あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

山茶花を見上げることもつらいあさ   あきオジ

2011-11-17 04:42:13 | 日記
神代植物公園です。
外に出かけることができるのは幸運です。

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泣くほどの軽い別れは昔あり  時実新子

起きて寝て芋虫ならば蝶になる  時実新子

別れ話の割箸につく口紅  時実新子

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夏目漱石も夫婦の緊張関係の中で小説を書いたようですし、森鴎外も同じです。ある主の関係の緊張は作家には必要なのですね。でも、作家でもない私はいりません。ぼんやりの日々で十分です。

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あといくつ桜にひたるときあるか  あきオジ

2011-11-17 04:30:48 | 日記
神代植物公園です。

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仕事が忙しくて
今週は写真を取りに出かける余裕がありません。
まあ、そんなことも言いたい気分です。

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影もぼそぼそ夜ふけのわたしがたべてゐる  山頭火

あきふかい水をもらうてもどる  山頭火

みぞるる朝のよう燃える木に木をかさね  山頭火

(山頭火の技巧的でちょっと気負った句もいいですが、それを抜けだしてしまった句がいいですね。そんな気がします。それが山頭火の魅力なのですね。ですから、いいなと思えるのは全体であるのですが、具体的にどれがいいということで選ぶことがあるとしたら、数点しかないような気もします。)

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「どうにでも」そんな言い方似合う葱  あきオジ

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菊の朝などなきぞ悲しき軽い洒落 あきオジ

2011-11-17 04:20:29 | 日記
神代植物公園の菊です。

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仕事が重なり、更新が朝だけになりました。
それでいいのかもしれません。
でも、暇ができるとしたいことが溢れることもあるかもしれません。
人の思いは微妙です。

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手習いの天地玄黄梅の花  夏目漱石

登りたる凌雲閣の霞みかな  夏目漱石

限りなき春の風なり馬の上  夏目漱石

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夜が終わり朝が始まる午前五時  あきオジ

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