1969/04/09に生まれて

1969年4月9日に生まれた人間の記録簿。例えば・・・・

日本人

2010-01-25 13:29:44 | 雑談の記録
昨晩は、感情的になってたな・・・、イカン、イカン。

悪魔の手先だなんて言い過ぎ。
国内資源開発によって経済発展を考えるミャンマー政府と、公害対策を含め鉱山技術支援が可能な日本政府の思惑が一致していて、その調査団の一員として行っただけなのさ。
ハハハハハ。

鉱山の概要やポンチ絵作成の手伝いをしたり、業界雑誌にその視察の旅行記を寄稿するのがボクの役目だった。

ズイブン前のことで、その寄稿に記録したかどうか思い出せないけど、ヒドイ現場のほかに鮮明に憶えていることがある。

マンダレーからヤンゴンまでの不整備道路600キロを丸2日かけてバス移動したときのこと。

ある寺院で休憩をとった。

その寺院は、草木が殆ど生えてない砂漠のような荒涼としたところにあるんだけど、有名な寺院らしく、参拝者がチラホラ。(砂漠化しているのは、燃料として樹木を伐採したからだとか・・・・・)

老人がボクに声をかけてきた。
付いて来いという。

ガレ場となっている緩い傾斜地。
老人の後を追った。

老人が止まり、足元に指をさした。

膝頭くらいの石があった。

よく見ると石に何か刻んであった。
漢字のように見えた。

老人は片言の英語で説明してくれた。

昔、ここで、日本人がミャンマー人とともにに英国と戦ったと。

その石は墓石らしかった。

ボクは手を合わせた。

大地が震えていた。
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人生イロイロ

2010-01-25 00:04:09 | 雑談の記録
人間が人間の形をしていない人間をボクは見たことがあります。

何処で見たことがあるかっていうと・・・・・

ミャンマーです。

今日、情熱大陸って番組で初めて見た人は多いと思います。

ボクが、ナゼ、ミャンマーに行ったことがあるかっていうと・・・・、

ミャンマーという、アジアで一番貧しいと言われている国を食い物にするためです。

ミャンマーには資源が眠っているんです。
金、銀、銅、レアメタル。

若い頃、ボクは悪魔の手先の一員として行ったんです。

ボクがミャンマーを訪れたとき、電気は首都のヤンゴンにはありました。
だけど、地方に繋がる電線は国道1号線沿いにあるだけです。
どんな電線かといえば、ボクたちが日ごろ見ている電信柱に繋がっている電線のレベルです。

ミャンマーの奥地にあるマンダレーという古い都市を訪れました。
そこでは金が採れるんです。

みなさんには想像できないかもしれませんが、過酷な採掘現場があるんです。
採掘しているのは子供たちなんです。

金鉱石からどうやって金を抽出すか知ってますか。

金は1トンの石から10グラム程度しか採れないのです。
その石を切り出し、その石を石で砕くんです。人の手で。
そして、それを、ふるいに掛けて、ふるいに掛けて、金が混入している鉱物を集めるんです。

だけど、その鉱物を集めただけでは金は採れないんです。

どうやって抽出するか・・・・。

水銀と混ぜるんです。水銀と混ぜると、金だけが水銀にくっついてアマルガムと呼ばれる粘土みたいなものができるんです。

そして、その粘土みたいなものをルツボで焼くんです。そうすると、水銀が蒸発して金が残るのです。

水銀がどれだけ猛毒かは、みなさん知ってるはずです。

水銀と金が入っている鉱物を混ぜるのは手作業なんです。
手袋もつけず、子供たちがそれを混ぜるんです。

なぜ子供達が混ぜると思いますか。
大人たちが大人になったとき、多くの人が中毒になって死ぬからなんです。
必然的に働き手が子供達になるからなんです。

地獄絵図なんです。
人間が人間の形をしてない人間が、その地域にいるのは・・・・・・、


日本人は恵まれています。
そういう虐げられた人々のうえに我々が生きてるんです。

今日は、ちょっと感情的になってます。スゴク酔っぱらってます。
いろいろあったから・・・・・。

いろいろあったから・・・・。
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