平和への希い598 アメリカ民主主義の不思議

平和への希い598　戦後７１年　　
　　アメリカ民主主義の不思議　　　2016.11.7.
アメリカでは、史上最低のお粗末大統領選。「メール問題」や「排外主義爆言」と、候補者同士の
次元が低い「ののしりあい」選挙。
ＦＢＩのコミー長官が、ＦＢＩの上部機関である司法省の反対を押し切って、投票日数日前の１０月
２８日に、クリントン候補の私用メール問題で「新たに発見した事実」に基づいて、捜査再開を発表
したのである。
しかも、「新たな事実」の内容や捜査の期間について説明していないのである。
ＦＢＩが泥仕合の大統領選の終盤であるこの時期になぜ、「思わせぶり」な発表をしたのか？
元共和党員であるコミー長官、劣勢のトランプ氏を援護射撃した節もあるようだ。
この発表後の世論調査では、両者の支持はほぼ互角になった。
アメリカの民主主義って、どうなっているのか、不思議で仕方がない。

世界中の金融市場や株式市場が大混乱。
大統領選の結果によっては、世界の政治の力関係や経済に大きく影響するということなのだ。
シリアでの泥沼戦やテロなど、平和的解決の行方にも大きく影響することを思うと、タメ息が出ます。
ウォーキング中に出会った花。

１１月７日「今日は何の日カレンダー」より
◆立冬（二十四節気の一つ。初めて冬の気配が現れてくる）
▲室町幕府興る(1336)▲江戸幕府、大老職設置(1638)
▲帝国議事堂（国会議事堂）落成式。18年かけ総事業費2579万円（当時、映画館入場料30銭）(1936)
▲Ｆ・ルーズベルト大統領４期目に(1944)▲コスタリカが常備軍保持を禁止する憲法公布(1949)
▲現金自動支払機がどの銀行のカードでも使用可能に(1975)▲奈良県明日香村で玄武の絵発見(1983)