1969/04/09に生まれて

1969年4月9日に生まれた人間の記録簿。例えば・・・・

良いお年を

2008-12-31 18:41:25 | 読書の記録
大掃除の合間に読んだ本と言えば「投手・桑田真澄の青春」。この本、1987年に刊行されたものが昨年復刻されたものなんだけど、18歳の桑田選手が赤裸々に語られているんだ。そして「まえがき」で触れているように、この本を読んでなぜ桑田選手がメジャーに挑戦したかわかったし、そして今度は大学院へ進学するその理由もわかったような気がする。

桑田選手はボクより二つ年上だから、ボク的には最初から年上のスゴイ人としか見えてない部分があったりで、巨人入団の事件的イキサツも報道ほど批判的な感想は持たなかった。
当時の人気ぶりは確かに凄かったことは憶えているんだけど、その渦中にある18歳の少年の胸中がどのようなものだったかについて考えたことなんてなかったし、どんなことを考えて青春時代を過ごしたかについてなんかこれっぽっちも興味なんてなかった。

当時、ボクは16歳かそこらの中学校を卒業したばかりの子供だったし、家庭にもイロイロと問題があったりでそれどころではなかったから仕方が無いかもしれないけど、同時代に生きた年が二つしか変わらない青年が、既に老齢の域に達する精神構造を持っていたことに今更ながら驚嘆しまうと同時に当時の自分が恥ずかしくなってくる。

それから本には、桑田選手の母親のことが書かれているんだけど、やっぱり立派なのだ。

そんでもって、この本を読み通して再認識した大事なことと言えば、やっぱり「言葉」であり「信じること」なのであった。

・・・なんだかちょっと泣けてきたよ・・・。


話しは変わるけど、6月頃に連載してた小説をケータイ小説(ケータイ小説総合サイト魔法の図書館)に「白球の絆」って題名で登録してみました。ブログでは読みづらいとの意見があったので・・・、休暇中のヒマ潰しになれば幸いです。

それでは皆さん、良いお年を。
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おいしいご飯

2008-12-31 08:53:02 | 雑談の記録
いよいよ大晦日、皆さんいかがお過ごしですか、・・・・。

ボクはときどきムダな努力ってのをすることがある。ホントーだ。

小学校高学年の頃だったと思う。非行気味だったボクは、強制的に断食道場に行かされた。
大晦日から正月を挟んだ2泊3日の断食ではなかったろうか。道場はある山寺だった。
参加者は40名ほどの大人と僅かな子供たち。起床し、座禅を組み、説教を聞かされ、夜も大人たちから説教されていたように思う。
夜は寒かった。そして、ひもじかった。

断食が終わり、命からがらでバス、国鉄、電車を乗り継ぎ帰宅した。
そのとき、自宅には今年亡くなった祖母さんしか居なかったけど、祖母さんが作ってくれたオニギリが旨かったこと、旨かったこと。ボクは涙を溢しながら無心で食べた。
泣きながらオニギリを頬張っる自分が恥ずかしく、このことは家族に内緒にしてくれと祖母さんに頼んだことを今でも鮮明に憶えている。

今月、ボーナスはなかった。構造不況業種だから仕方が無いかもしれないけど、やりきれない気持ちに偽りはない。だけど、この年齢になってくると、いろいろな繋がりや付き合いも増えてくるのも事実。元来、お酒好きで社交的?なボクは、誘われることに非常に弱い?。つまり、精神的には軟弱地盤なのである。オマケに、人生、すべりコケまくっている?。

話しは遡って、今年の春先。その頃から、ボクは腹部にこれまでにない違和感を覚えていた。その違和感は五島列島に長期出張に行っている間も続いていて、ヒョットしてこれは癌・・・なんて勝手に心配していたし、だから、あのとき、遺作になるかもしれない?短編小説をなんかを書いていたのかもしれない。
それで、胃カメラ、大腸検査なんかをイロイロやったけど、異常ナシ。
それでわかったんだけど、その腹部の違和感ってのは、つまり巷で言われている「胸やけ」のことだったのだ。しかし、「胸やけ」がこれほど不愉快なものだったとは知らなかったな。

それで、最近の二日酔いの症状と言えば「胸やけ」が主流となっていて、これがイヤでイヤでたまらない。だから、市販の胃腸薬が手放せなくなっている。

そして、とうとう、忘年会目白押しの年末に突入。最後の忘年会は12月27日。もちろん26日も忘年会だったワケだけど、27日の朝からは酷い胸やけの上に酷い下痢。ボクの胃腸はすでに拒否反応を示していたけど、家族共々で楽しみにしていた宴会だったから、行くだけ行って、飲むだけ飲んで、食うだけ食うことにした。
だけど、決めていたことがあった。
27日の宴会を最後に食を絶とう。

28日の軽い朝食の後、本当に食を絶った。でも、それはボクの意思ではなく、体の反応ような気がしてならない。

28日はグランドの大掃除。
29日は自宅の大掃除。
30日は車2台の大掃除。

つまり28日~30日までは大掃除に勤しんで体を動かし続け、夕方は岩盤浴や温泉に入り新陳代謝を高めてみた。
昨日(30日)は、車の大掃除が終わったあと、リョー坊とキャッチボールをした。
なんだか体と肩がすごく軽くて、ボクの球には威力があったようだった。断食中であることが信じられなかった。
「お父さん、今日、怖い」リョー坊は手を痺れさせてそう言った。
だけど、リョー坊がピッチングの番になって、最後に黙って投げたカーブがショーバン気味になって脛に当てられたのがチョー痛かった。

結局、復食したのは30日の夜だったけど、ご飯(白メシ)が旨いこと、旨いこと。

ムダな努力?たまにはいいね。
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