近所の100円ショップのレジでベートーベン『幻の交響曲第10番』のCDがなぜか山積みになってました。買うっきゃないっしょ!
↑ずっしりとした手応えがあります。金色の印刷が高級感を醸し出しています。
重量感のワケは全76ページに及ぶ豪華な解説書にありました。
この解説書はベートーベンの像や墓、バイエルンやドレスデンのカラー写真、
幻の第10番に寄せる詩、
ご丁寧にもサインが入った復元者クーパー博士の日本の皆様へのご挨拶、
指揮者ウイン・モリスさんについての詳しい解説、
ロンドン交響楽団の歴史、ベートーベンの生涯年表などなど、これ以上ないほどに盛りだくさん!情報量にビックシだわ
↑泣かせてくれる日本文藝家協会所属の有名な詩人・麻生直子さんの 『夢の波動』
↑ ロンドン交響楽団を振ったことがあるらしい名指揮者 フルト・ヴェングラー。
そして圧巻はCDに収録されたクーパー博士の29分近い音声解説の原文とその日本語訳。40ページに及び、英語の教材にもなります!↓
。。。正直、100円ショップだし、解説書はわんさかテキトーな戯言で埋め尽くされてるんだろうなーって期待してたんですが読んでみると情報は案外深く、かつ正確と思われました。
それどころか真心こめてかなりの時間をかけてスタッフが一生懸命作ったことが偲ばれ、本当に心が温まりました。
情熱に打たれた!!
この解説書を作った人たちにありがとうと言いたい。
これを100円で売るなんて何と失敬な!
ちなみに音楽はクソでしたw