gooお題がちょうど「ミニサイズが出てよかったもの」なので便乗。軽自動車隆盛にも拘らず、悲しいかな軽の電気自動車「アイミーブ」「ミニキャブミーブ」は流通量が少ないです。
※画像はアイミーブM
日本初の市販電気自動車第一号は「i-MiEV(アイミーブ)」ですが、後発の日産「リーフ」に物量で負けたのか?最近滅多に話題になりません!(T_T)
三菱も売れ線ではないので近々生産中止になります。買うなら今でしょ!
売れない理由の欠点を先に書きますが、対処方法も判る範囲で載せます。
・デメリット
1.一充電走行可能距離の短さ
軽自動車規格なので容積的にも電池容量は小さく、多くて16kWh、少ないと10.5kWhしかありません。
愛車のMタイプは10.5kWhでカタログ値は120kmですが冬にヒーター・エアコンをつけると60kmしか走りません(爆)
最近は岐阜県各地の道の駅に急速充電器があるので困りませんが、これが「遠出できない」マイナスイメージを作り結果売れなくなりました。
ミニキャブミーブは商用車で重量もり更に短いです。コミューター専用の立ち位置。
2.電気自動車専用モデルでない(派生車種である)
アイミーブ・ミニキャブミーブとも、三菱の製造販売規模ゆえ専用モデルでなく従来車種からの派生。その点ではリーフに負けます。
同社のアウトランダーPHEVは割と売れていますが、逆に元車種アウトランダーが売れていません。
3.装備が貧弱
元車のアイが2003年デビューということもあり、新時代志向のクルマにしては装備が貧弱です!
リーフなどに標準装備されているEV専用ナビやシートヒーター・ハンドルヒーター等がオプションだったり、前期型は充電中に冷暖房が使えなかったり…その不便さでリーフに逃げられた。
4.タイヤが特殊
元車種アイ同様、前後でタイヤサイズが違うので2本ずつ買わなければいけません!更にレアなサイズで高価ときた(爆)
ネット通販なら安く買えますが輸送費に注意!
5.収容力が小さい!?
アイミーブを買って失敗したと思わせるのが、後部座席後ろの空間の狭さ!アイならその下がエンジンルームです。
そのため荷物置き場がeKワゴンよりも位置が高く、最近の軽購買層が荷物積載を重視するのもマイナス要因。
動力機構がMR後輪駆動、将にスペシャリティーカー(爆)
6.冬は寒い
ガソリン車はエンジンの熱があり冬は温かいですが、それがない電気自動車は寒いです。かといってヒーターをつけると走行可能距離が減るし。
対策はシガーソケット電源の外付けシートヒーターで暖をとり消費電力を抑えています。それだけでも少しは違います!
・メリット
1.維持費・動力費(=トータルコスト)が安い!
軽自動車が隆盛を極めるのは価格・維持費が安いこと。
アイミーブも軽自動車だから車検・保険代・税金は安く、動力費(電気代)は深夜電力使用でガソリン車の1/10、車検代も軽ガソリン車平均より3万円も安い、バッテリーは8年間メーカー保証あり!
売れない原因は車両価格の高さ…本体価格200万円以上では物好きしか買いませんよ。
逆に諸経費を計算すれば乗り潰しで元が取れます。8年以上乗れば現在の軽平均より安い!
しかも三菱の電気自動車は登録後8年間ならバッテリーのメーカー保証があります。電池容量測定に出して70%を切っていれば無料あるいは安く交換できるとか。
あと電気自動車の中古車価格が安いのは有難いです…電気自動車はリース物件の5年落ちが結構出回っています。最近アイミーブMのレンタカー落ちやラッピング車が割と多く、リース期限切れで手放されたもの。現愛車は念願のMタイプなのでラッキーです(笑)
2.充電速度が速い!→充電が苦にならない
アイミーブに乗る前に代車でリーフに乗った経験がある自分の持論、アイミーブMタイプの充電は全く苦になりません!
リーフだと80%充電までに30分のところ、アイミーブMは15分で済みます(笑)充電時間の短さは美点。
アイミーブM・ミニキャブミーブMは産業用バッテリー(東芝SCiB)を使っており、これを搭載したモデルはバッテリー不具合の口コミが全くありません!実際急速充電の繰り返しや低温環境下での急速充電においてリーフやアイミーブ初期型では容量低下するのに対し、SCiB搭載車であるアイミーブMは氷点下10度の環境でもカタログ数値どおりでした…このモデルはもっと評価されるべきです!
※真冬の下島温泉朝六荘で氷点下の寒さに一晩耐えたくらいだから低温性能は十分保証します。
おそらく新車登録後8年の2020年になってもメーカー保証を受けなければならないほど劣化しないと思います。
3.派生車種だからパーツは結構ある
元車種・三菱i(アイ)があるゆえかアフターパーツはネットショップを探せば意外に存在します。
完全な新車種でマイナーだと対応していないものが多いですがアイに対応しているものなら流用できます。
4.軽だから小回りが利く
アイミーブ・ミニキャブミーブとも軽規格ゆえ小回りが利きます。駐車場を選ばないのもメリット!
狭い道を走るときはもっぱらアイミーブの出番(笑)ただし立体駐車には停められません(爆)
5.今でも通用するエクステリア(外観デザイン)
妙に丸っこいボディが魅力。実際実物を女性に見せると決まってこの反応です(笑)少なくとも女性ウケは大変よろしい!
アイが出回って15年が経ちますが、決して色褪せず今でも通用するデザインだと思います…そのうち「名車」認定されるかもしれません!?
要はそれだけこの卵形フォルムが完成度高いってことで。鉄道なら新幹線500系が類似例。
ラッピングも数多く設定されており、電気自動車に相応しいものも多く目立ちます。愛車のチェッカーラッピングは割とよく見かけますが注目を集めるのは確か。
6.加速のすばらしさ・エンストなし
エンジン車では時折あるエンストも電気自動車なら一切無縁!事故に遭遇する確率も減ります。朝(特に冬)エンジンがかからず困ったりエンストした経験があったのでうなずけます。
加速も強いです!電気を大量消費しますが出足は電車並みに早いです(笑)まるで阪神ジェットカー
とても軽自動車とは思えない加速…近場に急速充電器があるなら一度お試しを。
7.電気だからできること:電源供給可能、災害&停電対策
電気自動車ならではの活用方法に「クルマから電気を供給できること」が挙げられます。
アイミーブ・ミニキャブミーブともディーラーオプションで「ミーブパワーボックス」が存在します。これでMタイプでも最大6kWh(AC100V/1500W)の電力を供給可能です。
しかも100V充電も可能なので、ディーラーオプションの100V充電器を買えば停電時の太陽光発電自立運転モードからの充電も可能!非常災害時などに役に立つこと請け合いです。
幸い自宅に3.5kW太陽光発電設備があるので、アース付コンセントを自前で付けるだけでアイミーブへ充電可能です。
東日本大震災でアイミーブやリーフなど電気自動車が役に立った話を忘れてはいけません。特にアイミーブは小回りが利くから尚更。
自治体がアイミーブを導入したのは環境性能だけでなく災害対策もあることをお忘れなく!
8.創意工夫のしがいがある。
アイミーブには色々欠点がありますが、それを補って余りある魅力も多く、各自の創意工夫で乗り切るサイト・ブログ・SNS記事を多く見かけます。
電費計(マルチモニター)・クルーズコントロール等は外付け社外品で対応可能ですし、シートヒーターは安価で入手可能・シートカバーは市販品が多くある・EV対応市販ナビも存在(バックカメラなしの純正を嫌ってそれをつける人も居る)。
9.モデル末期だけど造りはイイ・洗練されている
作りが古いのは否めませんが、21世紀初頭のまだ日本が元気だった頃に設計されただけあって元の造りはイイです!
ボディ剛性・操縦安定性・ミッドシップレイアウトなど、今の日本車が失いつつあるモノを備えているのは立派!
フォルム・デザインも思ったほど陳腐化していませんし、質実剛健さはあるので外見や内装を気にしなければいいだけ。
※歌手でいうなら森高千里・岡村孝子・松本伊代みたいな存在です。年をとってもイイ人はイイのだ!
最後に、アイミーブは末期モデルです。買うならお早めに!
(重要なので二度言いました)
※画像はアイミーブM
日本初の市販電気自動車第一号は「i-MiEV(アイミーブ)」ですが、後発の日産「リーフ」に物量で負けたのか?最近滅多に話題になりません!(T_T)
三菱も売れ線ではないので近々生産中止になります。買うなら今でしょ!
売れない理由の欠点を先に書きますが、対処方法も判る範囲で載せます。
・デメリット
1.一充電走行可能距離の短さ
軽自動車規格なので容積的にも電池容量は小さく、多くて16kWh、少ないと10.5kWhしかありません。
愛車のMタイプは10.5kWhでカタログ値は120kmですが冬にヒーター・エアコンをつけると60kmしか走りません(爆)
最近は岐阜県各地の道の駅に急速充電器があるので困りませんが、これが「遠出できない」マイナスイメージを作り結果売れなくなりました。
ミニキャブミーブは商用車で重量もり更に短いです。コミューター専用の立ち位置。
2.電気自動車専用モデルでない(派生車種である)
アイミーブ・ミニキャブミーブとも、三菱の製造販売規模ゆえ専用モデルでなく従来車種からの派生。その点ではリーフに負けます。
同社のアウトランダーPHEVは割と売れていますが、逆に元車種アウトランダーが売れていません。
3.装備が貧弱
元車のアイが2003年デビューということもあり、新時代志向のクルマにしては装備が貧弱です!
リーフなどに標準装備されているEV専用ナビやシートヒーター・ハンドルヒーター等がオプションだったり、前期型は充電中に冷暖房が使えなかったり…その不便さでリーフに逃げられた。
4.タイヤが特殊
元車種アイ同様、前後でタイヤサイズが違うので2本ずつ買わなければいけません!更にレアなサイズで高価ときた(爆)
ネット通販なら安く買えますが輸送費に注意!
5.収容力が小さい!?
アイミーブを買って失敗したと思わせるのが、後部座席後ろの空間の狭さ!アイならその下がエンジンルームです。
そのため荷物置き場がeKワゴンよりも位置が高く、最近の軽購買層が荷物積載を重視するのもマイナス要因。
動力機構がMR後輪駆動、将にスペシャリティーカー(爆)
6.冬は寒い
ガソリン車はエンジンの熱があり冬は温かいですが、それがない電気自動車は寒いです。かといってヒーターをつけると走行可能距離が減るし。
対策はシガーソケット電源の外付けシートヒーターで暖をとり消費電力を抑えています。それだけでも少しは違います!
・メリット
1.維持費・動力費(=トータルコスト)が安い!
軽自動車が隆盛を極めるのは価格・維持費が安いこと。
アイミーブも軽自動車だから車検・保険代・税金は安く、動力費(電気代)は深夜電力使用でガソリン車の1/10、車検代も軽ガソリン車平均より3万円も安い、バッテリーは8年間メーカー保証あり!
売れない原因は車両価格の高さ…本体価格200万円以上では物好きしか買いませんよ。
逆に諸経費を計算すれば乗り潰しで元が取れます。8年以上乗れば現在の軽平均より安い!
しかも三菱の電気自動車は登録後8年間ならバッテリーのメーカー保証があります。電池容量測定に出して70%を切っていれば無料あるいは安く交換できるとか。
あと電気自動車の中古車価格が安いのは有難いです…電気自動車はリース物件の5年落ちが結構出回っています。最近アイミーブMのレンタカー落ちやラッピング車が割と多く、リース期限切れで手放されたもの。現愛車は念願のMタイプなのでラッキーです(笑)
2.充電速度が速い!→充電が苦にならない
アイミーブに乗る前に代車でリーフに乗った経験がある自分の持論、アイミーブMタイプの充電は全く苦になりません!
リーフだと80%充電までに30分のところ、アイミーブMは15分で済みます(笑)充電時間の短さは美点。
アイミーブM・ミニキャブミーブMは産業用バッテリー(東芝SCiB)を使っており、これを搭載したモデルはバッテリー不具合の口コミが全くありません!実際急速充電の繰り返しや低温環境下での急速充電においてリーフやアイミーブ初期型では容量低下するのに対し、SCiB搭載車であるアイミーブMは氷点下10度の環境でもカタログ数値どおりでした…このモデルはもっと評価されるべきです!
※真冬の下島温泉朝六荘で氷点下の寒さに一晩耐えたくらいだから低温性能は十分保証します。
おそらく新車登録後8年の2020年になってもメーカー保証を受けなければならないほど劣化しないと思います。
3.派生車種だからパーツは結構ある
元車種・三菱i(アイ)があるゆえかアフターパーツはネットショップを探せば意外に存在します。
完全な新車種でマイナーだと対応していないものが多いですがアイに対応しているものなら流用できます。
4.軽だから小回りが利く
アイミーブ・ミニキャブミーブとも軽規格ゆえ小回りが利きます。駐車場を選ばないのもメリット!
狭い道を走るときはもっぱらアイミーブの出番(笑)ただし立体駐車には停められません(爆)
5.今でも通用するエクステリア(外観デザイン)
妙に丸っこいボディが魅力。実際実物を女性に見せると決まってこの反応です(笑)少なくとも女性ウケは大変よろしい!
アイが出回って15年が経ちますが、決して色褪せず今でも通用するデザインだと思います…そのうち「名車」認定されるかもしれません!?
要はそれだけこの卵形フォルムが完成度高いってことで。鉄道なら新幹線500系が類似例。
ラッピングも数多く設定されており、電気自動車に相応しいものも多く目立ちます。愛車のチェッカーラッピングは割とよく見かけますが注目を集めるのは確か。
6.加速のすばらしさ・エンストなし
エンジン車では時折あるエンストも電気自動車なら一切無縁!事故に遭遇する確率も減ります。朝(特に冬)エンジンがかからず困ったりエンストした経験があったのでうなずけます。
加速も強いです!電気を大量消費しますが出足は電車並みに早いです(笑)まるで阪神ジェットカー
とても軽自動車とは思えない加速…近場に急速充電器があるなら一度お試しを。
7.電気だからできること:電源供給可能、災害&停電対策
電気自動車ならではの活用方法に「クルマから電気を供給できること」が挙げられます。
アイミーブ・ミニキャブミーブともディーラーオプションで「ミーブパワーボックス」が存在します。これでMタイプでも最大6kWh(AC100V/1500W)の電力を供給可能です。
しかも100V充電も可能なので、ディーラーオプションの100V充電器を買えば停電時の太陽光発電自立運転モードからの充電も可能!非常災害時などに役に立つこと請け合いです。
幸い自宅に3.5kW太陽光発電設備があるので、アース付コンセントを自前で付けるだけでアイミーブへ充電可能です。
東日本大震災でアイミーブやリーフなど電気自動車が役に立った話を忘れてはいけません。特にアイミーブは小回りが利くから尚更。
自治体がアイミーブを導入したのは環境性能だけでなく災害対策もあることをお忘れなく!
8.創意工夫のしがいがある。
アイミーブには色々欠点がありますが、それを補って余りある魅力も多く、各自の創意工夫で乗り切るサイト・ブログ・SNS記事を多く見かけます。
電費計(マルチモニター)・クルーズコントロール等は外付け社外品で対応可能ですし、シートヒーターは安価で入手可能・シートカバーは市販品が多くある・EV対応市販ナビも存在(バックカメラなしの純正を嫌ってそれをつける人も居る)。
9.モデル末期だけど造りはイイ・洗練されている
作りが古いのは否めませんが、21世紀初頭のまだ日本が元気だった頃に設計されただけあって元の造りはイイです!
ボディ剛性・操縦安定性・ミッドシップレイアウトなど、今の日本車が失いつつあるモノを備えているのは立派!
フォルム・デザインも思ったほど陳腐化していませんし、質実剛健さはあるので外見や内装を気にしなければいいだけ。
※歌手でいうなら森高千里・岡村孝子・松本伊代みたいな存在です。年をとってもイイ人はイイのだ!
最後に、アイミーブは末期モデルです。買うならお早めに!
(重要なので二度言いました)
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