1969/04/09に生まれて

1969年4月9日に生まれた人間の記録簿。例えば・・・・

ボクの親ばかっぷり

2007-02-15 22:24:47 | リトルリーガーの記録
みんなから、また、「このぉ、親バカがッ!」って言われるかもしんないけど、親バカっぷりを記録しておくことも大事なことだと思うんで、そのへんはガマンしてもらいたい。

こないだリョー坊が初試合に出てたときの話しなんだけど・・・・。


低学年の試合が行われるっていう話しは、練習試合の2試合目が終わって程なく経ったころ保護者席に噂のように伝わってきた。
その話しを聞いて「うちのコもでるんかなぁ?」なぁんて、隣にいたSガオヤジに期待をこめて尋ねたら、「出るでしょぉ、人数足りんけんですねぇ」って妙に抑えた口調の答えが戻ってきた(Sガオヤジにとってもムスコの初試合だったのだ)。

少年野球親父としては、子供の初試合なんて、この上ないヨロコビのはずなんだけど、ぬか喜びは禁物だってことで、試合開始まで、ボクはおとなしく見守ることにした。だけど、カミさんには出るかもしれないってことを伝えに行った。



審判の集合の合図に反応して、そりゃぁ長すぎバイってツッコミたくなるくらいの長~い気合いの掛け声とともに、一塁側から低学年君たちが駆けだしてきた。

一番チビ助のリョー坊は、一番外野側に並んだ。人数を数えたら9人だった。

ボクは「お~、マジで~、スタメンじゃぁん」って、素直に喜んだ。だけど、ユニホームを買ってあげなかったことをチョッピリ悔やんだりした。


後攻めの我チームは、挨拶のあと、各人、ポジションに散らばった。

リョー坊が目指したそこは、ラインに寄りすぎのライトだった。
コーチが慌てて、「もっと向こう、向こうだよ」ってオーバージェスチャーで指示を出した。ようやく定位置についたと思ったら、次は、ピッチャーよろしくグランドの土を掘ったりならしたり始めた。

「アイツ、ピッチャーかなんかと勘違いしてんじゃないんっすか?」って隣にいたSカイオヤジに尋ねたら、「いやぁ~違いますよぉ、ポジションがわかるように、地面に一生懸命、シルシを付けてるとこなんですよ」って、さすが、少年野球親父6年目のナイスな解説だった。

運良くライトには打球が1回しかこなくって、エラーは無かった。飛んできた球をグローブでちゃんと受けてた。

初打席は2回のウラに回ってきた。ツーアウトランナー無しだった。

この日は、『ヒョットしたら』って予感があったんで、ポケットにはムスメのデジカメを忍ばせていた。
持ってきてヨカッタぁって思った。

リョー坊がバッターボックスに向かう。
顎ガード付きのヘルメットを被ると、四頭身ぐらいに見えて、笑ってしまいたくなったけど、「そんな場合じゃない、ここはムスコの初打席をピシャット画像に撮らなくちゃいけないんだ」って自分に言い聞かせて、「焦るな、焦るな」って呟きながら、ネット裏で慣れない手つきで液晶画面をズームさせてボヤケ画面を覗いていたら『ガギン』って音が響いてきた。
慌ててシャッターを押したけど、バッターボックスにリョー坊は写っていなかった。

「こんバカがぁ!、画像ぉ、撮れんかったじゃにゃぁやぁ!」って、ご都合主義的な言葉を吐いてしまったんだけど、ボクは、ボクは、ハッキシ言ってウレシカッタ。

結果はサードフライだったけど、初めての試合の初打席、初球を振り抜いたのだ!。
それでこそ、野球少年!野球小僧!(あとから、監督さんの指示だったってことが分ったけど、マッタク問題ナーシ!)。

4回からボクはファースト塁審をつとめていた。
5回の先頭打者はリョー坊だった。
攻守交替のとき「あぁ~あぁ~、記念写真はお預けだなぁ」って思ってたら、OKBオヤジがネットをくぐってこっち向かって駆けてきた。
「撮りたかろぉ~」とOKBオヤジ。
OKBオヤジは、前打席でボクが撮影に失敗していたのを知っていて、塁審を交代しにきてくれたのだ。
OKBオヤジ、サンキュウだった。

2打席目は、空振り三振だった。
だけど、ナイススウィングだった。

そんなワケで初試合は8-1で負けちゃったんだけど、この試合はリョー坊とボク、カミさんにとってかけがえの無い経験になった。
これから先、いつまでリョー坊の野球が続くかわかんないけど、少年野球親父として精一杯バカっぷりを発揮しながら応援していこうと思う。

ちなみに今日は、週1度のバッセンデーだったんだけど、100キロの球にもずいぶん慣れてきたみたいで、泣きべそ・立腹は無しだった。

ボクはパーフェクトピッチングに挑戦して、12球中8球は枠に行ったけど、スコアは5だった。早くリョー坊と勝負したい!。けど、ゆっくり大きくなってくれぇ!。
コメント
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