蒜山高原キャンプツーリング

この夏ソロで行った蒜山高原キャンプツーリングのまとめ。

今年の夏は蒜山高原も例外なく猛暑が襲っていました。行ってみると想像してたよりも暑く、夜は雨が降ったせいで湿度も高くテントの中は少し蒸し暑気温だった。でも、エアコンが無くても眠れるので平地に比べるとかなりマシやった。

帰りは山の中を中心に走ってたので岡山県内は快適だったけど、太子龍野バイパスから自宅までの走行は37℃の熱風に吹かれ続けてたので、走りながら熱中症になるかと思った。

日時：2010年8月21日9：00～22日15：20
天気：晴れ一時雨
気温：21℃～35℃
キャンプ地：蒜山高原キャンプ場

★プラン編
★1日目
★2日目

・「蒜山高原キャンプツーリング」のスライドショー
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・「蒜山高原キャンプツーリング」のルートマップ

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ツーリングメモ
走行距離：488.1km（1日目：247.8km　2日目：240.3km）
平均燃費：28.1km

経費
高速代：1950円
ガソリン代：2245円
宿泊費：蒜山高原キャンプ場1000円
食費：2156円（道の駅風の家で蒜山焼きそば・みかもストアでジンギスカン材料と朝食・スーパー蒜山で飲み物と岡山チーズムース）
合計：7351円

★蒜山高原キャンプツーリング(2010/09/24-25)

蒜山高原キャンプツーリング…2日目

蒜山高原キャンプツーリング2日目は出来るだけ涼しい山道を走って神戸に帰るルート。

立ち寄りポイントは山乗渓谷～奥津温泉～大島食堂～荒坂峠



キャンプ場で深夜少し雨が降ったが、起きた頃にはスッカリ止んでいた。太陽が昇る前の朝の静寂は自宅では体験できないで清々しい気分。

テントから出て朝霧の中を散策しているとミヤマクワガタを発見！

やっぱり早起きは三文の徳やなぁ^^

テントに戻り寝袋やベッドを片付け終えた頃、蒜山から太陽が昇ってきた。日が昇ると一気に霧が晴れて、気温もぐんぐん上昇。でも、これでやっと夜露が付いたテントを乾かせます。

朝食後汗だくになりながらテントを片付け、炊事棟で水を浴びて9時半にキャンプ場を出発。

朝の清らかな空気の中走ってると道の駅「蒜山高原」手前でトウモロコシが並んでいる即売所見つけた。
おやつにとうもろこしを食べたかったので引き返して農家のおっちゃんと雑談。話をしているうちに「茹でたるから食べていき」ってお呼ばれしてしまった^^;



おっちゃんの話だと今年は暑くて農作物の出来がよくないとか…世間話をしながら茹でトウモロコシを待った。その間も次々とトウモロコシを予約している常連さんがやってきて楽しい雑談タイム。

途中あまりにも暑そうにしてたので建物横で湧いているキンキンに冷えた湧水もごちそうになった。その湧き水は近くにある塩釜の湧き水より美味しいらしく、飲んでみると甘～い♪こんな美味しい水を飲んだの始めてかも。

茹で上がったトウモロコシは普段食べるモノよりも美味しくて、感動的な甘さで口の中がいっぱいになった！

想定外の寄り道になったので道の駅を素通りしてそのまま山乗渓谷へ乗り込んだ。山乗渓谷の涼水亭は今年度最後の営業日、沢山のお客さんが流しそうめんを求めて早くから来ていた。

ここで時間を消耗すると余裕がなくなりそうなので流しそうめんをスルーして次の目的地加茂町の大島食堂へ

木々に囲まれた涼しい県道445号下和奥津線～県道75号奥津加茂線の山道を走り12時に加茂町の大島食堂に到着。楽しみにしていた津山ホルモンうどんを食べようとお店の前に行くと・・・暖簾が出ていない！もしやと思い電話したらお休みだった(T_T)

お腹を空かせて悲しい気分のまま最後の目的地荒坂峠へ

楢井・行重の集落を抜け県道68号津山加茂線の細いくねくね道を駆け上がっていく。途中「車両通行止め」の看板があるけど、津山側へ抜けれるのは調べ済みなので気にせず突き進んだ。

でも、走ってみてネットで書かれている事は冗談ではないのが身に染みるほどとんでもない峠だった。

写真やYouTubeに動画が公開されているけど、画像では実際の状況は伝わりにくい。荒坂峠は気楽な考えで行くと後悔するほどの峠道。

泣きそうな気分になりながら峠を越え、県道476号の三叉路までくだりやっと生還出来た達成感で緊張が解けた。

その後は交通量の少ない道を選び佐用～新宮を経由して南下。国道2号線で太子龍野バイパスに乗って一気に神戸に戻ってきた。予想はしていたけど、下界の暑さは異常！

どんなに速度を上げても熱風が吹き付けるだけなので、走りながら熱中症になりそうだった>_蒜山高原キャンプ場の朝
★寄り道…トウモロコシ即売所
★荒坂峠のお地蔵さん
★蒜山高原キャンプツーリング…1日目
★蒜山高原キャンプツーリングまとめ

蒜山高原キャンプツーリング…1日目

残暑厳しい2010年の夏、かねてより計画していた岡山県最北端の蒜山高原へ避暑ツーリングに行ってきた。



★蒜山高原キャンプツーリング（プラン編）

さてさて、計画通りに走れたかな？

日時：2010年8月21日9：00～22日15：20
天気：晴れ一時雨
気温：21度～35度

1日目
9時に出発して給油後、適当に休憩をはさみながら新神戸トンネル～阪神高速北神戸線～中国自動車道～米子自動車道を走行。

予定通り昼頃に蒜山ICを出て道の駅「風の家」に到着。駐車場には大型バイクがたくさん止まっている。蒜山や大山をツーリングするバイカーの休憩ポイントかな？

お昼は蒜山焼きそばと決めていたけど、お腹が空いているので駐車場まで漂う「蒜山ドッグ」や「あめごの塩焼き」のいい匂いに目移りをしてしまった。

でも、目的の蒜山焼そばを食べるまでガマン！
蒜山焼そばは屋外のテントと屋内の食堂ので販売していて、テントでは500円、エアコンのある食堂では600円で販売してた。見た感じ全然違う店のようなので涼しい食堂を選択。流石ご当地グルメほとんどの人が「蒜山焼そば」を食べていた。

期待して食べてみたが、いまいち自分の口に合わなかった。

ランチ後はいよいよ蒜山高原キャンプ場へ

でも、その前に今夜のジンギスカンの食材を調達するためネットで調べたスーパー「みかもストアー」へ…町内では3軒ほどスーパーが確認出来たけど、ラム肉は「みかも」でしか見当たらなかった。

キャンプ場へは「みかもストアー」からバイクで10分ほどで到着。

チェックインで「ツーリング応援キャンププラン」の予約をしていると告げて、受付を済ませて指定された105番サイトへ。。。今回は夏キャンプなので涼しげな大きめなテント「ティピー」を持ってきた。

ティピーの設営は来る前に事前に1度試し張りしたのですぐに済んだ。



でも、その頃から山の様子があやしくなってきた為、念のためと思い防水と防虫スプレーをテントに施した。全部終わった途端、ついにやってきました大粒の雨。

夕立のような雨のせいで、この後予定していた大山環状道路で大山を周回するプランが消えてしまった。

残念な気分やけど、走り出してたら土砂降りで最悪な気分になってたかも知れないと考えると不幸中の幸いだったかも。

雨が止むまでの間炊事棟で雨宿りをしている岡山市内からツーリングで来ていたおにいさんと話したり、受付棟でショップや施設の案内を見て手持無沙汰な時間を過ごした。

雨は夕飯時間に合わせたようにあがったので場内で一斉にいい匂いが漂い始めた。今夜のキャンプご飯は手軽なジンギスカン。でも食べる前に汗でベタベタになった体をシャワーで流してサッパリする事にした。

夜の帳が下りる頃いよいよ夕飯の準備。釜飯でご飯が炊けるまで生のキャベツをかじるながらラム肉の下ごしらえ（ジンギスカンのタレに漬けるだけ）。後は炊きあがるタイミングで一気に焼いてジンギスカンの出来上がり。

久々に食べるジンギスカンは美味かったぁ。



食後はのんびり夜風に当たり、毎日パソコンで酷使した目で沢山の星を眺めながら優雅な時間を過ごした。

夜は湿度が増して少し蒸し暑かったけど、エアコンなしでも眠れる温度。ベッドに横たわっていると一日の疲れでいつの間にか眠ってしまった。。

★今日のランチ…蒜山やきそば
★蒜山高原キャンプ場
★今日のキャンプご飯…ジンギスカンライス
★リラックスタイム突入！
★蒜山高原キャンプツーリング…2日目
★蒜山高原キャンプツーリングまとめ

荒坂峠のお地蔵さん

奥津温泉から県道75号加茂奥津線を走りお昼のランチを加茂町の「水島食堂」で津山ホルモンうどんを食べようとしたが、日曜日が定休日だったのをスッカリ忘れてた。。。

傷心のまま「八つ墓村」のモデルになった津山三十人殺しの都井睦雄君が猟銃で最後を迎えたと言われている荒坂峠を目指した。

県道68号津山加茂線で加茂町楢井を抜け、九十九折でコンクリートの隙間から草が生えてる道を登り荒坂峠へ。

「車両通行止め」の看板は立っているが、地図を見ると道が通じているのでそのまま突入すると、いきなり急勾配！250ccのスカイウェイブでもやっとで登っている感じ。

車1台がやっとで通れる道幅で対向車が来たらバイクでもすれ違えない。

前から何も来ないことを祈りながら必死に登っていると、ロケット発射台のような急坂の先に空しか見えないところが！

このまま勢いよく行けば空を飛んでしまいそうなカーブにヒヤヒヤしながらほどなく峠頂上へ到着。

そこにはお地蔵さんがぼつんと置かれていて峠を越える人の安全を見守っているようだった。


睦雄君が自殺したのはこのお地蔵さんの裏手を登ったところですが、ここに来るだけで神経をすり減らしてしまったのそのまま峠を下った。

津山側の下りは周りを林に囲まれていて登ってきたときよりも気分的に楽。でも、ヘアピン続きの転げ落ちそうな急な下坂はブレーキが焼きつきそうだった。

カーブが緩くなり、目の前が開け、畑が見えてきて人の生活感が感じられる空間にでてやっと緊張感が解けた。

距離的には5キロほどの道ですが、走っていてやたらと長く感じた。

前から来てみたかっただけに感慨深いけど、相当な覚悟が無いと走れない危険な道路です。

村人を三十人殺めた後に猟銃を抱えて駆け上ってきた超人的な睦雄君の体力・気力に驚かされます。健康な人でも走って登るだけで死ねそうな峠でした。

YouTubeで同じ雰囲気の動画発見！

★岡山県道68号[険道] 荒坂峠　加茂～津山側
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★蒜山高原キャンプツーリング…2日目
★蒜山高原キャンプツーリングまとめ

寄り道…トウモロコシ即売所

蒜山高原キャンプ場を出てすぐ寄り道で立ち寄った即売所で甘いとうもろこしをゴチソウになった。

朝のおやつに道の駅蒜山高原でとうもろこしを食べようと考えていた所いいタイミングで発見。

こういう裏の畑で取った野菜を販売しているところの方が絶対に新鮮で美味しい筈！

引き返して作業中のおじさんと作物の話をしていると、取ったばかりのとうもろこしを茹でてごちそうしてくれた。

おっちゃんありがとう♪

今度来るときはいっぱい買って帰ります^^

★蒜山高原キャンプツーリング…2日目
★蒜山高原キャンプツーリングまとめ