伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

国会動かすのは国民の声を実感した1日

2015年09月16日 | 日本共産党
 きょう午後6時に委員長職権で開催されることになっていた参議院の安保特別委員会は、午後11時を過ぎても開会されないまま時間が過ぎています。

 報道によると日を変えて17日の午前0時10分に委員会を開き、締めくくりの総括質疑を行うことになった、と伝えられましたが、いまだ多くの人々が雨の中、国会の外で抗議行動を続けているようです。


NEWS23より

 横浜市で開かれた地方校長会では、野党推薦の意見陳述人が「採決をするための公聴会なら、申し述べる意見はありません」と、公聴会の意見を踏まえ徹底審議することを求める意見が、きっぱりとした口調で語られていたのが印象的でした。

 そして会場となったホテルの外では、集まった人々が路上に寝転ぶなどの行動で、採決に反対する意思を表明していました。

 いわき市では午後5時からJRいわき駅前で、採決強行に反対する行動が行われました。私も参加しましたが、全体で約60人が参加し、反対の意思を通行人にアピールしました。安保法案に反対する署名に、自らの意思を込めてペンを走らせる市民もいました。


JRいわき駅前

 こうした全国のたたかいが委員会の開会を遅らせていることは間違いないと思います。報道は、参議院で採決を引き延ばす国会での徹底抗戦がどこまでできるかは、国民の世論がどこまでこの行動を理解し支えるかだという趣旨の解説をしていました。国会での外での行動・たたかいが安保(戦争)法案の帰趨を握る。そんなところまで世情は煮詰まっています。安保法案に反対する世論は、どんな手段を使っても採決阻止を求めていると思います。国会外のたたかいで、国会内での野党のたたかいを励まして行ければと思います。


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