あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

銀杏散る池を渡る雲があり  あきオジ

2011-11-19 18:56:31 | 日記
昭和記念公園です。

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今日は言葉が全然出てきません。
そんな日もありますね。

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つやつやしい鏡餅の粉をはらつてこの手  碧梧桐

君に失望した襟巻なるを濃き色よ  碧梧桐

君が病む窓の黒猫が寝てゐる  碧梧桐

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それでいいそれでいいのだ風任せ  あきオジ

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山茶花やブランコゆれる記憶あり  あきオジ

2011-11-19 18:29:38 | 日記
昭和記念公園です。

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ひとまず渥美清(風天)は置いておきましょう。
一通り取りあげました。

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うそをついたような昼の月がある  放哉

考へ事して橋渡りきる  放哉

こんなよい月を一人で見て寝る  放哉

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定食屋秋刀魚ありの白い文字   あきオジ




柿の里の坂道にいるここちよさ  あきオジ

2011-11-19 06:08:16 | 日記
塩山の景色です。

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背のびして大声あげて虹を呼ぶ  風天

枝豆を噛む口許や話好き  風天

お遍路が一列に行く虹の中  風天

(やはり、この句が美しいですね。黒沢明が晩年にイメージとして描いたスケッチにでてきそうな図ですね。四国の山々が思い出されます。そろそろ遍路に出かけないと動けなくなってしまいます。)

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雷鳴が響く里にあかりかな  あきオジ

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冠雪の富士に流れる雲の群れ  あきオジ

2011-11-19 05:53:39 | 日記
塩山の柿です。

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とりあえず
俳句風の枠から外れないようにしていますが、
面倒ですね。
きちんとした俳句を作っている人は分厚い季語集を引っ張り出して探しながらやっているのでしょうね。
私も古書店で手に入れた季語集を何組ももっていますし
「折々のうた」もけっこうもっていますが
滅多につかいませんし、その気もありません。

日記がわりに書き付けたメモ
それが私のスタイルです。
それで十分です。

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をだやかに流るる水の橋長々と渡る  放哉

人をそしる心をすて昼の皮むく  放哉

藁屋根草はへれば花さく  放哉

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秋すぎてもぐうたらという暮らしぶり  あきオジ

おかしさもありて柿を食う野良仕事  あきオジ

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柿吊るす軒から流れるはるみ節   あきオジ 

2011-11-19 05:40:03 | 日記
塩山のころ柿です。
今月は忙しくて写真を撮りに出かける余裕もありませんでした。
そんな生活にけりつけなくては
そんなことを思いながらずるずるやっています。

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かすんでかさなつて山がふるさと  山頭火

わがままきままな旅の雨にぬれてゆく  山頭火

日ざかりのお地蔵さまの顔がにこにこ  山頭火

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夕暮れて取り残されし富士の影  あきオジ