今夏、卒団を迎えたシニア選手が小6年生のころ、たった一人の小1マイナー選手?として入団したのがリョー坊だった。
ボクは、「体験入団」を「無料野球教室」かなんかと勘違いして連れていったのだけれど、そのときグランドに来ていた小6選手と保護者達を見て、別世界に来てしまったと思ったものだった。
だけど、体験があった翌日か翌週、リョー坊が行くと言うので仕方無く連れて行ったのだった。
当時はリトルが発足したばかりで、メジャー・マイナーの区別なんてなく、冬場の体力強化メニューもほぼ同じ。
当時のボクとしては「野球」とは思えないそんなトレーニングにリョー坊が必死でついていくのがある意味不思議だったけど、それが本人の強い意志に基づいていたものかと問われれば、それは違うと答えなければならないだろう。
リョー坊は小6の選手たちにいつも可愛がられていた。
ボールを使った練習の順番はいつも最後。びりっけつだ。
だけど、そのびりっけつに小6選手たちは最後まで付き合ってくれた。
見学に来ていた保護者もそうだった。
当時、そんなふうについていくことが出来たのは、引っ張り引き上げてくれた心優しい選手や保護者がいたからだ。
懇親会の宴席でシニア選手に頼んだ。
「リョー坊と写ってくれないか」
最高の記念写真となった。
こちらがお礼を言わなくちゃいけないのに、選手のほうから「ありがとうございます」の声が上がった。
君たちは強いはずだ。
ボクは、「体験入団」を「無料野球教室」かなんかと勘違いして連れていったのだけれど、そのときグランドに来ていた小6選手と保護者達を見て、別世界に来てしまったと思ったものだった。
だけど、体験があった翌日か翌週、リョー坊が行くと言うので仕方無く連れて行ったのだった。
当時はリトルが発足したばかりで、メジャー・マイナーの区別なんてなく、冬場の体力強化メニューもほぼ同じ。
当時のボクとしては「野球」とは思えないそんなトレーニングにリョー坊が必死でついていくのがある意味不思議だったけど、それが本人の強い意志に基づいていたものかと問われれば、それは違うと答えなければならないだろう。
リョー坊は小6の選手たちにいつも可愛がられていた。
ボールを使った練習の順番はいつも最後。びりっけつだ。
だけど、そのびりっけつに小6選手たちは最後まで付き合ってくれた。
見学に来ていた保護者もそうだった。
当時、そんなふうについていくことが出来たのは、引っ張り引き上げてくれた心優しい選手や保護者がいたからだ。
懇親会の宴席でシニア選手に頼んだ。
「リョー坊と写ってくれないか」
最高の記念写真となった。
こちらがお礼を言わなくちゃいけないのに、選手のほうから「ありがとうございます」の声が上がった。
君たちは強いはずだ。
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