濃飛樹脂軌道

おもちゃ修理、鉄道玩具「プラレール」、独立型ソーラー発電、電気自動車など、理系技術系の話題がメインです。

災い転じて福となす一年。

2018-12-31 13:04:39 | 社会・雑談
やっと年末業務が終わり本日は休暇。
今年は災害が多発、忙しい年でしたが…そんな時にこそ頑張れば「災い転じて福となす」になるんじゃないかと思いました。

我が家におきた今年最初の災いはeKスポーツのスリップ事故。運転していた妻に怪我はなかったものの足回りがやられ、修理より新車導入が吉と判断。
三菱で中古軽自動車を探していたらそのタイミングでアイミーブM中古が存在!「いつかは電気自動車に」の思いを前倒し、同時期製のeKワゴン中古を差し置いて電気自動車オーナーになりました。
以前電気自動車導入後5年間の経費を計算しており、それで非常事態時にパッと答えが出て「2年でEV有利に」と分かり無事買えました。
※研鑽って大事なのだ!

論より証拠、毎月のガソリン代は8千円~1万円減ったので年間約10万円の節約。オイル&フィルター交換もなくなったのでもう少し浮くはずです。

同じ「災い転じて福となす」で鉄道オタクが真っ先に思いつくのは近鉄(近畿日本鉄道)名古屋線軌間改造工事と当時の佐伯勇社長。
当時は名古屋と大阪で軌間が違い伊勢中川乗換必須、施工準備していたところへ伊勢湾台風で被災…「この際復旧工事と軌間改造を同時に行おう」と決断、後に大きく利便性が上がりました。名阪直通特急が早く誕生したのもそのおかげでしょうか。
これも事前に企画していたことを最善でやり抜く努力を怠らなかったからこそ。他にも橋梁・路盤・台車など、必要な資材がある程度整っていたのもあるでしょう。
「近鉄中興の祖」佐伯社長は他にも、当時単線急勾配だった青山トンネルを事故発生を機に別で複線トンネルを掘り付け替えました。これも禍を福に転じた逸話。
あとは昭和30年代当時の新技術の粋を集めて国鉄では真似のできない2階建て車両「ビスタカー」開発…これも国鉄路線と互角以上に戦う備えとして開発を命じたもので、ライバル強化の禍を自らの研鑽で福に転じる努力をした結晶でもあります。

禍を福に転じる努力は今後も続けたいです。ピンチはイコールチャンスなのだ!
では皆様よいお年を。