三流読書人

毎日の新聞 書物 など主に活字メディアを読んだ感想意見など書いておきたい

ドングリ小屋住人 

体育・スポーツ人よⅢ

2013年12月10日 14時06分30秒 | 政治 
さきほど投稿しましたように『毎日新聞』は体育スポーツ関係者が秘密保護法案に対して批判や反対の声を上げない、と手厳しくコラムで述べていますが、次のような人々もいます。
「『特定秘密保護法案』の廃案を求める体育・スポーツ関係者有志の会」という組織が立ち上げられ、同法案に反対するアピールを発表しています。
アピール全文を書くことはできませんが、自由・人権・平和とともに歩むスポーツ文化を次の世代に受け渡すために「特定秘密保護法案」は容認することはできないという立場で書かれています。呼びかけ人は次のような人々です。
伊藤高弘(武蔵野美大名誉教授)
岩波道子(新日本スポーツ連盟)
上野卓郎(一橋大名誉教授)
大野晃(スポーツジャーナリスト)
片岡暁夫(筑波大名誉教授)
川口智久(一橋大名誉教授)
草深直臣(立命館大名誉教授)
栗岩恵一(アルペンスキー元日本代表)
小林秀一(プロボクシングウエルター級元日本チャンピオン)
斉藤義孝(日本勤労者山岳連盟理事長)
新藤省次郎(北海道大学名誉教授)
永井博(新日本スポーツ連盟)
西本武志(日本勤労者山岳連盟会長
正木健雄(日本体育大学名誉教授)
森川貞夫(日本体育大学名誉教授)
梁田陽子(学校体育研究同志会)
和倉昭夫(新日本スポーツ連盟)
などです。体育・スポーツに関わってきた者としてお伝えしておきたいと思って。


体育・スポーツ人よⅡ

2013年12月10日 12時35分12秒 | 政治 


そして今日12月10日、『毎日新聞』朝刊の一面下段のコラム『余禄』は次のようにいう。
(抜粋)
「・・・▲特定秘密保護法案に危険を感じ、やむにやまれぬ気持ちから参加したデモを、巨大与党の幹事長から「テロ」呼ばわりされた人たち。声を上げないことを賛同とみられることを恐れ、行動に出たのだと思う▲基本的人権を脅かす恐れのある法律について俳優や映画監督らが不安や疑念を口にする一方で、スポーツ組織や選手らの声はほとんど聞こえてこない。スポーツと政治は無関係と思っているのか。内心では反対と思いつつ、あえて『政治的中立』を保っているのか▲スポーツは戦前、国家による『思想善導』の手段として利用され、1960年代の大学闘争では体育会系の学生は当局側に立った。秘密法案の採決が強行された5日の参院特別委員会で質疑打ち切り緊急動議を提出した自民党議員は元プロ野球選手だった▲…以下略」




体育・スポーツ人よ

2013年12月10日 12時29分03秒 | 政治 


『毎日新聞』夕刊のタイトルのすぐ下に
「近時片々」という小さなコラムがある。
12月7日の内容は、次のようなもの
「信頼できる仲間とは。
高校ラグビーの指導者いわく、
ゴール前に攻め込まれたとき
自分より体の大きな相手に
タックルに入れるかどうか。
肝心なのは逆境にあっても
ひるまないこと。
       ◇ 
仲間ではなかったか。
文学者が、映画人が、芸術
家が抵抗の声を上げる中、
黙して語らぬ体の表現者たち。
どこに行った「スポーツの力」
ひるんでいては勝利
は決してつかめないことは知
っていように。
…以下略」
スポーツ人よ。どう思う。



年の暮れ・師走

2012年12月25日 13時24分10秒 | 政治 


年の暮、 師走、いよいよ押し詰まってきたけれど、特別、借金もなく、飲み屋のツケを払うということもなく、のどかにすぎてゆく。年寄りにとってありがたいというべきか。

    女を見連れの男を見て師走         高浜虚子

なんだかわかるような、わからないような句である。

    ともかくもあなた任せの年の暮       一 茶

ようくわかります。家庭の年の暮のせわしさは男にとってこんなものか。すみません。

来年は、未来はどうなるんでしょうね。
労働者の首切り、賃下げ、非正規労働者、消費税値上げ、社会保障の劣悪化、米軍基地問題、原発などなど。さらに1000兆円という大借金。民主党が無為無策だったことはいまさら言うまでもないですが、すべては自民党政権時代に作ったツケです。何をいまさら日本を取り戻す、ですか。日本の国民を幸せにしたことがありますか。この選挙で喜んだのは財界、大金持ちだけ。
大震災の被害者、原発爆発の被害者どんなお正月を迎えるのでしょうか。
しかし、日本の国民はまた自民党に投票しちゃった。あるいは選挙に行かなかった。
自分や子や孫の生活について判断することをやめて、政治まであなた任せにしてしまいました。

労働者、国民を大事にせずに景気などよくなるはずはないでしょう。
巳年はどうなるんでしょう。




震災関連死とは

2012年04月28日 15時11分04秒 | 政治 
各報道機関によると、復興庁の27日午前の発表で、「震災関連死」と認定された人が、岩手、宮城、福島などⅠ都9県で計1618人にのぼるということである。
1995年の阪神大震災(919人)を大幅に上回り、震災による「直接死」と「行方不明者」を合わせると2万人を超えるようである。
最多は福島県764人、宮城県636人、岩手県179人、茨城県29人、千葉、長野両県各3人、山形、埼玉、東京、神奈川が各1人。

震災関連死とは、震災での建物倒壊による圧死や津波による水死ではなく、長引く避難所生活の疲労や震災における精神的ショックで体調を崩してなくなるケースを指す。自殺もあるだろう。
震災に起因する関連死と認定されると、直接的な理由で死亡した場合と同様、遺族に最高500万円支給される。
関連死の認定は市区町村が認定している。国としての統一基準はない。震災から1カ月以内であれば関連死の可能性が高く、それ以上であれば低いといった内容となる。

どうなんだろう。せっかく助かった命、大震災による直接的な被害の死者の約1割に近い人々が亡くなっている。
せっかく、せっかく助かったのにどうして死ななければならなかったのか。
被災者に対するもっと手厚い対策を施策として取り組まなかったのだ。

最近のマスコミは、毎日、およそ低レベルの国会や議員の政争を報道する。もうやめてもらいたい。
いま日本は何に一番力をいれなければならないか。
国民の命と生活を守ることではないのか。
小沢一郎が有罪であろうと無罪であろうと知ったことか、こんなゲス野郎がどうなろうとほっとけばよい。
日本の今の惨状とどう向き合うか、それを考えるべきだろう。
これ以上死なせるなよ!













米軍基地問題政府が何を決めるかではなく私たちが何を決めるか

2010年04月25日 07時29分09秒 | 政治 

「通販生活」という雑誌をご存知だろうか。購読者はあまり多くはないかも知れない。この雑誌、時々政治的・政策的課題について特集を組み読ませる。2010年夏号に興味深い記事がある。
 「混迷する普天間問題をどのように考えればよいのでしょうか」と題し、数人の人が語っている。
この中で、寺島実郎さん(日本総合研究所会長・多摩大学学長)は「日米関係の将来をどうするかという議論の中でしか、普天間基地は論じられません。」というタイトルで語っている。
部分的にで゛あるが引用、紹介をさせていただくことをお許し頂きたいと思う。できれば全文を読んでほしいと思いますが。(以下青字引用部分)
 
[  ・・・・ 独立国に外国の軍隊が65年間もの長期間にわたって駐留し続けている事実。あるいは、国内に約4万人もの米軍兵力が存在し、いわゆる「思いやり予算」を含め、米軍駐留費の7割に及ぶ年間約6000億円を日本が負担しているという事実、これらを不自然と思わないのは、どう考えても「常識」が欠落しているとしか思えません。
なぜ、このような現実を不自然と感じない「思考停止状態」に陥ってしまったのか。それは、冷戦構造の下での考えをそのまま引きずり、新たな思考を何もめぐらさないまま、対米協力・対米依存外交を続けてきたからです。
               ・・・・中略・・・・
 アメリカは、オバマ政権誕生後、「核なき世界」「イスラム文化との融和」というそれまでの外交政策とは180度違った方針を打ち出しています。さらに、オバマ大統領は、今年3月の核不拡散条約40周年の声明で「時代遅れの冷戦型思考を超えて、国家安保戦略の中での核兵器の数、役割とも低下させる」と驚くべき発言をしています。「冷戦型思考」から脱却できず、変わるアメリカにさえついて行けない「思考停止状態」になっている日本人にとってなんと皮肉な言葉でしょうか。「日本が米国の核の傘の下にいれば他国から攻撃されることはない」という論理はもはや通用しなくなっているのです。97年に、橋本政権が行った日米ガイドラインの改定で、日米安保の対象を極東に定めていた「極東条項」が見直され、日本の安全が脅かされることであれば、適用範囲を世界中に広げられると拡大解釈してしまった。ここにおいて日米同盟の本来の目的は完全に変質し、日本は米国の戦争への加担をより強める結果になったのです。そして、9・11後、米国がアフガニスタン、イラクへと侵攻すると、日米安保の見直しどころか、米国の戦争に巻き込まれていく結果となりました。
               ・・・・中略・・・・
  普天間問題が迷走したことで逆に見えてきたことがあります。これまでアメリカには「日本を守るために米軍はいる。その存在が不満ならいつでも引き上げる」というある種恫喝のシナリオがありました。しかし実はアメリカとしても日本に基地を維持したいという本音が確認できた。一方で日本側にも中国や北朝鮮に対する抑止力としての米軍にいてほしいと思っている人が依然として多くいることもわかった。この相互依存が象徴するように、日本人は今日に至るまで米国を通してしか世界を見ていなかった。
                ・・・・中略・・・・
世界は今、多極化し、複数の国と関係を結ぶ「分散型ネットワーク」が構成されており、米国がアジア政策で日本だけを基軸にして来た時代はすでに終わっています。これからの日本は東アジアから全世界の国々と個々の関係を結んでいかなければならないのです。
                 ・・・・以下略  ]

  他には、田岡俊次さん(軍事評論家)、太田昌秀さん(元沖縄県知事)、伊波洋一さん(宜野湾市長)、山内繁雄さん(宜野湾市基地対策部長)、三上智恵さん(琉球朝日放送キャスター)などが書いている。


「事業仕分け」私たちの生活との関わりは

2009年11月28日 09時12分48秒 | 政治 

「事業仕分け」というパフォーマンスはなかなかに面白かった。
しかし「面白うてやがて悲しきなんとやら・・・」でどれほどのものが今後の予算編成に生かされていくのか。
この生活の厳しい状況の中で不安は大きいと言うのが普通の庶民の感想であろうか。
ノーベル物理学賞の益川敏英さんは
「鳩山政権は、きめ細かい分析も総合的な視点もないまま、大変ことを始めたと思います。スパコンのプロジェクトも”凍結”と判定したけど、反発が起きたら『見直す』と言い出した。全く場当たり的です。
 科学研究は目先の成果や利益に左右されて一度中断すると、取り戻すのに何倍も時間がかかるです。
 米軍『思いやり予算』など総合的にきちんと判断してやるべきなのに、そうしていないことが一番の問題です。」
と言ってる。
 日本政府が米軍に対して行う『思いやり予算』に対する見直しが聖域を突破したというが、これとて米軍基地内に働く日本人労働者の賃金の部分を引き下げるというもの。基地内日本人労働者は、米軍人や家族のためのパーティマネジャー、ゴルフ場マネジャー、ボーリング場マネジャー,マッサージ師、ゴミ処理などに働く人々。
 基地内の住宅地の造成、家屋の建設その他豪華施設の数々は日本人庶民の想像を絶するもののようだ。
  これらは全て思いやり予算だという。
 植民地における宗主国と先住民族との関係そのものである。
 事業仕分けという作業はそういうことであった。

 このパフォーマンスははからずも民主党の限界が極めて明確に国民の前に明らかになったということでは意味はあった。
 国民生活をずたずたにしてしまった自民党政治とどこが違うのか、誰に対する思いやりが最も必要だと思うのか。明確にしてもらいたい。
 


 


農業も切り捨てた日本

2009年08月25日 07時57分23秒 | 政治 

 農業も切り捨てた日本 
 8月21日付毎日新聞「経済観測」

 丸紅経済研究所所長 柴田明夫

「日本は農業を捨てたのか」
 農林水産省は11日、08年度の食料自給率(カロリーベース)が41%となり06年度39%、07年度の40%から2年連続で上昇したと発表した。コメや小麦の生産は不調だったが、サトウキビの生産増や油脂用大豆の輸入減が寄与。
 食料自給率は、国内で消費している食料のうちどの程度国内生産で賄ったかを示す数字である。60年代に80%近かった自給率はその後ほぼ一貫して低下、98年には40%と半分になった。米国の128%、フランス122%、ドイツ84%、英国70%と比べ極端に低い。
 主要国における食料・農業の位置づけを日本と較べると改めて驚かされる。人口1億2700万人の日本の穀物生産量は1000万㌧程度なのに対し、人口6000万人の英国は日本の3分の2の国土で3000万トンの穀物を生産している。工業国のイメージのドイツは8200万人の人口で5500万㌧の穀物を生産している。日本の10倍以上の人口を抱えた中国の穀物生産は日本の50倍強の5億トン強だ。しかもこれら諸国の国内総生産(GDP)は世界上位5カ国に入る経済大国だ。長年、商社食料部門で穀物取引に携わってきた友人によれば「農業をおろそかにする国は滅びる」という考えが欧州には根付いているという。欧州の国々は農業を犠牲にしてまで経済大国にはなろうとはしなかった。改めて日本という国を振り返ると、ひたすら工業化による経済大国を目指す一方、「農業」を切り捨ててきたのではないかと疑いたくなる。それは自然に対する畏敬(いけい)の念や他人に対する思いやりの文化を失ってきた道でもある。現在の世界的な経済危機と食糧危機は日本にとって「農業」を根本的に立て直す好機と言えよう。

 そうです。切り捨ててきたのです。
 教育を切捨て、農業を切り捨て、今また老人を切り捨て、残してきたものは
 何だったか。 
 丸紅という巨大商社にも責任がないとは言わせない。
 しかしそれはおいといて、専門家の見解としてうけとめたい。
 日本の食糧生産を担ってきた農山漁村もまた切り捨てられ、限界集落と言われる   
 地域は広がりつつある。
 「農業をおろそかにする国は滅びる」であろう。
 しかし、農山漁村は食糧生産の潜在的能力はまだ失っていない。
 この国の流れを今変えればなんとかなると思わないでもない。
 そのためには、 
 政権を変えるのではなく政治を変えるのだ。


 
 


政治は必要か やめてくれ政治で食うのは

2009年07月29日 21時02分44秒 | 政治 
ほぼ実質的に衆議院選に突入した。
この国の政治家の人格の貧しさが目立ち始めたと言ってよいか。
小泉チルドレンの逝くヘ、タレント候補者あさり、じいさんの、おやじの金儲けの地盤を継ぐ世襲候補、話題に事欠かない。
それにしてもこれほど低次元で国政を担う政治家を選ぶ国って日本だけなんだろうか。
恥ずかしい。
おそまつ芸人に議員になってくれと頼みに行く、総理候補にしてくれるならと言われ舞い上がってしまい自分がその仕事を投げ出す。
この芸人の芸というものを見たことがない。
テレビに出ていたというだけではないのか。
つまらないテレビ番組を作っている連中がいる。唾棄すべき連中によってつくられた虚像である。
トイレの落書きのような存在だろう。
我われの支払う税金を好き放題に無駄遣いする世界である。。
また、日本国家の名において何百兆円もの借金をする。

一度、日本国家という行政機構をすべてストップしたらどうか。
都道府県も市町村も一切なしとする。

日本に住む人間がすべて必要なことは自分でまかなう。
食料も住むこともライフラインのすべてを自分でまかなう。
それで生きてゆけなければそれでいいのではないか。
警察権力というものが気になると思うだろうが、自分は自分で守る。
盗人が来れば自分でたたっ殺す。何せ警察がいないんだから。
教育は親がする。
福祉は親子の問題とする。
企業もなしとする。
必要なものは、今あるものを使い尽くすまで作らない。
必要なものは自分で作る。余ったものは物々交換する。
食い物を自分で作ることができなければ拾ってでも、コンビニが捨てたものでもあさって食えばいい。
原始の時代に戻るのだ。
いわゆる今弱いと言われる層が先にくたばるだろうか、そうとも思わないのだ。
弱いものほど逆境に強く打たれづよい。
今でかい面してる奴から順にくたばると思うんだけど。
いじめっこなんてそんなもんだ。

日本国家も都道府県も市町村もいらない。
いわゆる行政と言うものに一切金がかからない。
もちろん公務員も給料はない。議員にも給料はない。
5年間ぐらいそれでがまんできないだろうか。
そこで、本当に必要な行政の組織、払わなければならない税金、そんなことが改めて理解できてくるのではないか。

税金は払わない。税金の世話にはならない。
おれの稼いだ金はおれが、おれの家族が使う。誰にも渡さない。余裕があればない人に分かつ。
今の政治の姿はそういう時代の再現を期待するということを示唆していないか。

麻生、鳩山と言うような人物がいなければ日本は成り立たないと思うことはやめよう。いなければいないだけ日本人は幸せになる ような気がする。



バカタローがまた言った

2009年07月25日 21時11分23秒 | 政治 
 麻生太郎首相は25日午前、横浜市内で開かれた日本青年会議所(JC)の会合であいさつ、この内容が野党各党の反発をまねいている。
 麻生太郎首相が25日に語った高齢者に関する発言の要旨は次のようなものだそうだ。

【  どう考えても日本は高齢者、いわゆる65歳以上の人たちが元気だ。全人口の約20%が65歳以上、その65歳以上の人たちは元気に働ける。いわゆる介護を必要としない人たちは実に8割を超えている。
 8割は元気なんだ。
 その元気な高齢者をいかに使うか。この人たちは皆さんと違って、働くことしか才能がないと思ってください。働くということに絶対の能力はある。80(歳)過ぎて遊びを覚えても遅い。遊びを覚えるなら「青年会議所の間」くらいだ。そのころから訓練しておかないと、60過ぎて80過ぎて手習いなんて遅い。
 だから、働ける才能をもっと使って、その人たちが働けるようになれば納税者になる。税金を受け取る方ではない、納税者になる。日本の社会保障はまったく変わったものになる。どうしてそういう発想にならないのか。暗く貧しい高齢化社会は違う。明るい高齢化社会、活力ある高齢化社会、これが日本の目指す方向だ。もし、高齢化社会の創造に日本が成功したら、世界中、日本を見習う。  】

 第一印象は何を言いたいのかわからない。
 今日の高齢者問題をどうとらえるべきと思っているのか、だからどうだというのか、遊びを覚えるのが良いのか、悪いのか、高齢者をどう利用しようと思っているのか、生きていては困ると思っているのか、そうでないのか。そしてこれが日本の目指す方向だ、と言ってるんだが、よく分からない。
 彼の話すことの内容、その論理性の欠如、方向識の欠落というか、全体をどうとらえているからこうなるというようなことを無視したおしゃべりは政治家としてと言うより、人間として何らかの欠陥を持っていると言わざるをえない。

 生理的な嫌悪感を感じる。歴代首相のなかでもこれほどひどいのは初めてではないか。
 こういうのを飼っておくことを税金の無駄遣いというんだろうな。
 もう人前に出てくるな。ひっこんでろ! 漫画でも読んでろ!



バカタロー解散

2009年07月19日 20時49分12秒 | 政治 
じいさんの吉田茂は「バカヤロー解散」で有名。
孫は、麻生太郎は「バカタロー解散」なのだそうだ。
何をかいわんや、である。
三代目というのは昔から良く言われない。
が、彼の場合は名実ともにそうである。
救いがない。

「売り家と唐様で書く三代目」ってね。江戸時代の川柳。
この国をどこかに叩き売ってしまわないうちに引きずり落としておく必要がある。

世襲で権力の中枢を引き継いでゆく、
誰が隣の国を笑えようか。




「亡国のバカ首相」

2009年07月17日 17時28分24秒 | 政治 
【「亡国のバカ首相」
 「ぜんぜん違うと思いますよ」
 前代未聞の解散予告について「麻生降ろし封じが目的ではいか」と記者団に聞かれた麻生首相、記者団にこう答えた。あれほど「私が決める」と繰り返した解散を、ようやく自分で決めたのだ。それを「思います」と他人事のように言う。
 よくまあこれほど無責任な政治家が首相をやってきたものだと呆れてしまう。こんな男が国や国民の暮らしを真剣に考えるわけがない。
 都議選の自公苦戦が伝えられ始めた12日夜、麻生は周辺に「解散は14日」「選挙は8月8日か9日」「絶対にやるからな」と激しい口調で伝え、麻生おろしで動き回っている連中を名指しで批判したという。
 68歳にしてまるで駄々っ子。この男の頭にあるのは、幼稚な反抗心と醜悪な権力欲だけらしい。
反麻生が高まるほど意地になり、なんとしてでも首相の座にしがみつこうとする。どんなときでも真っ先に考えるのは自分のことである。
 そうでなければ、解散を予告する必要など、これっぽちもない。】
と、これは「日刊ゲンダイ 7月16日号」一面トップ。みもふたもない。ボロクソである。そして、みんなそう思っている。誰かかばう奴はいないのか。吉田茂の孫だぞ。

【・・・略・・・ 麻生降ろしができなければ「党とは別のマニフェストを作る」と真顔で語る議員もいる。党が責任を持ち、政権が何をするかを記す「マニフェスト=政権公約」の意味が分かっていないというほかない。自民党に所属しながら麻生首相を認めず、それぞれの選挙区で勝手にマニフェストを示すというのは有権者をごまかす詐欺的行為でさえある。
 第一、衆院での麻生内閣不信任決議案に反対した直後に麻生降ろしでは国民の理解は得られない。両院議員総会の開催要求が腰砕けに終わることが確定すれば、さらに批判は高まろう。これも既に指摘したように麻生首相の下では戦えないというなら、自民党を離党し新党を結成する方がまだ筋が通るというものだ。
 もう堂々と選挙に臨めばどうか。不利な選挙情勢を挽回(ばんかい)しようと七転八倒するほど国民の目には「自らがしてきた政治によほど自信がないのだろう」と映っているはずだ。】
これは、毎日新聞7月17日号の社説。バカ首相の下にあってこれはえらいこっちゃとあわてふためく自民党議員どものこっけいな姿が目に浮かぶ。

 われわれはえらい国に住んでますな。
 といってもこれは自分が選んだ結果です。
 しょうがおまへん。と思うと益々絶望的になりますな。
 
 次に選挙するときは、こんな天にむかって唾するようなことを言わずにすむようにしましよう。






 
 



目くそ鼻くそを笑う

2009年05月28日 17時23分33秒 | 政治 
目くそが鼻くそを笑う、というか。日本語はすごいね。
そうするとまわりで汚い野次を飛ばしていた他の議員たち、くそにたかる蝿か。
昨日の党首討論は、その程度に見えた。
あまりに低次元、低レベル、品性がなさ過ぎる。
吉田茂と鳩山一郎の孫だ。
どちらも大金持ち。
しょせん我われ庶民の気持ちなどわかるはずもなく、どちらが首相にふさわしいかなどと片腹痛い。
どちらかといえば程度の低さでは麻生のほうだろうか。
家で寝そべって漫画でも見てろ。
頼むから、日本の国民の未来の生活のことを語る資格があるなどと思ってくれるな。
麻生がテレビに映り何かしゃべり始めるとくそったれと叫びたくなる。
だいたい声が汚い。言葉が汚い。英語もへたくそ。発音むちゃくちゃ。
気取ったものの言い方の鳩山も嫌い。
やはり目くそと鼻くそだ。どっちがどっちかわからないが。くそ蝿もふくめて。
こういう議員を選ぶことにどんな意義があるというのか、教えてくれ。

この心洗われるような新緑の良い季節に、
話が尾籠になってくるのはこいつらのせいだ。
おれの品性のせいではないぞ。

良い議員を選びたい。




麻生内閣冬景色

2009年02月28日 22時10分16秒 | 政治 
  今、巷でこんな歌が流行ってるんだそうです。
石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」のメロディでどうぞ 

  「麻生内閣冬景色」(読み人知らず) 
アメリカ発の金融危機が起きた時から
政権維持はやぶの中
期待された経済対策何もできずに
支持率だけが落ちてゆく
私は辞めぬ
替われる人いない
まんがオタク 漢字読めぬ何が悪いか
ああ・・・・
麻生内閣冬景色

ごらんあれも二世議員
出来が悪いと
多くの人が指をさす
思いつきで補正予算出してみたけど
身内にけちをつけられる
解散しない
私はつづけたい
公明までが政権ゆする
辞めろとばかりに
ああ・・・・
麻生内閣冬景色

暗愚の将と弱卒たち

2009年02月26日 12時50分31秒 | 政治 
勇将の下に弱卒なしがというが、やはり暗愚の将の下には弱卒ばかり。
中川昭一元財務大臣に続いて、笹川堯自民党総務会長の発言が国民の顰蹙を買い怒りの声が高まっている。

笹川自民党総務会長は、24日、都内で開かれた同党参議院議員の会合のあいさつし、森内閣当時科学技術政策担当大臣を務めていたことに触れ、「閣僚に任命されてうれしかったが、運悪くハワイ沖でアメリカの潜水艦が日本の船にどーんと当たりやむなく沈没した(自分も)」と語った。
2001年ハワイ沖で米原潜に愛媛県宇和島水産高校の実習線が衝突され沈没、9人の生徒・教職員が亡くなった。
そのとき森首相はその報告を受けながらゴルフを続け、国民の怒りを買って退陣した。
薄汚い森元首相やおのれの科学相辞任をその沈没に例えたものらしいが、笑わしちゃいけない。
そのことと、9人の命を奪った事件、その犠牲者や遺族、関係者の悲しみと怒りが同列に並ぶものか、ふざけるな。
麻生首相よくよく人を見る目がないか、自民党という組織は人材がないか、馬鹿ばっかりの内閣である。

これについて、自民党河村健夫官房長官は、記者会見で「遺族の方からすると、あの時のことを思い出させる話だ。あまり気持ちのいいものではない」と述べ、発言は不適切との認識を示した。
また、民社党簗瀬進参院国対委員長は、「見識を欠いている」と厳しく批判、発言の撤回と謝罪を求めるとした。そうである。

早く解散し、選挙をしろ。
ほとほとあきれ果てた。もうついていけない。