三流読書人

毎日の新聞 書物 など主に活字メディアを読んだ感想意見など書いておきたい

ドングリ小屋住人 

麻生内閣冬景色

2009年02月28日 22時10分16秒 | 政治 
  今、巷でこんな歌が流行ってるんだそうです。
石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」のメロディでどうぞ 

  「麻生内閣冬景色」(読み人知らず) 
アメリカ発の金融危機が起きた時から
政権維持はやぶの中
期待された経済対策何もできずに
支持率だけが落ちてゆく
私は辞めぬ
替われる人いない
まんがオタク 漢字読めぬ何が悪いか
ああ・・・・
麻生内閣冬景色

ごらんあれも二世議員
出来が悪いと
多くの人が指をさす
思いつきで補正予算出してみたけど
身内にけちをつけられる
解散しない
私はつづけたい
公明までが政権ゆする
辞めろとばかりに
ああ・・・・
麻生内閣冬景色

暗愚の将と弱卒たち

2009年02月26日 12時50分31秒 | 政治 
勇将の下に弱卒なしがというが、やはり暗愚の将の下には弱卒ばかり。
中川昭一元財務大臣に続いて、笹川堯自民党総務会長の発言が国民の顰蹙を買い怒りの声が高まっている。

笹川自民党総務会長は、24日、都内で開かれた同党参議院議員の会合のあいさつし、森内閣当時科学技術政策担当大臣を務めていたことに触れ、「閣僚に任命されてうれしかったが、運悪くハワイ沖でアメリカの潜水艦が日本の船にどーんと当たりやむなく沈没した(自分も)」と語った。
2001年ハワイ沖で米原潜に愛媛県宇和島水産高校の実習線が衝突され沈没、9人の生徒・教職員が亡くなった。
そのとき森首相はその報告を受けながらゴルフを続け、国民の怒りを買って退陣した。
薄汚い森元首相やおのれの科学相辞任をその沈没に例えたものらしいが、笑わしちゃいけない。
そのことと、9人の命を奪った事件、その犠牲者や遺族、関係者の悲しみと怒りが同列に並ぶものか、ふざけるな。
麻生首相よくよく人を見る目がないか、自民党という組織は人材がないか、馬鹿ばっかりの内閣である。

これについて、自民党河村健夫官房長官は、記者会見で「遺族の方からすると、あの時のことを思い出させる話だ。あまり気持ちのいいものではない」と述べ、発言は不適切との認識を示した。
また、民社党簗瀬進参院国対委員長は、「見識を欠いている」と厳しく批判、発言の撤回と謝罪を求めるとした。そうである。

早く解散し、選挙をしろ。
ほとほとあきれ果てた。もうついていけない。



しいたけ ワクワク

2009年02月21日 13時26分20秒 | Photo



春のしいたけが出はじめた。
かわいいと思うか、美味そうと思うか
なんとも言えませんね、このかたち。

ちょうどこれくらいが食べごろ。
これで一雨来てびしょびしょになると変にふやけて大きくなって美味しくない。

鍋物か焼くかてんぷらか楽しみである。
ワクワクしてきますね。

えらい国に住んでるなと思いませんか

2009年02月14日 16時19分46秒 | 政治 
あほらし 
こういうのに国の政治を任せ、税金を自由に使わせておいていいのか
こういう連中を選択したのは国民ではあるが
麻生氏、ホントは定額給付金は反対やったんやと又後で言うんと違うか、
××党にせまられてしゃ-なかったんやとね


  ▲麻生発言
「まず間違えていただいて困るのは、私は郵政民営化を担当した大臣ですからね、忘れないでください。私が総務相として担当しておりました」
 (08年9月12日 日本記者クラブ主催討論会)

「(郵政関連事業を)四つに分断した形が本当に効率としていいのか、もう一回見直すときにきているのではないか。小泉首相の下で(郵政民営化には)賛成ではなかった。私は郵政民営化の担当相ではなかった。私が郵政民営化には反対とわかっていたから私は外されていた」
 (2月5日衆院予算委員会)

「2年の間に、自分なりに勉強させていただいて、最終的に民営化に賛成をしました」
 (2月9日、衆院予算委員会)

「(05年衆院選のとき)国民が(争点と)感じていたのは、郵政民営化かそうでないかだけだった。内容を詳しく知っていた方はほとんどいなかった」
(2月10日、記者団に)

  ▲小泉発言
私は最近の麻生太郎首相の発言について、怒るというよりも笑っちゃうくらい、ただただあきれているところだ。だいたい、首相の方針とか、執行部の方針に批判的な意見を若手が出すと、執行部から「後ろから鉄砲撃つな」と押さえ込みにかかるが、最近の状況は、首相が前から、これから戦おうという人に鉄砲を撃っているんじゃないかと。
定額給付金についても、首相が「さもしい」と、また「自分はもらわない」と、「いやそんなことは言ってない」とか、いろいろ言っているが、この問題についても、私は本当に、三分の二を使ってでも成立させなきゃならない法案だとは思ってないんです。
 九月までには国民の信を問わないとならないんですから、特に、首相の発言が、信頼がなきゃ選挙が戦えないんだから、信頼が大事だということを肝に銘じていただきたいと思う。
 (2月13日「郵政民営化を堅持し推進する集い」)

2月12日は「ブラジャーの日」

2009年02月12日 10時43分13秒 | くらし
《 高島屋は12日~4月22日、不要になったブラジャーを全20店舗で回収する。今回協力しているワ コール製が対象で、産業用固形燃料として再生される。
◇ワコールの調査によると、「ブラジャーを捨てるのは恥ずかしく、ためらいを感じる」という女性が6割 に上る。透明のごみ袋が主流になった事も一因とみられる。
◇12日は、米国人女性がブラジャーの原型を考案し特許を取得したことにちなむ「ブラジャーの日」。「 あなたのブラがたんすの肥やしから、工場の“肥料”に変身します」と高島屋。 》

 ( 毎日新聞2月12日付け 社会面コラム「雑記帳」 から)

 2月12日が「ブラジャーの日」って知ってました?なんとなく「捨てるのは恥ずかしく、ためらいを感じる」ものはほかにもありそうで。それなら回収を手伝ってもええでと思っている人もおるかもね。あくまで環境問題やら資源の再利用という立場からでっせ。

黒沢作品を観るⅢ 「七人の侍」 宮口精二という俳優

2009年02月09日 09時17分42秒 | 芸術
NHK黒沢作品のシリーズは、2月7日には「七人の侍」を放映しました。
この映画については語りつくされています。
私にとっては宮口精二につきるのです。
夜一人で種子島をとりにいって朝もやの中を帰ってくる。あの剣豪です。
勝四郎の憧れの人です。
細い小柄でいながら圧倒的な存在感、たまりません。

「生きる」のなかで加東大介などを従えたやくざの親分か兄貴分を演じて、せりふは一言もなしという役柄でしたが、これもすごかったです。

もうひとつ、小林正樹監督の「人間の条件」で中国人だか、朝鮮人だったかの役も印象に残っています。

20年余り前、73歳で亡くなっています。



黒沢作品を観るⅡ 「赤ひげ」

2009年02月06日 16時43分39秒 | 芸術
NHK BS 昨夜は「赤ひげ」
赤ひげこと三船敏郎演じる新出去定、病気を治すことは貧困と無知との闘い、幕府の政策が貧困と無知を無くさねばということを掲げたことがあったか、ということを問いかける。
貧困に追いこまれ疲弊する庶民、メタボリックシンドロームの殿様、徳川幕府の小石川養生所への補助を3分の1に削減することなど全く今日の日本の抱える課題と同じである。 

加山雄三はこの一作があるから彼も映画俳優であったということができるだろう。
が、なにより、この映画が感動の深いものとなっているのは、香川京子、仁木てるみ、根岸明美、桑野みゆき、団令子ら、また、脇の女優陣の好演があったからではないかと思う。

身体を治し、心を治し、内科も外科もなくすべての、傷を負った人々の支えとなる医師の姿を今の医学に携わる人々に見てほしい。



黒沢作品 「天国と地獄」を観る

2009年02月05日 08時59分53秒 | 芸術
大きな薄型のテレビを買った。
DVDプレーヤーも買った。
NHKでは、黒沢監督作品をずっと放送している。
先日、NHKハイビジョンで「天国と地獄」を放映、録画してゆっくり観た。
37インチはやや雰囲気のつたわる観方であろうか。
なによりCMの入らないのが良い。
いまから四十数年前、発表された当時観た驚愕がよみがえった。

今また見て驚くのはそのリアリティの追求であろうか。
例えば、被疑者を刑事が尾行する。その尾行の臨場感、緊迫感が凄い。
見ているこちらにもどれが尾行者かどれが群集かわからない。
気取られない動き、服装、斯くあらねば実際には犯人を追うことなどできないと思われる。説得力がある。
それに比べ近頃のテレビのドラマなどはあまりにちゃちでお粗末、観るに耐えない。

そしてなにより、犯人役の山崎努、デビュー作である。
ミラーのサングラスをこのときはじめて見た。
鏡の内側から社会を見る。
犯人の心理を象徴しているようであった。
「もう一度殺人を再現させて犯人を死刑に追い込む」。という仲代達也演じる警部のセリフ。
犯罪と人間、犯罪の背景、犯罪との闘いとは、などあらためて考えさせられる。
最後のシーンも衝撃的である。

「七人の侍」「天国と地獄」「生きる」、私はこの三作だと思う。
後年のおどろおどろしいものはごめんだ。
 

PHOTO 立春 白梅

2009年02月04日 16時49分30秒 | 地球環境

今日は立春。
八十八夜、二百十などはすべてこの日から起算する。
春といっても一年で最も寒い時期。
旧暦の世界でなければ体感的には理解できない。

   春立つや愚の上に又愚にかへる     一茶
 
   立春の日のうつくしく風少し      佐藤漾人

   おもしろやことしのはるも旅の空    芭蕉
 
梅は咲きはじめた。
満開の木もある。