていないし、彼女を死なせた事実を認めたくないのかも
しれない」そう断りを入れると、信じられない話を始めた。


590 : 交通事故4 : 2011/08/08(月) 04:09:09.32 ID:cWHog7yY0 [7回発言]
「Yが言うには、運転してる最中、バックミラーに人の顔が映ったそうだ」
二人だけのドライブ。誰もいないはずの後部座席に人の顔がある。
人間がいるのではなく、人の顔がある。
「それが消えたり現れたりしたそうだ」
Yの不安を察知した彼女が振り返ったが、後部座席には何も見えなかったらしい。
ただ、床に転がってる「何か」を確認しようとして、シートベルトを外し、上半身を
捩ったそうだ。

「その瞬間、彼女は悲鳴を上げた。Yも気を取られて一瞬彼女を見た。反射的にブレーキを
踏もうと前方に目をやると、即道左側に女性の姿があり、動揺してハンドルを反対車線側に
切った。そして、正面衝突だよ」

沈黙を破るように、友人がSに訊ねた。
「じゃあ車を止めようとした場所に、たまたま女性がいたってことか。そこって歩道じゃ
なくて、道路?」
Yはどう答えていいか悩んでいるかのように間をあけた。
「Sはまだ混乱してる。あと、誰かのせいにしたいのかもしれない。だから話半分で聞い
てくれ。あと、この場にいる以外、誰にも言うなよ。俺もわけが分からないんだ」



591 : 交通事故5 : 2011/08/08(月) 04:13:05.45 ID:cWHog7yY0 [7回発言]
やっぱり他人にする話じゃなかったかな・・・
とりあえず読んでる人がいるみたいなので続ける。

つまり、その女性が横断歩道のない道路を渡ろうとして、それを避ける為に
事故が起きたという解釈ができた。
Yの前方不注意は問われるが、居眠り運転ではなかったことが証明されることになる。
「その徘徊老人ぽい女性はどうなった?」誰かがそう問いかけた時のSの顔は今でも
覚えている。本当に混乱して、苦しそうな表情だった。
「Yの奴、頭がなかったって言うんだよ。スカートは履いてたけど、首から上はなかったそうだ」

今日久しぶりに事故のあった国道を車で通った。
誰かが手向けたプラスチック製の菊の花が、数年前と同じく、枯れないままそこにあった。

これで終わり。読みにくくてすまんかった。


あの頃の俺は

2011-08-10 08:51:44 | X-File
2ちゃんの「死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?」スレより怖い話を拾ってみた

あの頃の俺は

482 : あの頃俺は① : 2011/08/07(日) 01:49:43.36 ID:8+D+0Nzg0 [6回発言]
20年ほど前の話なんだ。
あの頃俺は、アウトドアが大好きだった。
バブルの余韻で激増した、にわか好きじゃない、本物志向だ、
今思えば恥ずかしい思考だが、俺はいささか意地になって、
ホンモノのアウトドアの達人を目指していた。

さて、ホンモノとなるため、俺が考えたのは、本に無い情報の収集だった。
誰も知らない絶景が見られる穴場や、誰も行かない山奥で桜の咲き誇る
秘密のお花見スポット、宿も何も無い森の奥に湧き出ている温泉等々、
そういう場所を知っている事に、一人優越感を感じ、満足していた。
そういう場所を知る為に、休みになると一人自然に分け入っていた。
483 : あの頃俺は② : 2011/08/07(日) 01:55:44.21 ID:8+D+0Nzg0 [6回発言]
ある時俺は、山深い場所で、県道から林道への入り口を探していた。
林道は一向に見当たらず、やがて谷合に小さな川が見えた。
地図上に川は無い、地図上の地形を読んでも、川は近くに無い筈だ。
つまり迷った。まあ、よくあることだ。
林道探しに戻っても良かったが、小川に何となく興味が湧いた。
トレッキング用の靴に履き替え、下り口らしき所から川原に降りてみた。
割と水量はある、澄んだ水だ。チラと魚の影がよぎる。
上流に淵らしき広がりが見えたので行ってみると、いるいる!すごい数の魚影だ。

484 : あの頃俺は③ : 2011/08/07(日) 01:59:20.35 ID:8+D+0Nzg0 [6回発言]
またスゴイ場所を発見した感慨に浸っていると、さらに上流から重々しい音が響いてくる事に
気付いた。やった滝だ。
これはまたまためっけもんかも?興奮しながら沢登りを開始、10分程で割合大きな滝が見えてきた。
落差10m程、水量も見事、滝つぼ周りは広い河原になっていて、キャンプに最高!
恐らくここは○○山の南西か等と考えながら、ふと滝を見上げると、人がいた。
滝の上から人が身を乗り出して下を見てる。

485 : あの頃俺は④ : 2011/08/07(日) 02:02:48.10 ID:8+D+0Nzg0 [6回発言]
修験者の様な白い服に長い髪、年齢や性別はよく分からなかった。
突然、その人が滝から落ちた。
俺は、驚いて滝に駆け寄ろうとしたが、その時誰かにガッシリと右肩を掴まれた。
驚いて右を見ると、大きな体格の爺さんが俺の肩を掴んでいた。
「動くな」爺さんはそれだけを言った。その目は滝の上をじっと見つめていた。
俺もその視線を追って、再び滝の上を見上げると、何とまた修験者がいた。

487 : あの頃俺は⑤ : 2011/08/07(日) 02:09:15.41 ID:8+D+0Nzg0 [6回発言]
しばらく下を見て、また滝つぼに飛び降りた。
恐ろしくなり、爺さんにこれは何だと聞こうとしたが、爺さんは消えていた。
周囲を見回したが、誰も居なかった。俺は恐ろしくて震えた。
まだ日は高かったが、それでも恐ろしかった。
俺はきびすを返して川を下った。背後はまったく振り返らなかった。
そして、アウトドアの趣味も捨てた。あれから20年になる。