きっと将来振り返ると、コロナ前がピークだったと思うはず。
とにかく人が居ないのだ。
色んな現場で働く人が居ないのだ。
ファミレスに行っても受付機で人数を入力して、タブレットで注文して、料理はお運びロボットが持って来て、レジでは客が機械に現金を入れている。
ビジネスホテルも然りで、フロントマンがタブレットを渡してくれて、画面に従い住所名前を入力して、棚に置いてある歯ブラシやティーバッグなどのアメニティを必要数選んで持っていき、精算機でチェックアウトをしてホテルを後にする。
こんな光景がすっかりスタンダードになってしましった。
そう言えば、キャンプに行く前に朝マックでも頂こうと思ってドライブスルーに並んだら10分経っても15分経っても全く進まず、諦めたこともあった。
クルーが足りなくて飽和状態で完全に麻痺してしまっているようだ。
3分ごとにでも1台ずつ進めば待つ気にもなったのだが、完全ストップでは時間も読めないので、並んで待つことを放棄したわけだ。
この人手不足はバス業界でも起きており、ついに青陵街道の「牛川」バス停を含む路線の「牛川金田線」にも減便と言う現実が突き付けられた。
おそらくバス会社は減便は最終手段と考え、運転手さんのシフトのやり繰りで企業努力をしてきたはずだ。(勝手な想像)
ついにそれが叶わず、減便という一手を指してきた。
こうなるとユーザーたる我々利用者にとって怖い事は、さらなる減便である。
人手不足の特効薬「減便」。
この味を覚えてしまうと・・・
バス会社でシフトやダイヤを組む人を恨むつもりはない。
社会構造がこうした現実を生み出している。
その事だけは、誤解がない様に書き添えておこう。