2012年9月18日(火) 今日から朝日山地のブナ林の調査に入ったが、仕事の都合で私だけ日帰りで帰ることにしていた。 夕方までに、朝日山地のブナ林に、連続した20m×20mのプロットを25ヶ所と1m×1mのプロットを30ヶ所を3人で設定し終え、現場に近い宿泊施設の「りふれ」でひと風呂浴びて夕食を食べ、19時過ぎにJR小国駅まで送ってもらった。 駅の待合室はガランとしていて誰もいないようだった。 切符を買いに中に入ろうとしたら、一人だけj乗客が待っているのが見えた。 目の悪い私には黒っぽい服を着た人が向こうを向いて新聞でも読んでいるかのように見えた。 待合室の中に入って見て初めてそれが熊のはく製だということがわかった。 最近はニュースでも熊の出没が多いと聞いていたので、最初は本物か!と思ってドキッとした。 それにしても駅の待合室に熊のはく製なんか置かないでもらいたい。 小国町では以前、熊が民家に入って冷蔵庫のドアを開けて中のものをあさっていたという話を聞いていたので、駅の待合室に熊がいても何の不思議もないのだ。 いつも乗り降りする人たちはいいが、初めて来た人にとっては、夜誰もいない待合室に熊がいれば驚くのが普通である。
〈待合室に置いてある熊のはく製〉
〈誰もいない夜の待合室でばったり会えば、はく製でも驚いてしまう。〉