北海道フリーパスの旅・３日目

★2011北海道フリーパスの旅（３日目）★

　きょうは6月11日。東日本震災が発生して３ヶ月目です。
　被災地では未だ大変な状況が続いています。2週間後に岩手県の被災地を訪問する予定ですが、それまでに私の元気を補充しておくことにします。
　また、今夜と明日の夜は天文指導員研修の第7回目と8日回目が開催されますが、事前に休むことを科学館に連絡済です。


　それでは北海道フリーパスの旅３日目です。

　茶色が本日乗車する路線です。画面を拡大してご覧ください。

　特急列車2本、普通列車1本、合計3本の列車を乗り継ぎ、網走と釧路方面に行きます。
　石北本線（新旭川経由）で網走まで行き、釧網線で釧路まで、釧路から根室本線～石勝線～千歳線を経由し札幌に戻ります。


　札幌を7時21分に出発する網走行きオホーツク1号です。

【14時20分：記事追加】

　旭川手前の水田風景。田植えが終わっていました。


　遠軽（えんがる）駅で列車は進行方向が変わります。3分間の停車で危うく置いていかれそうになりました。


　12時46分、定刻通り網走に到着。


　駅の近くにある軽食店アンジローで昼食。ここには確か3度目です。


　駅に戻り、網走14時26分発釧路行き普通列車に乗車しました。

【14時50分：記事追加】

　原生花園は霧の中でした。

【16時00分：記事追加】

　緑駅で停車しました。私が乗車しているのは右側の列車。
　左は釧路から来た列車。ここで運転士さんだけ列車を乗り換えます。

【17時10分：記事追加】

　途中の摩周駅で22分間の停車。駅舎のすぐ隣に足湯がありました。


　早速、入浴。隣の観光客に写してもらいました。
　むくんだ足にとってもいいみたいです。あ～、極楽極楽。

【18時10分：記事追加】

　車窓から写した悠々と流れる釧路川。

【19時10分：記事追加】
　途中、線路を横切る鹿の群れに遭遇し、2回スピードダウンしました。




　18時29分に釧路駅到着。


　19時08分札幌行き特急スーパーおおぞら14号に乗車。（この列車は5月27日の、あの事故と同じ便です）


　夕飯は、鶏唐揚げ寿司セット360円＋ビール240円にしました。

　本日の乗車はこれで終了です。走行距離892.1km、乗車時間13時間17分でした。おやすみなさい。

北海道フリーパスの旅・２日目

★2011北海道フリーパスの旅（２日目）★

　6月10日（金）北海道フリーパスの旅２日目です。


　茶色が本日乗車する路線です。画面を拡大してご覧ください。

　特急列車6本、普通列車5本、合計11本の列車を乗り継ぎ、江差、室蘭方面へ行ってきます。昨日6月9日（土）に乗車した路線とかなり重複していますが全線乗車するためには列車ダイヤ上、こうする他ありませんでした。
　往路も復路も千歳線（苫小牧経由）になります。


　昨日と同じ函館行きスーパー北斗2号に乗車しました。7時ちょうどに発車します。

【10時20分：記事追加】

　10時11分に函館到着。スーパー白鳥26号に乗り換えます。Ｓ白鳥は10時17分に発車。左に写っている青い列車は札幌から乗ってきたスーパー北斗2号です。

【11時10分：記事追加】

　10時55分に木古内駅で降車。ここで少し早い昼食を食べます。駅前に駅前飯店急行という店に入って名物の焼きそばを注文しました。

【11時50分：記事追加】

　ちょっとショッパイけど、美味しかった。私は超薄味好みなので悪しからず。700円でした。


　木古内駅に戻り、11時48分発江差行き普通列車に乗車。本日3本目の列車です。

【13時10分：記事追加】

　12時55分、終点江差に到着。帰り便の発車まで18分しかありません。


　乗ってきた列車がそのまま帰りの列車になります。
　13時13分に発車します。これが本日4本目の列車です。

【14時50分：記事追加】

　14時19分に木古内に戻って、函館行き特急待ち。


　スーパー白鳥19号に14時34分に乗車します。

【15時20分：記事追加】

　15時10分に函館に到着。15時18分発の北斗13号に乗車しました。画像がワンパターンで申し訳ありません。

【16時10分：記事追加】

　大沼の水面がキラキラと輝いていました。


　16時ちょうど、森で北斗13号から降り、鹿部経由函館行きの普通列車に乗り換えました。これで本日7本目の列車です。

【18時00分：記事追加】

　16時40分、鹿部駅停車。可愛い駅です。


　鹿部の次の駅、流山温泉駅になぜか新幹線が…。塗装が剥げて何だか哀れでした。

　駒ケ岳の麓を時計回りにぐるっと回って函館に着いたのが17時39分。
　いったん函館駅の改札を出て、今回は、かに弁当を奮発しました。18時24分発車の北斗19号の車内で夕飯です。

　キャビンアテンダントさんにお願いして撮影してもらいました。周囲の視線で少し恥ずかしかったです。

【21時00分：記事追加】
　北斗19号にそのまま乗って札幌に帰ればいいものを、全線乗車を達成するためには室蘭まで行く必要があります。東室蘭で定刻2分遅れの20時34分に到着し下車。


　21時01分東室蘭発室蘭行き普通列車に乗車。

列車のプレートです。

　室蘭には8分間滞在し、折り返し便に乗って、また東室蘭まで戻ってきます。本日9本目と10本目の列車になります。

【21時50分：記事追加】

　室蘭滞在8分では、白鳥大橋を写すことは無理でした。

　21時35分に東室蘭に戻り、札幌行きスーパー北斗21号に21時40分乗車し本日の予定は終了です。本日の走行距離929.8km、乗車時間12時間33分でした。おやすみなさい。

北海道フリーパスの旅・１日目

★2011北海道フリーパスの旅（１日目）★

　6月9日（木）北海道フリーパスの旅１日目です。


　茶色が本日乗車する路線です。画面を拡大してご覧ください。

　特急列車4本、普通列車2本、合計6本の列車を乗り継ぎ、青森方面まで往復します。
　往路は千歳線（苫小牧経由）で、復路は函館本線（小樽経由）で札幌に戻ります。


　函館行き特急スーパー北斗2号です。札幌を7時ちょうどに発車。

【8時50分：記事追加】

　長万部の18km手前にある小幌（こほろ）駅を通過中に撮影。この駅は普通列車も上下16本中8本が通過。幹線にある駅ですが、停車する列車は僅か8本のみという幻（？）の駅。

【10時40分：記事追加】

　函館駅に到着。いったん駅舎から出て撮影。


　これから乗る新青森行き白鳥28号です。
　左に小さく写っているのは札幌から乗ってきたスーパー北斗2号。折り返しで札幌に戻るスーパー北斗7号になります。

【13時10分：記事追加】
　
　12時07分から38分に青函トンネルを抜け、青森県最初の駅、津軽今別に12時38分に停車。駅名表示はJR北海道になっています。


　特急白鳥が走行している海峡線から見た津軽線。左が進行方向（青森の方向）。残念ながら中小国駅の駅名表示は写し損ないました。


　12時52分に蟹田到着し、下車。

【15時30分：記事追加】
　1時間ほどの列車待ち合わせ時間を利用して、蟹田駅前のウェル蟹というあまり大きくない物産館でコーヒータイム。その後、近くの海岸へ。北海道や下北半島がうっすら見えていました。


　本日3本目の列車。蟹田から津軽二股まで乗車します。


　途中、30秒ほど停車した間に中小国の表示を撮影しました。


　14時45分、津軽二股に到着。ここで降車しました。


　津軽二股と津軽今別は階段と通路でつながっています。


　45段の階段を登って100mほど歩くと津軽今別駅。後方左が津軽二俣駅に隣接した物産館です。

【17時10分：記事追加】

　15時35分に函館行き特急白鳥23号が津軽今別に到着。本日4本目の列車になります。


　15時48分、竜飛海底駅に停車。見学整理券を持っている人のみホームへ降りられるので、持っていない私は、列車内の窓から駅表示を写しました。


　19時11分発の札幌行き特急北斗17号に乗車します。

【18時50分：記事追加】

　18時36分に長万部で降車しました。倶知安経由札幌行き普通列車を約1時間待ちます。雨が降ってきたので、近くの温泉に行くのは諦めました。

【19時40分：記事追加】

　本日6本目、19時46分長万部発の普通列車に乗車。倶知安、小樽を経由して23時54分に札幌に到着予定です。

　これで本日の走行距離は874.0km、乗車時間は12時間06分になります。
　長い記事をここまでお読みいただきありがとうございました。おやすみなさい。

北海道フリーパスの旅・中小国駅

　前の記事【北海道フリーパスの旅・前夜】の続きです。

　北海道フリーパスは、北海道内のJR全線と木古内（きこない）から中小国（なかおぐに）までの海峡線に乗車できます。

　北海道から青森方面へ行く場合、中小国に停車する列車がないため、JR北海道の全路線乗車達成には、次の停車駅である蟹田（かにた）まで行かざるを得ません。
　なお、海峡線を走る普通列車はありません。海峡線を走っていた快速列車は2002年11月末で廃止されました。



　中小国から蟹田まではJR東日本の路線なので、別に特急券や乗車券が必要になります。今回は次の3枚をフリーパスと同時に札幌駅で発券してもらいました。


　上段は、津軽今別から蟹田までの手書き特急券（500円）。
　下段左は、中小国から蟹田までの乗車券（180円）。
　下段右は、蟹田から津軽二股までの乗車券（320円）。

　津軽二股と津軽今別は実質同じ駅なので、通路や階段を歩いて数分でホームに到着します。帰路は津軽今別から特急白鳥に乗車するプランを立てました。

　前述の特殊事情のためか、JRの発券機械「MARS」では津軽今別から蟹田までの特急券が発券不可能とのことで、手書き発券になりました。
　手書きの発券は、1970年に高校の天文同好会で大雪青年の家へ行った際の学生団体割引券以来、実に41年振りでした。発券してくれた係員さん、お手数をおかけしました。m(_ _)m

　「7日間北海道全線乗車苦行の旅」を明日からブログに随時投稿します。お楽しみに！（誰も楽しみにはしていないかもしれませんが…）

北海道フリーパスの旅・前夜

　「北海道フリーパス」という切符を利用し、明日2011年6月9日から鉄分補給の旅に出ます。

　この切符はJR北海道線の特急・急行列車の普通車自由席が７日間乗り放題。普通車指定席も6回まで利用でき、北海道を巡るには便利な切符です。詳しくは【JR北海道の切符サイト】をご覧ください。


　これは、4年前の2007年7月に利用した北海道フリーパス（グリーン車用）です。7日間で20本の列車に乗車しました。

　2009年3月末まではグリーン車用のフリーパスも販売されていましたが、2011年現在、普通車用だけが販売されています。


　明日から利用する「北海道フリーパス」です。今回、初めての試みとして、7日間でJR北海道全線の乗車を目指します。

　下の画像の青い路線がJR北海道の路線で、北海道内の全線と海峡線の木古内（きこない）から青森県の中小国（なかおぐに）駅まで2,499.8kmになります。（2011年6月1日現在）



　道内各地で宿泊すれば効率的に全線乗車可能ですが、宿泊代がかからないよう日帰りで札幌の自宅に戻ってくる無茶な計画を立てました。同じ路線を何回も通って効率が悪いですが、逆に乗車距離が稼げます。妻は呆れています。普通はこんなことしませんよね～。

　今回2011年は、48本の列車に乗車し、87時間36分で5,884.0kmを走破します。この走行距離は、北海道の稚内駅から九州の枕崎駅まで行き、また札幌駅に戻ってくるまでの距離5,892.8kmとほぼ同じになります。

　車両故障・人身事故・鹿や熊などの衝突事故がなければ何とか達成できるはず。でも、大事故が2011年5月27日に発生しました。

　北海道フリーパスを購入したのは5月27日の昼過ぎです。その日の22時頃に釧路発札幌行きの特急列車「スーパーおおぞら14号」の脱線火災事故が発生しました。
　新聞の見出しはこうです。
　「JR特急脱線」「闇と煙」「命懸け脱出」「息苦しくて死ぬかと」…
　今回、この列車には2回乗車する予定になっています。ヒェ～！