次女の名前に似た,高橋 歩って1972年生まれの青年(もう,オッサン)がいる。
昔,彼と彼等の仲間にスゴク憧れていた時期(病気だった頃)がある。
今も彼等の活動はいいなぁと思っている。
熊本に帰ってくるまで,ボクは横浜の相鉄線沿いの鶴ヶ峰駅近くの社宅に住んでいた。鬱になってしばらく通っていた心療内科は,鶴ヶ峰駅の次の二俣川駅の近くだった。
ある日,症状がヒドクなり早退せざるを得なくなって,会社のビルを出て当時建設中だった丸ビルの脇を通り抜け,東京駅→横浜駅→(鶴ヶ峰駅)→二俣川駅→病院のつもりだったけど,横浜駅→終点駅で下車してしまった。
当時の終点駅の名前を思い出すことができないけど,鶴ヶ峰や二俣川に比べると明らかに田舎で,だけど,これからどんどん開発が進むんだろうと予想されるような所だった。
駅前の道路は新しく付近のビルも輝いていた。
だけど,ボクはこの町に不似合いなボロ雑巾だった。
このまま家に帰ってもカミさんや子供を心配させるだけだった。
時間を潰す必要があった。
症状がヒドクて本なんか読めないのに本屋へ入った。
活字やいろんな情報がボクに襲いかかる。
その攻撃から身を守る手段は俯くだけ。
一冊の本が目に入った。いや,逃げ場を見つけたと言ったほうがいいかもしれない。
横置きされた,流通システムを無視したような手の平サイズのその本の表紙には,青い空と白い雲が印刷されていた。
向こう側の世界に通じる窓に見えた。
題名は「SANCTUARY」
今もこの本は大事にしている。
作者は,高橋 歩っていうヤツだ。
昔,彼と彼等の仲間にスゴク憧れていた時期(病気だった頃)がある。
今も彼等の活動はいいなぁと思っている。
熊本に帰ってくるまで,ボクは横浜の相鉄線沿いの鶴ヶ峰駅近くの社宅に住んでいた。鬱になってしばらく通っていた心療内科は,鶴ヶ峰駅の次の二俣川駅の近くだった。
ある日,症状がヒドクなり早退せざるを得なくなって,会社のビルを出て当時建設中だった丸ビルの脇を通り抜け,東京駅→横浜駅→(鶴ヶ峰駅)→二俣川駅→病院のつもりだったけど,横浜駅→終点駅で下車してしまった。
当時の終点駅の名前を思い出すことができないけど,鶴ヶ峰や二俣川に比べると明らかに田舎で,だけど,これからどんどん開発が進むんだろうと予想されるような所だった。
駅前の道路は新しく付近のビルも輝いていた。
だけど,ボクはこの町に不似合いなボロ雑巾だった。
このまま家に帰ってもカミさんや子供を心配させるだけだった。
時間を潰す必要があった。
症状がヒドクて本なんか読めないのに本屋へ入った。
活字やいろんな情報がボクに襲いかかる。
その攻撃から身を守る手段は俯くだけ。
一冊の本が目に入った。いや,逃げ場を見つけたと言ったほうがいいかもしれない。
横置きされた,流通システムを無視したような手の平サイズのその本の表紙には,青い空と白い雲が印刷されていた。
向こう側の世界に通じる窓に見えた。
題名は「SANCTUARY」
今もこの本は大事にしている。
作者は,高橋 歩っていうヤツだ。
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