濃飛樹脂軌道

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ニチコンの新型V2H発表に関して。

2018-10-15 18:20:53 | 電気自動車
電気自動車と一般家庭との相性がよいのは周知の事実。
ただしそれはV2H(Vehicle to home)があるとないとでは大違いです。

ソーラー発電2019年問題でFIT(電力固定買取)期限が切れる家庭も今後多くなると予想されているからか?EV充電器メーカーのひとつ・ニチコンからV2Hの新機種が発表されました!
外見は従来型の[Leaf to home]と大差ありませんが、機能は違っています…1.停電時でもソーラー発電からEVへ充電できる、2.ダブル発電が防げる。
ダブル発電はソーラー発電売電中に自宅の電気をEVから賄う機能。リーフtoホームがこうなっていますが、新型はそうなりません。
FIT難民(買取価格が下落した太陽光発電オーナー)対策を意識した造りになっている模様。自宅も2023年にFITが切れますので検討に値します。
気になる値段は廉価型が本体価格39万8千円。取付工事費込みだと60万円近くになりそうですね。
こうなると何年で元が取れるかを計算しないといけません…自宅の電気代が年間10万円とすると6年でトントン。それ以前に壊れると大損です(爆)
もっとも配電線故障などで停電する機会が多ければ十分買う価値がありそうですが…僻地でもない限り考えにくいです。

新型V2Hにも2タイプあり、廉価型はオフグリッドソーラーに近い考え、高機能型は将来予想される電力商取引に対応したIT満載のEVパワコンになるようです。
米国ではリアルタイムで電力売買が行われ、大容量蓄電池を運営する会社がそれで一儲けしたようですが…時代を先取りした考えでしょうね。