1969/04/09に生まれて

1969年4月9日に生まれた人間の記録簿。例えば・・・・

過程4

2010-10-27 00:04:05 | リトルリーガーの記録
子供自慢もいいかげんにしてろ!っていう声が聞こえてきそうだけど、続きを記録しておこうと思う。

愚息は、いたって普通の子供というふうに思っているから、いろんなことで活躍するのが不思議に思えることがある。だけど、これだけは普通とちょっと違うなと思うところがある。それは何かっていうと、ハメをはずすこともあるけど、体を動かすことに関しては恐ろしく真面目に取り組むというところ。それはボクが見ているときだけなのか、そうでないのか、本当のところはよくわからないのだけれど、練習はとにかく真面目に真剣に取り組んでいる。

特に印象に残っているのは小学校1年生のころ。入学前に、突然、野球部に入りたいと言い出した息子に、野球部のかわりに地域スポーツクラブのキッズソフトボールに連れていったときのこと。初めて連れて行ったときは運動場の遊具で遊んでばかりでソフトボールには見向きもしなかったのだけれど、2回目からは真面目に年配コーチの指導を受けるようになり、そのときの息子の真剣な眼差しが今でも忘れられない。コーチもその真剣な姿勢に驚いて、熱心に指導をしてくれた。結局そのソフトボールクラブは子どもが集まらず3年で活動は終わったのだけれど、月曜の夜に行われていたその練習は3年間一度も休まなかった。連れて行くこっちが大変だった。ついでに言えば、リトルリーグの練習だって学校行事や法事や陸上大会を除けば、この5年間、1度も休んだことはない(記憶の限りでは次女ホースケとの喧嘩で打撲傷を負って1度見学をしたことくらい)。
さらに、ついでに言えば、陸上スクールだって一度も休んだことがない。
さらに、さらに、ついでに言えば、たとえば来月6日は市の小体連陸上大会が予定されていて、それは小学校別による大会なのだけれど、昨日なんかは、学校の友達を連れて陸上競技場にリレーの練習をしにいく始末。それも2週間前から昨日の練習は計画していて、来週も行く予定。仕事が終わって、競技場にチラリと様子を見に行ったのだけれど、高校生がやっている練習の傍らで、クラウチングスタートのブロックを使って第一走者の友達にスタートの指導をしたり、バトンの受け渡し方を指導したりと、それはもうまさに「コーチ」という有様で、6人の子ども達を競技場に連れて行ってくれた義父と一緒に苦笑したのだった。
そして、愚息は家に帰ってきてからは素振りもキッチリこなすのだった。先週までは陸上の練習をやっていて野球の不足分を取り戻すかのように、両手にはテーピングを巻きながら・・・。週末は連盟の新人戦大会だ。


さて、学童五輪の当日は暖かくて「関節フリー」には好条件だったのだけれど、それでも「関節フリー」をさらにアップさせるため、愚息が前日の夜に作ったものといえば、膝サポーター。野球用のボロになったストッキングを切って簡易的な保温用の膝サポーターを作ったのだった。そのサポーターを大会のどの時点まで使用したのか知らないけど、そういう細かい工夫にボクは感心したのだった。
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過程1

2010-10-25 13:16:43 | リトルリーガーの記録
どのような過程で愚息が学童五輪に臨んだか綴っておこうと思う。

先ずは野球少年の愚息がなんで陸上をやっているというところから話しを始めようと思う。

実は、今の野球チームに入るときと似たようなイキサツで陸上スクールに入ってしまったのだ。
当時、愚息は2年生ですでに今のチームに入って練習していたのだけれど、近所の知人から新しく陸上スクールが開校するというチラシをもらっていて、冷やかし半分でそのスクールに体験に行ったのだった。
ところが、その体験会に来ていたのは愚息一人だけ。
突然、開校式なるものが始まり、愚息は3人か4人の若いコーチに囲まれ、遊びだかトレーニングだかわかないようなレッスンが始まった。それは愚息にとって、すごく楽しかったようで、ボクは単なる体験のつもりで連れて行ったつもりだったけど、ズルズルとその陸上スクールに通うようになってしまった。そして、ボクと愚息は次のような約束をした。
ひとつ、真面目に陸上スクールに通うこと。
ひとつ、目標に向かって頑張るということ。
そのうちの大きな目標が小学校6年生のときに100mを13秒で走れるようになろうというもの。それともう一つが、大会や記録会では全力を出しきろうというもの。

今まで、いろんなスポーツの試合や記録会をナマで見てきて強く感じたことは、「全力を出す」ということの困難さ。一方、陸上競技の多くは計測競技であるから、全力が出せたかどうかが非常に判りやすいスポーツという見方ができて、だから、「全力を出す」というトレーニングを積むのに陸上競技はもってこいということになる。
もちろん陸上競技のトレーニングは運動の基礎を学べるという点で優れているけど、競技そのものがシンプルであるがゆえに、大会で全力を出すための準備をどうするかとか、競技直前のコンディションや心理状態をどのようにコントロールするかを学べる点で優れていると思う。つまり、いろいろ単純化して考えることができるっていうのが利点だと思う。
陸上競技の面白さはソコにあると思っているし、陸上競技をとおして愚息にはそういうことを自ら学んでもらいたいと思っている。奥は相当深いのだけれど・・・。

「全力が出せるように頑張りなさい」なんていうのは誰だって言えること。
親やコーチとして大事なことは、全力が出せる環境を整えること。と言って、それは手取り足取りなんでも教えてやるとか、なんでも道具を揃えるとかということではない。
まず、大事なことは、実現出来そうな確かで適当な目標を作ることだと思う。
高すぎる目標では無理をして怪我をしてしまうこともあるだろうし、やる気がなくなる可能性だってある。かと言って、低すぎては意味がない。
小学生の学力では、このへんの設定というのがうまく出来ないみたいで、だから親やコーチが一緒に考えてやらなくてはいけない。体力や今までの成績や成長具合を勘案しながらの設定だから難しいのだけれど、これがなによりも重要だと思う。
子供は成長過程にあるから記録が良くなるのは当たり前なのだけれど、次に重要なことは、トレーニングの中に自分が成長していることや記録が良くなっていることを実感する仕掛けを作ることだと思う。そうすれば自信が芽生えるし、次段階へのインセンティブにもなるからね。あと、もうひとつは、コンディションの良し悪しを親やコーチが見極めてやって、それを本人に自覚させることだと思う。

続きはまた、こんど。
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雨天中止

2010-10-03 11:30:17 | リトルリーガーの記録
校門へ向かう集団から「最初っから中止にしとけばいいのにぃ、んもう~、せっかく早起きして弁当作ってるのにぃ~」そんな声があちらこちらから漏れ聞こえてきた。

愚息の運動会は、プログラム2番で雨天中止となった。

今日は前線の通過で降水確率は90%。
だけど、早朝は日が差していて、連絡網で決行の知らせがあったあと午前7:00には爆竹がなったのだった。

しかし、運動会が始まった9時ごろの西の空はまっくろ。
プログラムの開始と同時に雨がぱらつきはじめ、雷鳴も聞こえてきた。

結局、子どもたちは、午前中いっぱいは授業ということに・・・、

「エッ~~!」
中止の判断に、子どもたちのテントから悲鳴があがった。

明日、仕切りなおしだそうです。
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お持ち帰りは・・・?

2010-09-19 17:59:34 | リトルリーガーの記録
佐世保で行われたローカル大会に優勝旗があるのかどうか知らないけど、出発のときに愚息に言ったことは、

「お土産は、優勝旗でいいから・・・」

「ウン!」




連絡がありました。

・・・・・持って帰ってくるみたいです。
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ご期待には沿えません!

2010-09-14 21:50:26 | リトルリーガーの記録
最近、自信を失くしていることがあります。

ボクがこんなことを言うと、「そういうことネ」という風に早合点する人が多いと思います。
しかし・・・・、残念ながら、そういう話ではありません。

・・・ん~、・・・・・実はこのバカブログの読者さんのうち、少年野球関係者は少数派ではないのかなって、ことです。

なんでそう思うのかっていうと、こないだ載せたユーチューブ動画のうち、熊工マーチングの再生が圧倒的に多かったからです。

「少年野球ブロガー」は、もうヤメようかな!?

相変わらず、検索キーワードの上位は「マスターベーション」「ラブエロブログ」「女子中学生・・・」「女子高生・・・」等々のエロ用語系。

ザーメンじゃなかった残念と言うほか無い。


ま、そんな話しはさておき、こないだの日曜日、ハイスピードモードで撮った愚息のピッチング動画を載せちゃいます。
ボールはジャイロ風回転をしています。
このときもいいタマが多かったんですが、きっといいタマのときってジャイロ風回転なんだと思います。
ちなみに、バカ解析によれば、愚息のボディスピンの角速度は高校生投手と同じくらいです。

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「アレ」公開!

2010-09-10 17:49:28 | リトルリーガーの記録
ユーチューブの使い方や張り付け方を知ってしまったので・・・

さっきの「アレ」を公開しちゃいます・・・・。

古いヤツですが・・・。

これで弛むのか!?


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9月10日は!

2010-09-10 15:32:35 | リトルリーガーの記録
昨日の記録は2週間ほど前の出来事だったんだけど、愚息が夏休み宿題の読書感想文に選んだ一冊は、「心の野球:桑田真澄(著)」。

愚息とは週に一度だけ近所の学校のグランドでキャッチボールをしているんだけど、こないだは、久しぶりにいいボールがきた。グランドでナイターソフトをやっているAクラス風の大柄外野手からイロイロ(何年生なのか、どこの学校なのか、どこチームなのか)声を掛けてもらったくらいだった。

だけど、夏休みに入ってからはヒドイありさまで、本当にチームで投手をやっているのかというような状態だった。特に先週は酷くって、死んだボールばっかで、ボクは捕球すらしなかった。だから、ボールは照明の届かない草むらに転がっていってしまって、殆どがボール探しの時間だった。

原因は明らかだった。
要するに腕で投げようとしているから。腕っぷし投法になっているから。
腕で投げてしまうのには理由がある。
体全体に力が入っているから。特に上半身に・・・。
それは愚息の走姿や立ち姿からも明らかだった。

なので、ボクは先週、週に一度通っている陸上教室に早めに行ってハイスピードモードで愚息の走姿動画を撮った。その日は、今夏100m走の熊本代表で全国大会に出場したUED君も撮影対象とさせてもらった。

愚息とUED君の走姿をコマ送りで比較した。
「・・・どうだ?、UED君は弛んでるだろ、・・・どうだ?、オマエのは・・・」
「・・・カタイ、カタイかんじ・・・」
「最近、アレ、やってないだろ?、オマエはアレばしとかんとダメとよ、・・・・アレをすると弛むとよ・・・、弛んだほうがいいとたい・・・・」
それからずっと、愚息はアレにとり組んでいる。本人は走るのが速くなると思いながら。
ま、それでもいいんだけどね。


こないだのキャッチボールに話しを戻すとぉ~・・・。

ピッチングを始めて間もなく、愚息が喜々として言った。
「前の練習試合でかんね、1日目と2日目でフォームば変えたったい、2日目はね、体ば立ててからね、こう、ボディースピンば意識したったい、そしたらね、タマが走り出したったっていうか、いいかんじになったと、だけん、今も、それで投げよると」

「ほう、そうか、たいしたもんじゃん、・・・いいタマ、いいタマ」


テンポ良く30球ほど投げ込んで、ダウンをし、お互いに礼をしてピッチングの練習を終了した。
車に向かう途中、愚息がボソリと言った。

「クワタの本に書いてあった成長の法則がなんかワカッタ・・・・」

「エ?、ナニソレ、おとうさん、もう、憶えとらんし」

「あんねぇ、なんかねぇ、カーブが曲がらんらしかったったい、・・・だけどね、投げるときにね、ボールが膝に当たってから握りが少し変わったってぇ、・・・・そしたら、そんときカーブがスゴイよく曲がったんだってぇ・・・・」

「へぇ~」

おそらく、愚息は、ちょっとした変化が成長に繋がるということを言いたかったのだと思うのだけれど、桑田選手のことを「クワタ」と呼び捨てするのはイカンな。


あッ!、ヤバイッ!、今日カミさんの誕生日だった!。
ど、どーしよう!
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投手への第一歩!?

2010-09-09 17:59:03 | リトルリーガーの記録
左右の両手に硬式ボールを握り、うつむき加減で助手席に座っていた愚息が突然ボソリと呟いた。

「だいぶ前からなんだけど、やっぱり右手と左手とでは違うとたいねぇ~」

「なんが違うと?」

「あんねぇ~、右手の方がねぇ~、ボールが大きく感じるとたい・・・・同じボールなのに・・・」

それは愚息にとって深い悩みだったよう。
その感覚が納得できないし、気に入らないようだった。

「ほうッ、たいしたもんじゃん!、・・・・でも、それって右手の感覚が鋭くなってるって証拠なんじゃぁ!?」

「?????」

「アレ?、ワカンナイ?」

「????」

「ほら、ホムンクルス、ホムンクルス(正確にはペンフィールドのホムンクルス)は知ってるだろ!?」

「????」

「・・・知らん?、ほらぁ~、あのぉ~、手とかベロとかが異様にデカイ人間の絵とか人形とか知らん?、図鑑とかによくあるだろ」

「・・・あぁ~・・・」

「思い出した?、アレってさぁ、皮膚で感じる感覚の度合いを表していて、手が異様にデカイということは手の感覚が、他の場所と比べてそれだけ繊細で敏感ということなんだよ。それで、たぶん、オマエは、右手の方がより敏感というかそういうことなんじゃないかなぁ・・・」

「・・ん~?・・」(首傾)

「・・・ん~・・・、お父さんさぁ~、歯医者さんに行ったとき、聞いたもん・・・、歯を削られてるときって、なんだかスゴイ広い範囲を削られているような感じがするだろ、でも、ホントはスッゴイ狭くてちっちゃいところを削ってるワケでさ・・・、それで、そのことを先生に訊いたらさぁ、先生に、スルドイって言われたよ・・・・、ワカル?・・・」

「・・・ん~?・・」(首傾)

「じゃぁさぁ、小さいボールと大きいボールがあったとして、ピンポイントで力を加えてコントロールしようとした場合、どっちのボールがコントロールしやすい?」

「・・・大きいほう・・・あぁ~・・・」

ワカッテくれたみたいだった。

だいぶアスリートっぽくなってきた。





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好結果

2010-08-22 22:48:16 | リトルリーガーの記録
我がチームは準優勝だったそうです。

とにかく、事故無く怪我無く帰ってきてなによりでした。

カミさんの話によれば、相当、暑かったそうです。
先ほど、ボロボロになって帰って参りました。

引率の保護者のみなさん、ご苦労さまでした!。
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愚息イナイ

2010-07-27 22:23:32 | リトルリーガーの記録
カミさが3人目を身籠ったとき、3人姉妹もいいかなぁなぁんて思ったもんだけど、やっぱり、男の子でヨカッタと思う今日この頃、みなさん如何お過ごしですか。

日曜日の朝に愚息を県庁に送ってから、我が家は女子ばかりになって野球談義ができないのがツライです。

愚息は、熊本県が主催するナントカドリーム事業という夏休みを利用した教育キャンプ?研修?に参加していて、一応、明日の夕刻に帰って来る予定ですが、そのあと、スグにPTAが主催する1泊キャンプ?に合流することになっているから、愚息と話しができるのは木曜の夕方ってことで、それまで野球談義はガマンしなければなりません。

ところで、愚息は熊工が負けたことを知ってるのかなぁ~。

そんな愚息が参加しているキャンプ?というのは、学校から貰ってきたそのキャンプ?のリーフレットがキッカケで・・・・・、
「オレ、これに行きたい」
と言い出したのが事の発端。

そのキャンプ?の愚息的目玉イベントは御所浦島での化石採取。
そのほか、海水浴やらペーロン船漕ぎやら沖縄の少年少女との交流やら勉強やらナニヤラ・・。

「だけど、これって応募せんといかんばい、応募が多かったら抽選ばい、ひょっとして、こんときに試合があったりしたら・・・、どうすっとや・・・・そんときは、そんときか・・・」

そう、来年の今頃はメジャー選手としてキャンプどころではない日々を送っているだろうし、かと言って、今夏、ボクがどこか遊びに連れていく計画(熊工が優勝したら甲子園画策があったけど)はないし・・・・。

それで、自宅のFAXから応募していたところ、忘れた頃にその抽選結果が。

思う存分楽しんで来てくれたまえ!。
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戦況

2010-07-04 16:29:25 | リトルリーガーの記録
2回を終わって、0-0。
投手戦の様相だそうです。
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祈り

2010-07-04 16:15:56 | リトルリーガーの記録
昨日同様、今日も愚息とカミは朝5時半に我が家を出発した。

我がリーグのメジャーチームは、昨日から本渡市で行われている全国選抜大会九州予選に出場している。

愚息とカミさんはその応援に、昨日と今日、行っているのだ。

なんでボクが行ってないのかって?。

結局ボクは3ヶ月の謹慎処分で、グランドや試合会場の立ち入りを禁止されているからなのです。

戦況は1回が終わるごとのカミさんのメールに頼らざるを得ないわけですが、メージャーチームはノーシードから決勝戦へ駒を進めたようです。

雨の影響もあり、今さっき、決勝戦のプレイボールだったそうです。

勝利を祈ってます。
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負けにも程がある

2010-06-28 13:18:24 | リトルリーガーの記録
昨日は、日清食品カップ全国小学生陸上競技交流会熊本県予選大会が県立総合運動公園のKK WINGスタジアムで行われた。

出場選手数は約600人。
男女別の種目は以下のとおり。
・5年生100m
・6年生100m
・ハードル80m(5~6年)
・100m×4 リレー(5~6年)
・走り幅跳び(5~6年)
・走り高跳び(5~6年)
・ソフトボール投げ(5~6年生)
優勝者は今夏、国立競技場で行われる日清カップ本戦に出場できる。
小学生の大会としては、日本で1番大きな陸上競技会と言えるかもしれない。

さて、
愚息は走り幅跳びに出場した。出場選手数は5、6年生男子の55人。
3回の練習跳躍のあと、本番は3回の試技。そして試技結果の上位8名が決勝に進み4回の跳躍で順位を争う。

試技の跳躍順番は、これまでの公式記録を参考に決められているようで、順番が遅い選手ほど成績が良い。

愚息は40番手。愚息の前に上位者が15人もいるということ。
愚息は昨秋行われた学童オリンピック4年生男子走り幅跳びで優勝、春に行われたクラブ対抗戦では女子選手の後塵を拝し2位。しかし、公式記録はいつも3m50cm台で平凡そのもの。

練習の実距離では3m80cm台を昨年に記録していることもあり、そういう跳躍を本人だって期待しているし、陸上クラブでは練習に励んでいるよう。
しかし・・・・、

昨日の試技の第1跳躍は3m61cmだった。踏みきりが随分手前でロスのある記録だったけどジャンプそのものは良かった。
しかし、記録もそこまで。ファウルはなかったけど、2回目、3回目と記録を落としていった。

決勝進出者は全員4mをクリア。
決勝は上位2名のデッドヒートジャンプが見物だった。
ラストジャンプで2位につけていた選手が記録を10cm程伸ばして順位が入れ替わった。
そして、予選1位通過で本当にラストジャンパーとなった選手の最後の跳躍は、5m7cm。
予選記録より50cm伸ばしてきた驚異のラストジャンプだった。
優勝選手に心から祝福と敬意を表したい。


今大会における愚息の目標はひとつ。
全力を出し自分のジャンプをすること。

全ての表彰が済み、スタンドに戻ってきた愚息に声をかけた。
「負けたな~」
あ~だかウンだかわからない返事が返ってきた。
表情は暗かった。


大会日程が全て終了しクラブは解散となった。
ボクと愚息はスタジアムのコンコースに出た。

「オマエ、ここから走って帰りたいだろ」
ろくに返事もしないうちに、愚息は自分の道具を全てボクに預けると、コンコースを駆けていった。

ボクは駐車場へ歩いた。
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振り払え!

2010-04-26 12:28:57 | リトルリーガーの記録
準備に対する結果を記録しておこうと思う。

誰かが言っていたと思うけど、「負けに不思議の負け無し」。
昨日のマイナーはまさにそういう試合だった。

メジャー戦のあとの2試合目。

我がマイナーは先攻。
先頭打者は愚息だった。

相手ピッチャーはメジャーでも登板経験豊富なIID投手。
IID投手は、5年生投手としてはおそらく九州No.1。160cm近い長身からしなやかな腕の振りが特徴でストレート、スライダーのキレは抜群。

ボクは2塁審をつとめていた。

相手に不足は無かったはず。

ただ、こういう記憶はボクには無かった。

愚息は一度もバットを振らず、ベンチに戻って行った。


それが試合の全てを物語っていた。

1回裏。マウンドに立ったのは愚息。
単打でランナーを背負うも、無難に抑え失点は無し。
しかし、内野陣は既に死に体。

たまらず、攻守交代時に選手に言った。
「本当に声出してみろよ!」

結局、愚息は3回途中で1アウトも取れず3失点。満塁のままピッチャー交代。結局、大量失点のお膳立てをしただけだった。一方、打線は3回までノーヒット。愚息は二打席目も見逃し三振だった。

なんじゃそりゃ!

4回2死満塁の三打席目は1点差につめよる走者一掃の左中間3塁打を放ったけど時すでに遅し。



マイナーは2試合を行い、結局2敗。
傍目には、愚息は攻守に活躍したように見えたもしれない。
しかし・・・。

帰りの車中でボクは愚息を罵った。

「なんだよ、アレ・・・、・・あの見逃しはなんなんだよ!・・・、バットはなぁ!、打つためにあるんだよ!、振りもできないヤツがバッターボックスに入る資格なんてねぇ~んだよ!、オマエにバットなんざ100年早えぇよ!。・・・・よく考えてみろ!、オマエは先頭打者で切り込み隊長なんだぞ、しかもキャプテン・・・、あんなんじゃぁ、誰もついて来ねぇ~だろうが、・・・・オマエはバカじゃねぇのか・・・、そんなことも、まだ、分かんねぇで野球やってんのか・・・やめちまえ!」

言い分があるみたいだったけど、敗戦の責任は愚息にあったと思う。
監督・コーチは必死だった。


帰宅後、丸太背負いヒンズースクワット2000回を課した。


その後、夕食を共にしながら愚息の言い分を聞いた。

最初から昨日は雰囲気が良くなかったとのこと。
試合前のキャッチボール、練習のときから声が全然出てなくて、それをなんとしたかったけどどうにもならなかったとのこと。そして、そのまま試合時間となり不安な心のまま打席に入ったとのこと。

なるほどと思った。確かに練習試合の連絡は、前日の遅い時間だったし朝になって知った選手もいたそう。準備不足と言えばそれまでかもしれない。しかし・・・。


「ナルホド、そういう不安な心の状態じゃぁバットは振れないということがよく分かったわけだ・・・、それはいい勉強になったね・・・・しかし、そういうときだからこそ振るべきじゃないのかな・・・・、結局、オマエの心の不安がみんなを不安にさせたんだよ・・・・そう思わないか・・・・、リーダーって大変なんだよ・・・自分の心から不安を取り除くってスッゴイ大変なことなんだよ・・・、でも、もうわかってきたかもしれないけど・・・、そういう時こそ「今」に集中するんだ・・・・野球で言えばボールに集中すること・・・そういことだと思うな・・・」


この一打に賭けろ~、
気合いでふりぬけよ~、
誰もオマエは止められぬ~、
愚息よ!カットバセェー!
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ルーティーン

2010-04-24 22:46:34 | リトルリーガーの記録
今日は、世界大会につながる全国予選大会だった。

1回戦の対戦相手は、くじ運悪く?昨年九州大会覇者のSSBリーグ。
エース対決と相成った。
SSBリーグは、マイナー選手を引き連れて前泊で熊本入り。
がぷり四つの1回戦だった。
結果は、残念ながら0-5で敗戦。

我がマイナー選手は昼食後、試合会場からグランドへ戻り解散となった。
グランドでは、新監督のもとでシニアが練習をしていた。
新監督は、午前中の練習でマメをつぶし、手には血が滲んだテーピングが巻かれていた。
マイナー選手はしばらくシニアの練習を見学していた。

愚息がボクのところにやってきた。

「お父さん、GG君のうちに遊びに行っていい?」
「ダメ」、即答した。

土日、本来は練習日。
メジャーは敗戦。シニアは監督が血を流しながら練習。
これを見てどう思うのか。どう感じるのか。重要な部分だと思う。
まして、メジャーの対戦相手は、試合の無いマイナー選手を引き連れて熊本遠征。
言われなくても感じるべきではないのか。

「遊ぶだぁ?、オマエ、バカじゃぁねぇのかぁ?練習するぞ」

ボクは愚息と場所を移し自主練習を行った。
20分走。
バランスを意識した歩行5分。
キャッチボール。
下半身を意識したキャッチボール。
ランニングキャッチしてステップを意識したスローイング。
ランニングキャッチしてステップをしながら球筋を意識したスローイング。
ゴロ捕り。
スッテプを意識したゴロ捕り。
ステップをしながらグラブの開きを意識したゴロ捕り。
スッテプをしながらグラブの開きを考え捕球後に胸元に持ってくるスピードを意識したゴロ捕り。
素振り。
肩の開きを抑えた素振り。
フルスイングの素振り。
ティーバッティング。
肩の開きを抑えたティーバッティング。
フルスイングのティーバッティング。
ロングティー。
ピッチング。
球種確認とバランス確認。
9人打者を想定し、配球を考慮したピッチング。
ネットピッチング。
フォーム確認とタイミング確認、微調整。
ダウン。
グランド整備。
きっかり2時間半だった。

帰宅後、温泉に行き、リラックス。
夕食は、我が家で焼肉。

午後9時前。保護者会長のIMUオヤジから電話。
「SSBリーグから練習試合の申込みがありました!、メジャーもマイナーも・・・」

カミさんとストレッチをしていた愚息に言った。
「遼太郎選手、練習の理由がわかっただろ」
「うん、・・・お父さん・・・凄い!」

準備が、大事なのである。
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