市町村や都道府県に教育長というような人間が必要か。
いずれもかなりの高給取りです。
お近くの学校の校長をよく観察して下さい。たいていの校長はお気の毒です。しかたなしにさせられた校長もいますけどね。なぜかというと文部科学省や教育委員会のお気に入りだからです。
いま、いじめや必修科目の不履修が問題になっているけれど、こういう役職の人物がTVのインタビューなどに出てきます。いかにお粗末な人物かお分かりでしょう。
学校の代表が必要ならば職員集団の中から選挙で選ぶ。
教育委員、教育長と言うような人物が必要ならば、最初の設立に理念に戻って選挙で選ぶ。これで十分です。文部科学省の伝達の機関としての校長など全く要りません。
必要なのは、現場の教師の生の声を知らせることです。
第一線の教師が責任を取るべきです。そのためには第一線の教師に主体的に教育のなかみを選択させるべきです。
読み書き計算と専門教科、競争ではなく協同、みんな仲良く、あとは個性に応じて伸びて行く。これが教育の原点です。余計なことに行政や政治家が口を出す、これが教育荒廃の原因です。
道徳だ愛国心だというようなことをもちだして国民を縛る、それが戦前の教育ではなかったでしょうか。
そして国民を戦争に追いやった。
余計なお世話です。健やかに子どもを育てる本当の道は国民が知っています。
口を出すな。ここが教育基本法第10条の大事なところです。
「教育は不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負っておこなわれるべきものである」。
アホバカ世襲刺客などと言われた議員が教育基本法を変えようとしているのです。ほっとくのですか。