三流読書人

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ドングリ小屋住人 

マルチン ニーメラー の詩から

2012年02月19日 16時40分03秒 | こくみんをなめんなよ
《 彼らが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった、
私は共産主義者ではなかったから。

社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった、
私は社会民主主義者ではなかったから。

彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった、
私は労働組合員ではなかったから。

彼らがユダヤ人たちを連れて行ったとき、私は声をあげなかった、
私はユダヤ人などではなかったから。

そして、彼らが私を攻撃したとき、
私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった。 》


この詩は反ナチ運動に命をかけたドイツの牧師マルチン ニーメラーによるものである。
この詩をそっくり次のように書き換えることができるのではないか。
いわゆる「維新の会」の連中の動きを見るとき。

《 彼らが教職員を攻撃したとき、私は声をあげなかった、
私は教職員ではなかったから。

彼らが公務員を攻撃したとき、私は声をあげなかった、
私は公務員ではなかったから。

彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった、
私は労働組合員ではなかったから。

そして、彼らが私を攻撃したとき、
私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった。 》