分け入っても分け入っても青い山
種田山頭火のあまりにも有名な句です。
一方、
新緑の山となり山の道となり
というのは尾崎放哉の句です。
よくその生きざまが比較される二人です。
が、私はやっぱり山頭火が好きです。なぜかよくわからない。
最初に出会った時は衝撃的でした。
この新緑の中を歩く。今が一番美しい。
しかし、ゆずり葉と新芽の作り出すグラデュエーションは単純ではない。
竹秋の色合いもある。
春と夏のせめぎ合い。
桜ばかりが花ではないのです。これはぐみです。地味で小さな花ですが、実は美味しい。 | |
これは月桂樹の花です。あまり見たことはないでしょうが、月桂樹も花は咲き実をつけます。食べないですが、ご存じのように葉の香りは肉料理にはなくてならないものです。 |