あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

ころ柿の講釈をする日焼け顔  あきオジ

2011-11-20 18:49:51 | 日記
大きな屋根に柿が映える。
それも甲州路ですね。
時代はここではゆっくり流れているようです。

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昼寝さめてどちらを見ても山  山頭火

ただずめば風わたる空のとほくとほく  山頭火

伊豆はあたたかく野宿によろしい波音も  山頭火

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甲斐路にもどうにもいえない冬の色  あきオジ

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縁側に柿をなれべて茶のみごろ  あきオジ

2011-11-20 18:39:29 | 日記
塩山の干し柿農家です。
去年縁側で寝ていた黒猫はいませんでした。

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湯もらへに下駄音高き冬の月  良寛

柴垣に小鳥集まる雪の朝  良寛

鉢叩き鉢叩き昔も今も鉢叩き  良寛

(鉢を叩きながら念仏を唱え練り歩いた宗教行事なのですが、これなども解説を読まないと理解できませんね。)

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とっぷりと日がくれ黒猫部屋に入る  あきオジ

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里山に干し柿並ぶ懐かしさ  あきオジ

2011-11-20 18:33:16 | 日記
塩山の郊外です。
もう、市街地はゴーストタウンです。
どこに買い物に出かけるのでしょうかね。
始まるものは終わるのですね。

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落葉へばりつく朝の草履干しをく  放哉

自らをののしり尽きずあふむけに寝る  放哉

うそをついたような昼の月がある  放哉

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日差し受け干し柿ひたすら身をさらず  あきオジ

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受験生振り返りもせず橋わたる  あきオジ

2011-11-20 06:24:38 | 日記
昭和記念公園です。

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山茶花が落ちたる薮をくぐり抜け  あきオジ

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勝新太郎の映画を放映しています。
連続して見ています。
来週から座頭一シリーズ100本が放映されます。
その気になっています。

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土堤を外れ枯野野の犬となりゆけり  山口誓子

(いい絵がらですね。)

くさめして我はふたつに分かれけり  阿部青鞋

淋しさの底ぬけて降るみぞれかな  内藤丈草

(芭蕉の門弟だったそうですが、いいですね。ゆっくり追いかけたいですね。)

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淋しさを噛みしめ時雨の里をゆき  あきオジ

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寒ささえ肌になじんで年暮れる  あきオジ

2011-11-20 05:22:00 | 日記
昭和記念公園です。
風邪でしょうか
ちょっと体調が悪い。
予防接種したのですがね。

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どこまでもついてくるぞ鉄鉢の蠅  山頭火

長い橋それをわたればふるさとの街で  山頭火

はるか夕立空がふるさとの空  山頭火

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しみじみと年を感じる寒さかな  あきオジ

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