平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い1113  記憶の限りでは 

2018-04-12 10:37:30 | 日記
    平和への希い1113 戦後73年 
  記憶の限りでは 2018.4.12.
加計学園は、4月、混迷の中で開校、深い霧の中を船出した。
バブル崩壊後、長く停滞した日本経済を上昇に転じさせるため、政治主導で、「何とかしよう」とアベノミクス
が始まった。
縦割りの官僚組織と、新規参入で今までの権益を失うことを嫌う産業界が結託して、作り上げた「岩盤」に、
内閣府主導で、風穴を開けて、経済の活性化を図ろうと、アベノミクスの1つの柱である「経済特区」を掲げ、
予算を付けて推進しようとしているのです。
この「岩盤突破」政策は、国民の税金が効率的に使われることになるので、素晴らしいことなのです。

今回の加計学園疑惑は、52年も続いた獣医学部新設不可という「岩盤」に対して、経済特区という「印籠
(水戸黄門、この印籠が目に入らぬか)」を作り、内閣主導で各省庁の縄張りを超えて「岩盤突破」を実現
しようとしたのですが、安倍首相のお友達「加計さん」のために、不公平認可したことで発生したのです。
3年前、安倍首相秘書官だった柳瀬唯夫・現経済産業審議官が、愛媛県と今治市の陳情団と会って、「実現の
ための知恵」を授けたらしいのです。対抗馬の京産大には、「知恵」を公平に与えていなかった。
愛媛県陳情団の1人が、陳情時に「首相案件」であることを知らされ、「今治に決まるための知恵」を授けて
貰ったメモを作成していたことが分かった。知恵に従い、申請して認可された。

最近の国会答弁で、当時首相秘書官だった柳瀬さんは、「愛媛陳情団とは、『記憶の限りで』は、会ってもいない
し、知恵を授けた覚えはない」と言っていました。

よっぽど、記憶力が悪いのでしょう。昔はやった「記憶にございません」の進化版?
この程度の記憶力の人が、政府の要職を務められるのでしょうか。税金ドロボーではないか?
岩盤突破は大いに結構なことなのです。
が、加計疑惑は、安倍総理のお友達に、「経済特区」「岩盤突破」「内閣主導」で、国と愛媛県・今治市が、
税金を約100億円支援するのです。京産大の提案がダメで、なぜ加計なのか、モヤモヤの霧が晴れません。
このように政治がもたらす不公平が、不満となって、平和を揺るがす動きに繋がってしまうこと、安倍首相も、
記憶力悪い柳瀬さんも、真剣に受け止めるべきです。

素直に謝って、終らせ、次の岩盤突破で「成る程」と国民を納得できるようにして、岩盤突破を進めて欲しい。
花は、過酷な冬という岩盤を乗りきって、春にちゃんと咲いてくれます。「はなもも」がきれいです。

4月12日、「今日は何の日カレンダー」より
世界宇宙飛行の日、パンの記念日(パン食普及協議会1983)
▲北条時政らの合議制が決定(1199)▲武田信玄、没(1573)▲砲術の研究家・江川太郎左衛門が軍用携帯食料
として日本で初めて乾パンを作る(1842)▲アメリカ南北戦争開始(1861)▲東京大学開校(1877)
▲世界初有人宇宙衛星船、旧ソ連の有人宇宙船ボストーク1号打ち上げ。およそ1時間48分で地球を一周。
ガガーリン少佐「地球は青かった」(1961)▲36階建ての霞ヶ関ビル完成(1968)▲振替休日、実施(1973)
▲アメリカ、スペースシャトル第1号、発射(1981)