HIKOの趣味三昧な日々

趣味の音楽やスポーツについて、日々の気付きとともに書きつづっていきます

Lee Konitz 「Subconscious-Lee」

2006年06月05日 22時25分54秒 | CD
今日は晴れていましたが、若干気温が低い感じでした。
さて、今日は仕事で横浜に行った帰りに横浜駅西口の「レコファン」でCDハンティングしてきました。この店は横浜駅近くとは思えない畳屋さんのビルの3,4階にあって、ジャズもロックも豊富な品揃えと商品の回転の良さが売りです。

【今日の収穫】
●Lee Konitz 「Subconscious-Lee」(写真)
のこのアルバムは、クール派のレニー・トリスターノの門下生であるアルト・サックス奏者リー・コニッツの1949~1950年のプレスティッジにおける記念すべき初レコーディングです。
音色はソフトですが、やや無愛想な感じで、まさに「クール」なコニッツのアルト・サックス。
彼は1945年にレニー・トリスターノと出会い、その音楽理論に共鳴し、ビ・バップ・ムーブメントから脱却し、トリスターノ・スクールの門下生としてクール・ジャズの世界の探求に邁進しました。
既存の曲のコード進行を用いて、新たなメロディを創造する点ではビ・バップとアプローチは共通しますが、そこに独自の肌触りのサウンドを付け加えたのがクール・ジャズであり、知的にコントロールされたまさに「クール」なサウンドにリー・コニッツの柔らかいが冷ややかで耳ざわりの良いアルトの音色はとてもよくマッチしています。スピード感のあるアドリブもシャープな切れ味を感じさせます。
《Personnel》
LEE KONITZ alto sax
WARNE MARSH tenor sax
LENNIE TRISTANO piano
SAL MOSCA piano
BILLY BAUER guitar
ARNOLD FISHKIN bass
SHELLY MANNE drums
DENZIL BEST drums
JEFF MORTON drums
「輸入盤・OJC」満足の1,155円でした。