大阪のある飲み屋で都議選の結果について「維新の会えらいことになったね」とつい言うと、「東京ではやっぱりあかんわな」と飲み屋の亭主。ということは大阪ではまだいけるんとちゃうかというニュアンス。ほんまかいな。
日本維新の会共同代表の石原慎太郎氏の語録が勇ましい。6月21日、川崎市内の集会で社民党の福島瑞穂党首を「バカみたいな社会党の生き残りの女」と酷評。野中広務元官房長官にも「売国奴」と自らと主張が異なる人物をぼろくそに言ったそうだ。福島瑞穂氏を「『憲法を変えると戦争を始める』とキャッキャという。まだ生きているのが不思議なくらいの化石みたいな人だ」また野中広務氏にはさらに「この頃気が狂ってね。わざわざ北京まで行っておうかがいをたて、何を考えているのか」亀井静香氏については「なかなかの男だったんだけど、このごろちょっとおかしくなった」。共同代表の橋下徹氏については「(慰安婦発言】などで大迷惑だ」といい、スポーツ紙のインタビューで「終わったね……この人は」。言いたい放題。
いったい、バカで化石で、まだ生きているのが不思議で、この頃気が狂って、この頃おかしくなって、国民に大迷惑(尖閣列島問題など)をかけ、もう終わってしまっているのは、どなたです。
元文学者であったこの人、哀れというべきか。
この二人の共同代表を持つ日本維新の会が、大阪ではまだ終わっていないと思う方がおかしい。