三流読書人

毎日の新聞 書物 など主に活字メディアを読んだ感想意見など書いておきたい

ドングリ小屋住人 

これほどアホそのままの首相っていただろうか

2008年11月29日 21時39分33秒 | これは許せない
アホ太郎首相 これほどアホそのままの首相っていただろうか

麻生首相は、医師不足問題で「社会的常識がかなり欠落した人が多い」(19日)と医師に責任をなすりつける発言をし、問題となった。日本医師会の抗議を受け、陳謝したばかり。
その舌の根も乾かぬ3時間半後の経済財政諮問会議で言ったこと。
その全文。
「67歳、68歳になって同窓会に行くと、よぼよぼしている。医者にやたらにかかっているものがいる。彼らは学生時代はとても元気だったが、今になるとこちらのほうがはるかに医療費がかかっていない。それは毎日歩いたりなにかしているからである。私の方が税金は払っている。たらたら飲んで、食べて、何もしない人の分の金をなんで私が払うんだ。だから努力して健康を保った人には何かしてくれるとか、そういうインセンティブがないといけない。予防するとごそっと減る。 病院をやっているから言うわけではないが、よく院長が言うのは『今日ここに来ている患者は六百人ぐらい座っていると思うが、この人たちはここに来るのにタクシーで来ている。あの人はどこどこに住んでいる』と。みんな知っているわけである。あの人は、ここまで歩いて来られるはずである。歩いてくれたら、二週間したら病院に来る必要はないというわけである。それからかれこれ三十年ぐらい経つが、同じ疑問が残ったままなので、何かまじめにやっている者は、その分だけ医療費が少なくて済んでいることは確かだが、何かやる気にさせる方法がないだろうかと思う。」

無知・無教養・無能・無神経、しかし、金だけはあるという男の公的な場での発言である。

たしかに彼は相当な額の税金を払っているだろう。
その税金は、おのれの利益だけに使ってもらいたいというのだ。
私は少ない年金の中から天引きで税金を取られている。日常の買い物もスーパーマーケットのチラシを検討し、1円でも安い店にいって買い物をする。なけなしの金も消費税が取られる。それでもその金が低所得の人のために、生活に困っている人のために、みんなの医療費のために、次世代の教育のために使われることには依存はない。
彼は「たらたら飲んで、食べて、何もしない人の分の金をなんで私が払うんだ」という。しかしその金も彼が稼いだ金ではない先祖から相続したものだろう。
彼と同窓会で出会った人たちよ。怒れよ。
日本中の病気でたおれた人たちよ、何らかの原因で働けなくなった人たちよ怒れよ。高齢の人たちよ怒れよ。
そういう人には税金を使いたくないと言ってるんだぞ。

しかしその金をバラ撒いて票を買うことには抵抗はないのだ。この大仕掛けの公金横領犯にして詐欺師にいつまで総理大臣をやらせておくのだ。

私は発狂しそうだ。


常滑 土管坂

2008年11月26日 20時19分04秒 | 地球環境


また旅のへたくそな写真、御在所岳の紅葉、常滑焼きの窯場、知多半島の師崎のふぐという駆け足の一泊旅行。
結構なコースであるがいかにも忙しい。
しかし高齢者の集団としてはこれが精一杯。
楽しい旅行でありました。
常滑の土管坂です。ロケーションは良いが、写真のできはどうも。

AHOU首相のいきがる日本の政治にはほとほと愛想がつきる、
が、しばらくでも忘れて。

・・・前よりしも来たらず 後ろより迫れり

2008年11月20日 16時11分39秒 | いいんじゃない
 先日竜神・高野山・18日は御在所岳と今年は紅葉を見る旅が多い。
 紅葉も良く見ると落葉するとすでにあとには芽があります。もう春の用意をしているのです。

 『・・・ 春暮(れ)て後、夏になり、夏果てて、秋の来るにはあらず。春はやがて夏の気をもよほし、夏より既に秋はかよひ、秋は則(ち)寒くなり、十月は小春の天気、草も青くなり、梅もつぼみぬ。木の葉のおつるも、まづ落(ち)て芽ぐむにはあらず。
下よりきざしつはるに堪(へ)ずして落(つ)るなり。迎ふる気、下に設けたる故に、待ちとるついで甚(だ)はやし。生・老・病・死の移(り)来る事、またこれに過(ぎ)たり。四季はなほ定(ま)れるついであり。死期はついでをまたず。死は前よりしも来らず、かねて後に迫れり。人皆死ある事を知(り)て、まつこと、しかも急ならざるに、覺えずして来る。沖の干潟遥(か)なれども、磯より潮の満つるが如し。 』

 とこれは、吉田兼好「徒然草」百五十五段の後半である。
 書いてあることは、要するに四季のうつろいは夏が終わって秋が来るというのではなく夏の盛りもすでに秋を準備している。紅葉の下には春にふく芽が準備されている。こうしてひとつの季節ががはててしまって次の季節がくるのではなく次に来るべき季節に押しだされるように古いものが消えてゆく。しかし、人の死期は季節のように順序があってくるのではない。死というものは順序を待たず突然やってくる。「死は前よりしも来たらず、かねて後より迫れり」「覚えずして」来る。というぐらいのようである。
 何となくわかるような気がする。
 歳か。


2兆円バラマキ 何さらすねん! 俺の金やぞ

2008年11月09日 18時57分00秒 | これは許せない
麻生太郎の税金バラ撒き 
2兆円をバラまき、3年後には消費税増税、それも10%くらいだという。
こうして自民党、公明党は票を買収する気だ。
この2兆円は税金だぞ。俺の金も一部はいってる。貧しかろうと富んでいようとみんなから取り立てた税金だ。
麻生太郎首相という大金持ちが自分の金をどうバラまいて選挙違反をしようと知らないが、俺の金をばら撒いて票を買収しようというのは絶対許せん。

ありがたいと家計にいくらかのうるおいだと喜ぶ人もいるだろう。
そらありがたい今夜すしでも食いにいこかという程度に考える人もいる。
しかしそんな付け焼刃の追加経済対策と称する全世帯定額給付金で経済が立て直せると本気で思っているはずもない。
ゴマすりのご機嫌取りの選挙対策であることは誰でもわかっている。
票さえもらえばこっちのもの、という考えに気づかないと思ってるんだとしたらあまりにもなめた話だ。

小泉政権以来増税や社会保障切捨てで、4人家族で試算年間約40万円の家計の負担増になっているといわれる。

2兆円あればどんなことができる。

社会福祉、医療の充実、教育、中小企業・農林水産業の救済、することはいっぱいある。
それを大嫌いな自民党公明党の生き残りのための票の買収に使ってしまうやなんて。私は発狂しそうだ。


茶の花

2008年11月08日 09時41分37秒 | Photo

 《 茶の花 
 庵のまはりには茶ノ木が多い。五歩にして一株、十歩にして又一株。  私は茶の木を愛する。その花をさらに愛 する。私はここに移ってきてから、ながいこと忘れてゐた茶の花の趣至に心を引かれた。
 捨てられることもなく捨てられてゐる茶ノ木は『侘びつくしたる侘人』の観がある。・・・・中略・・・・・ 茶の花に隠遁的なものがあることは否めない。また、老後くさいものがあることもたしかである。
 年をとるにしたがって、め うが、とうがらし、しょうが、ふきのとうが好きになるやうに、茶の木が、茶の花が好きになる。 
 しかし、私はまだ茶人にはなっていない。幸にして、あるいは不幸にして。
 梅は春にさきがけ、茶の花は冬を知らせる(水仙は冬を象徴する)。
 茶の花をぢっと観てゐると、私は老いを感じる。人生の冬を感じる。私の心身を流れてゐる伝統的日本がうごめくのを感じる。

   茶の花や身にちかく冬が来てゐる   》  

 種田山頭火の「草木塔」のなか、随筆の一文。俳句は好きだけど随筆も良い。
 衒いがなく素直な感覚だと思う。 
 こうして老いてゆくか。

 山道の散歩の途中、携帯電話のカメラ。写真のできはともかく。

 


オバマ氏の勝利に

2008年11月06日 20時36分42秒 | いいんじゃない
オバマ氏が勝った。
リンカーン以来の黒人解放と言えるか。
どのような手腕を振るうかは未知数である。
日本のマスコミもかまびすしい。

アメリカの独立宣言(1776年7月4日 コングレス 13の州の全員一致の宣言)はいう。
「・・・・永く存続した政府は、軽微かつ一時的の原因によっては、変革されるべきでないことは、実に慎重な思慮の命ずるところである。したがって、過去の経験もすべて、人類が災害の堪え得られるかぎり、彼らの年来したがってきた形式を廃止しようとせず、むしろ耐えようとする傾向を示している。しかし、連続せる暴虐と簒奪の事実が明らかに一貫した目的のもとに、人民を絶対的暴政(デスポディズム)のもとに圧倒せんとする企図を表示するにいたるとき、そのような政府を廃棄し、自らの将来の保安のために、新たなる保障の組織を創設することは、かれらの権利であり、又義務である。・・・・」(岩波文庫「人権宣言集」高木八尺訳)

ここにいう変革とは、小泉が言い初めたような変革とはあまりにレベルが違いすぎる。
近年のアメリカの凡愚の大統領とも違うアメリカの人民の底力を感じる。

暴虐の政府を廃棄し、新たな組織を作ることは「権利」であるが、「義務」でもあるというのだ。


懲戒免職だろうこの男 田母神敏雄航空幕僚長

2008年11月04日 14時53分07秒 | これは許せない


 このバカをただの定年退職とは何事か。

シビリアンコントロールとは何か。
 
世界有数の強大な軍事力をもつ日本の自衛隊。
きわめて危険な存在であることは間違いない。武力そのものが意思を持って動き出す時、何事が起こるかわからない。
外部に向かうとき、あるいは国内に向けられるときもある。
武力そのものが意思を持ってはならないのだ。
それを具現化しているのが自衛隊を指揮するトップの仕事だ。
「政府の公式見解にこの程度の反論もできないのであれば日本は自由民主主義(ママ 彼の言葉)の国ではない。北朝鮮と同じだ」とは何事か。
こうして大砲が戦闘機が軍艦がつぶやき始めたらどうなるか。
そして、国民が共有している認識、政府公式見解を否定しはじめたらどうなる。
武器、武力、軍隊、それに携わる人間が独り歩きを始める。必ず同調するバカがいる。利用しようとするバカがいる。

「黙れ国民」と矢を国民に向けることもありうる。
行使しうるのはシビリアンのみ。それも憲法9条のもとで。
如何に時の政府が判断力を失っていようと、かろうじてそのことは守ってきた。
シビリアンとは国民の意志そのものである。
そこにシビリアンコントロールの重要性がある。

ということを身に染みて日本人は経験しているはずだ。
しかし、そのことを隠蔽し、詐術を持って目をくらます作戦だろう。

こいつを自衛隊のトップにすえたのは誰だ責任取れ!


おばけしいたけ

2008年11月03日 21時50分55秒 | Photo



おととし菌を植えたくぬぎ、今年はしいたけ出るかとずっと待って見ていたのに気配がなかった。
おととい配偶者が大きなのが出ていたととってきた。突然出るのである。
今日はどうかなと見にいったら大きなのがあった。直径でおおかた20センチ。
びっくりした。これくらい大きいのは珍しい。
となりの小さいのが普通の商品としてでているぐらいの大きさ。
夜、鍋物で賞味。美味であった。
とりたてはやはり良い。


サフラン

2008年11月02日 08時39分10秒 | Photo



サフランが咲いていました。
真ん中の赤いめしべが料理用の着色に使われます。
もちろん味にも影響するのでしょうが。
我が家ではあまり使いません。
高価な香辛料になるらしい。
パエリヤ、ブイヤベース、ライスに、パンにと地中海料理に多いような気がする。
花は好きです。
春に咲くクロッカスは別名ハナサフラン、同属。

アヤメ科の多年草 ヨーロッパ原産



つわぶき

2008年11月01日 08時59分10秒 | Photo



10月の中ごろから咲いているが、季語は冬。
つわ、つは、つはの花、通常には石蕗と書きます。
食用にもするようですが、食べたことはない。
きれいな黄色ではあるが、地味というかさえない花です。

  つはのはなつまらなさうなうすきいろ  上川井梨葉

という句もあります。