HIKOの趣味三昧な日々

趣味の音楽やスポーツについて、日々の気付きとともに書きつづっていきます

STAN GETS 「SWEET RAIN」

2006年06月21日 20時57分00秒 | CD
梅雨の中休み3日目。今日も何とか降られずに済みましたが、一日中曇りがちで蒸し暑い日でした。
そういえば今日は「夏至」。どうりで朝明るくなるのが早いわけだ~。

さて、今日の仕事は朝は横浜、その後藤沢に戻って午後から小田原と忙しい一日でした。でも仕事の後はいつも小田原に行ったときに立寄る古本屋さんに行き、中古CDのハンティングをしました。

【今日の収穫】
●STAN GETS 「SWEET RAIN」(写真)
この小田原の店は古本とゲーム・ソフトがメインでCDの在庫は少ないのですが、よく探すと他の店には絶対ないようなCDが意外な安価で埋もれています。
今日はJAZZの仕切り板が入っているところには10数枚しか在庫がなく、「今日は収穫なしか」と半ばあきらめながら未練がましくROCKの棚を端から見ていくと、「S」のところになにやら良さげな白い紙ジャケCDが・・・・動物的勘がピピッと働き、すかさず取り出してみると、STAN GETSという文字、タイトルは「Sweet Rain」とあります。収穫!収穫!
どうやらこの店はジャズに関しては全く知識も関心もないようです。そういえばアル・ディ・メオラがROCKの棚に、THE SQUAREがサントラの棚にありました(笑)。
さて、この作品は1967年の録音で、ボサ・ノバ・ブームで一世を風靡したスタン・ゲッツが、チック・コリア(p)、ロン・カーター(b),グラディ・テイト(ds)という珍しいメンバーのカルテットで、久々にオーソドックスなジャズに取り組んだアルバムです。
スタン・ゲッツは50年代が絶頂期だという声が強いですが、60年代のゲッツも気力、実力とも充実していて、このアルバムを含めヴァーヴ・レーベル時代のゲッツは最高ですね。
この翌年に名作「ナウ・ヒー・シングス・ナウ・ヒー・ソブス」を吹き込み、その後「リターン・トゥー・フォエーバー」で大ブレイクする直前のチック・コリアのピアノがまた素晴らしく、ラテン系の明るさを感じさせるリズムやフレージングがゲッツのクールで流麗なサックスとブレンドされて、絶妙な味わいを醸し出しています。
「国内盤・紙ジャケ完全限定版・帯なし(惜しい!)」奇跡の819円でした
しかし中途半端な金額(780円+税)ですね。

帰宅後、昨日と同じコースをランニング。所要時間は昨日より1分短縮!
がんばったご褒美は「氷結パイナップルクーラー(夏限定)」でした。