三流読書人

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ドングリ小屋住人 

大阪よ

2011年12月03日 09時17分47秒 | こくみんをなめんなよ
事情があって、はからずも大阪府民となることになった。まだ住民票は移していないが。
せめても大阪市民でないことを喜びたい。
大阪府民、大阪市民という人たちはどういう町に住みたいと思っているんだろう。
私たちが外国へ行って、ああ、いい町だなと感動するのは、その町が長い歴史の中で育んだすぐれた芸術・文化のにおいというか、気配だし、子供の育て方の姿勢だと思う。
維新の会とやらに徒党を組む連中のやろうとしていることは、なんだろう。
とくに橋下氏は、芸術・文化および、長い将来を見通した子供たちをどう育てるかということには全く理解がない。
そのことは大阪府知事時代のやり方で明らかである。芸術・文化に関する助成をどんどん切り捨て、競争に勝つことだけを良しとする教育を提唱した。暗澹たる気持ちにさせられる。
かつて横山ノックという知事を選んだ大阪の人々は、今度は「独裁者」を選んだ。
この人々に厳しく政治を監視することを期待することは出来ないだろう。
そしてもっと怖いのは、国政に関わる資質の低い政治家どもがこの連中に色目を使い始めたことだ。
東京都にもファシストがいる。
どうなるんだろうなどと他人事のように言ってられない。