三流読書人

毎日の新聞 書物 など主に活字メディアを読んだ感想意見など書いておきたい

ドングリ小屋住人 

プロ野球監督哀話Ⅱ

2005年09月29日 07時45分32秒 | 教育 
プロ野球監督哀話Ⅱ
 「読売巨人軍」監督、堀内恒夫氏気の毒です。
 ちょっと断っておきます。いつもなぜ「読売巨人軍」とわざわざ書くかといいますと、一番その体質にぴったりなような気がするからです。私の最も嫌いな「軍」を名乗るその時代錯誤、特別にカギ括弧をつけるべきだと思います。
 シリーズ後半、ガラの悪いのが出なくなって、いいチームになってきたなと思っていたのですが、やっぱりダメですね。
 堀内監督気の毒ではありますが、勝つ気はないようです。23日、対中日10ー0を10-6まで追い上げた。次の回なぜか高橋由伸をベンチに下げました。良く分かりません。
 かの長嶋茂雄氏をして言わしめた「史上最強の打撃陣」は全く機能しなかったのです。
 星野氏の話は消えたようですが、やめてよかったです。絶対に恥をかきます。なにしろ「軍」です。古参兵やら、在郷軍人会などがよってたかってつぶしにかかります。
 「読売巨人軍」の大艦巨砲主義は終焉を迎えているのにまだ、それならばと、よそから大物監督を引っ張ってくればと思っているところが「読売巨人軍」らしさでしょうか。
 監督も選手も自分のところで育てなさい。いい素材がいっぱいです。みんな巨人に入りたがって他のチームを切歯扼腕させてきたのです。

 原辰徳氏が再び泥を被ります。


大谷昭宏氏のコラムより

2005年09月28日 08時11分43秒 | 教育 
少し長いのですが読んでみて下さい。
9月27日付『日刊スポーツ』の社会面、大谷昭宏氏のコラム「大谷昭宏のフラッシュアップ」から

《早くも国民は小泉政権に赤信号を点滅しはじめた。そういう意味では、きちんと事態を注視している国民ではないかという気もする。・・・中略・・・。
それはそうだろう。テレビでさんざん叩かれているのであらためて言うまでもないが、比例関東ブロック35位、、まさかまさかの26歳の若造代議士の誕生。「これでBMWが買える」「料亭に早く行ってみたい」だのと言いたい放題。あげくの果てに国会の前で「お父さん、お母さんにこう言われた」ときては、議員としてより人間としてのレベルを疑う。こんな男に歳費をはじめ、年に1億円、4年間解散がないとすると4億円もわれわれの税金をぶち込むことになるのだ。国民が赤信号を点滅させるのも当然ではないか。
 ただし、これは金の問題。実はもっと危ないことがある。小泉政権はこんな議員を抱き込みながら早くも不穏な動きを見せている。憲法改正への手続きを進める特別委員会を設置、これには憲法第9条2項改正を唱える前原誠司民主党・新代表も賛成しているというから、与党3分の2に加えて野党まで参画した翼賛議会ではないか。
 まだある。あの昼行灯みたいな法務大臣も、かねてから通したがっていた組織犯罪処罰法の改正による共謀罪の新設を今特別国会に上程すると言い出した。この共謀罪は、ヤクザがある組にカチ込みを計画している。だけど現行法では具体的に拳銃などを用意しない限り、捜査機関は指をくわえて眺めていなければならない。それを計画段階で摘発できるようにするんだと表向きにはなっている。だけどもちろん、この法律はヤクザだけに適用されるものではない。極端な話、サラリーマンが酒を飲んで、嫌な上司をコキ下ろし、調子に乗って「おい、あのガキにいずれ一服盛ってやろうやないか」なんてオダをあげた段階で、法律的には、御用にできるというおそろしいものなのだ。
 加えて、政治家や高級官僚の不正を暴くために身辺を調べただけでも身柄を拘束されてしまう人権擁護法案の提出も目論んでいる。
 今度の選挙で鮮明になったことは、小泉政権というのは、異論、反論を唱えるものは徹底して叩き潰すことということだった。だが、この手法はなにも自民党内や対野党に限ったものではない。必ず国民全般に向けられてくる。右向け右というときに、左を向いていたい者には激しい往復ビンタを食らわす。それがこの政権のやり方なのだ。点滅からはっきり赤信号へ。それがこんな政権をバカ勝ちさせてしまった国民の責務なのだ。》

国民の責務をあらためて認識しましょう。

資本の論理で野球が勝てるか

2005年09月27日 12時25分32秒 | 教育 
 田尾監督気の毒。楽天を馘になる。
 次期監督に野村克也氏という噂。実績が上がらなければ切る。一年で、しかも今の戦力で実績が上がらなかったからダメという判断は今のベンチャービジネスだかなんだか知らないがそういう世界での合理的な判断だとは思えない。
 そして過去の大物をもってくれば何とかなるという発想。
 三木谷社長、ITバブルとも言っていい今の世の中でうまく儲けているが、案外古い資本家気取りの経営者なのかなという気がする。
 もう野村氏では勝てませんよ。選手が育たないと思う。かれのID野球などというものはどんなものか、少なくとも阪神では通用しなかった。今どきの若者を引きつける求心力などない。
 カツノリ君と一緒にやりたいのですかね。


   




Magic3

2005年09月26日 17時08分35秒 | 教育 
中日が強いのか、巨人が弱いのか。中日しぶとく勝ってます。
阪神のなにやら神がかり的な勝負のつけかたは優勝するチームの特徴でしょう。
しかし、日本シリーズ、投手が足りているか、気がかりではあります。

特に井川が中日戦に出ると打たれる。これについてある三流週刊誌のコラムに次のような説が載ってました。
《「中日は阪神・井川のセットポジションのクセを盗みコーチが球種を伝えていた!」一部スポーツ紙が8月下旬にスクープ的に報じた記事は刺激的で興味深かった。知らない人のためにまとめよう。
なぜ井川は中日戦になると突然崩れるのか。なぜ打たれ出すとたちまち連打を浴び、あっというまの大量点を食らってしまうのか。それは井川のセットポジションにクセがあり、アンダーシャツの手首付近にできるシワで球種が読まれてしまうからだ。・・・・云々》

日本シリーズ、中日と戦うわけではないが、こんなことが分かっていなかったのだろうかということに疑問がわきます。

シリーズ前半の中日の快進撃と交流戦での無様な負けっぷりをみると、パ・リーグのチームに対するリサーチが不足していたのではないかと納得がいきます。
セ・リーグ各チームの情報戦におけるあまりにのどかな態勢は、中日の優勝はほぼなくなったとはいえ、来期への大きな課題となるのでは。


  

われわれのレベルを示す議員たち

2005年09月22日 08時16分07秒 | 教育 
  われわれのレベルを示す議員たち    松戸 多田 野口

毎日新聞9月22日付「仲畑流万能川柳」欄に載った句です 昨日に続いてパクリです

まったくそのとおりで言うことありません
阪神は連敗するわ、選挙結果に関する報道などでカリカリしていましたが、昨日でやっとマジック6となりました
このままなんとかいってくれれば、かろうじて心のバランスもとれるのですが

国民が変わらにゃ政治変わるまい

2005年09月21日 07時58分56秒 | 教育 
   国民が 変わらにゃ政治 変わるまい   秋田  尾てい骨
 
 毎日新聞9月21日号、「仲畑流万能川柳」欄に載った句、拝借です。
 こちらから頼んだわけでもない郵政民営化を、「私は国民に約束した。絶対改革だ」などと吠えていましたが、こちらはそんな約束知るか。改革してもらいたいのは、税金のムダ使い、天下り、福祉の充実、社会保障、消費税をやめること、自衛隊を海外へ派遣することなどいっぱいある。
 国民の側が政治を改革しましよう。ごますり議員、小泉チルドレン、小泉よろこび隊、にまかしといたらなにされるか分かりません。
 次の選挙は何時になるのか知りませんが、「こっち側から変えたるぜ」の声をあげましょう。
 マスメディアよ、そういう声にのってこいよ!




      

総選挙 後の祭りⅡ

2005年09月20日 17時18分21秒 | 教育 
自公圧勝327議席の大暗雲
小池百合子の「ヒステリー」発言「票が減るのよ」
聖子・ゆかり「女の闘い」を制した「怪文書と謀略」
「中国に謝罪と補償を」なんて言った「ホリエモン
「角栄神話」が崩れた田中真紀子の「思わぬ不人気」
「買い物戦術」で太田昭宏を助けた「創価学会員」
三男宏高をこっそり応援「石原都知事」
片山さつきを「逆転勝利」させた「極秘プロジェクト」
実は「2度目の幸運当選」だった「保坂展人」
「無所属で出た方が」とグチっていた「辻元清美」
「森派のイジメ」に泣かされていた「橋本ジュニア」
民主惨敗」を招いた「アメリカPR会社への丸投げ」
「久米宏のからかい」に八つ当たり「亀井静香」
「くのいち刺客は無派閥で首相の喜び組」になる
「高笑い」公明党が狙う「法相と経産相」ポスト
青木幹雄「除名の脅し」に屈服した参院「郵政版dたいは」
「人権擁護」にサラリーマン増税「悪法目白押し」
「新婚妻」と10年来の「愛人」との狭間で「小林興起」修羅場の選挙戦
ここまで『週刊新潮』の記事のタイトル

野田聖子号泣「自民復党」も「出産」もあきらめません
ホリエモン 敗因は広島カープの赤シャツと竹中平蔵
小池百合子に完敗小林興起もとスッチー新妻を直撃
佐藤ゆかり”支援者”たちは握手に感涙とメロメロ
片山さつきポスターが黒スプレーで塗りつぶされた
どピンク辻元清美「大阪は独立したらええねん」
恩人なで切り高市早苗「総理私をほめて!」
田中真紀子パパが国民新党応援で自民除名?
石原宏高 慎太郎応援計画のまぼろし
後藤田正純より奥様水野真紀が政治家向き
猪口邦子外相説に職員が「インテリ版真紀子だあ」
海江田万里”トライアスロン”選挙もあえなく轟沈
本家失楽園船田元の勝因「畑恵を顔出しさせるな」
ムショ帰り中村喜四郎当選祝いライブに潜入
夫婦で土下座藤野真紀子・夫のノロケ話
禁酒大臣中川昭一は本誌直撃に「今夜は飲むぞ!」
小渕優子に後援者が「今夜から子作りに励め!」
「落下傘」西川京子「みかん箱は家宝にします」
ムネオ勝利に大貢献の19歳長女は選挙違反!?
フェロモン復活で学会婦人部に大人気の山崎拓
太田昭宏勝利で東京・北区住民が危惧する信濃町化
「ホントは出たくなかった・・・」強制ワイセツ中西一善
「国民新党」亀井親分 当選しても子分ゼロの悲哀
竹中ブレーン岸本周平「立候補反対」妻と離婚
妻・高見恭子を隠し通した元レスラー馳浩
武部勤幹事長「迷言」「失言」「暴言」リスト
大敗北外資系PR会社に踊らされた岡田克也CM
うんざり選挙特番小泉ベッタリ田原総一郎と女子アナ
小泉自分党チルドレン80人を従え「任期延長」と「大増税」
これは『週刊文春』の記事のタイトル

出てくるわ出てくるわ 自民党圧勝の実態。
うんざりします。
しかし、小泉にこんな風に勝たせて、これからえらいことになるでという論調が多いように思う。もちろんタイトルを見ただけです。
どんなことが書かれているか、読まなくても分かるでしょう。
こんな本を買うほど耄碌はしていないのです。スーパーマーケットの雑誌コーナーで立ち読みしながら携帯電話で写真を撮ってきました。
それにしてもこれほど下らない世界なのですね
 
文芸春秋社
新潮社
講談社(『週刊現代』)
小学館(『週刊ポスト』)
という大手の出版社の出す週刊誌、ひどすぎます。
戦前から、日本のジャーナリズムをリードしてきたはずのこれらの出版社の週刊誌の反知性というか、反教養(こんな言葉あったかな)ぶりにはあきれはてます。こういう下らない情報が圧倒的な量で流され、やがて日本の世論を形成していくのでしょう。
これらのマスメディア自身が今回の結果をもたらすために大きな役割を果たしたのではないか。

われわれ大衆は愚かなのでしょう。
しかし、なめたらあかんぞ!





総選挙 後の祭り

2005年09月19日 20時23分35秒 | 教育 
小泉「アホバカ300議席の恐怖」
官邸ルポヒトラー小泉「改憲&大増税」へ
山崎拓前副総裁の鼻息が荒い。「党内でまともな政治家はオレと小泉しかいない」。いまや小泉首相の味方につけばどんな”前歴”があっても、政治の素人でも、アホでもバカでもOKということか。其の間に独裁者は確実に危険なシナリオを描いていた。
「新しい皇帝の誕生だ」
絶対服従の新派閥「小泉派」
年金問題,個人情報保護法も改悪、
イエスマン政権でニッポンがぶっ潰される。
小泉首相の憲法改正への執念。
全閣僚引き連れ靖国神社を参拝
「小泉の勝利は池田大作の勝ちと同じだ」佐高信が「自公大勝の罪」を斬る。
以上は「週刊現代」の見出し。

「森派膨張」「任期延長ウルトラC 」。
「消費税10%」。
永田町は恐怖のドン底へ。
小泉大統領にはもう誰も逆らえない。
歴史的大勝利が覆う危機。
以上は「週刊ポスト」の見出し。

立ち読みの週刊誌の記事です。今頃になって言ってます。

アホバカ議員を当選させたアホバカ有権者。
それを演出し、あおったアホバカマスメディア。

これから日本がどうなろうと知ったことか、みんなで選んだ道だ。




    



生態系

2005年09月16日 12時17分35秒 | 教育 
マンションにさそりが出た。ニシキヘビが公園に、琵琶湖にピラニアが、アライグマはうちのすぐそばにいます。他にもかみつき亀、背赤後家蜘蛛だとなんでもありです。もっとも、大昔から日本にしかいなかったという動物などは数えるほどしかいないのだろうけど。人間の交流や移動とともに生物も動く、当然交雑種もできるのは当たり前です。人間もそうですしね。しかし、ペットとして人間の勝手な都合で飼われ、厭きたから捨てる、放つでは困ります。わがドングリ小屋周辺の池からはヤマトぬまえびが絶滅しました。ブラックバスを放した馬鹿がいたのです。これは犯罪です。
もうすぐ昆虫、特にカブトムシやクワガタの外来種が繁殖したりはしないでしょうかね。

ところで植物はどうなんですかね。こんなに野放図にもちこんでいいんでしょうか。園芸用の草花には今まで見なかったものがたくさんあります。
写真は、県営の緑化センターで道に面して植えられているものです。きれいですが、初めて見ました。花の大きさは5センチぐらい、なんという花でしょうかご存じの方はいますか、原産地やなまえを知りたいのですが。

曼珠沙華

2005年09月14日 11時11分24秒 | 教育 
別名 彼岸花とも言う。天上に咲くという架空の花の名(広辞苑)を曼珠沙華というらしいが、なぜかこの花をそう呼ぶ。
真っ赤なこの花、造形的にも面白いと思うが、好きでないという人が多い。
もうすぐ彼岸、暑さ寒さも彼岸までというが、猛烈な残暑の中で咲いている。