伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

またまた、“やばい電話”やショートメール。みなさん相手に市内でください。

2020年07月10日 | くらし
 最初の画像は携帯電話にかかってきた電話。番号を伏せた部分は4桁の数字が記載されている。2つの異なった番号からの着信だった。

 「不在着信」は、それぞれ5回程ベルが鳴ってから切れた。「着信」は2回程の呼び出しベルでつないでみたところ、直後、相手から電話を切った。おそらく回線がつながったら、電話を切るようにプログラムが組んであるのだろう。

 まず、数字の頭にある「+」(プラス)の記号にご注目。これは国際電話を示す記号で、国外から着信していることが分かる。以前にもこのような電話が来たことがあるが、その時の発信元は、北大西洋に浮かぶ小さな島だった。

 だいたい、外国から電話が来る方ってどれだけいるだろうか。まずはいないのでは。外国から電話が来る覚えがない方は、この+(プラス)記号が付いていたら無視した方が良い。また、着信履歴が残っていたら、かけ直さない方が良い。

 なぜなら、この電話は、相手にかけ直しをさせる事を狙った詐欺の電話と考えられるからだ。
 国際電話料金は、ご存知のように非常に高額になる。このように着歴を残すことで相手にかけ直しをさせ、バカ高い国際電話料金を支払わさせることを狙った犯罪的行為と思われるのだ。だから、相手が電話に出て回線がつながったら速攻電話を切ってしまう。自分の料金負担を回避するためと思われる。

 プラスの後ろに続く3桁の番号、今回の場合「882」だが、これが発信元の国名を示している。調べてみると、今回の電話は「88216」の5桁が発信元を表しており、この番号は「スラーヤ」というアラブ首長国連邦が提供している衛星電話サービスから発信されているようだ。

 さらに調べてみると、スラ―ヤは国内でも使用可能のようで、ソフトバンクはこの衛星電話サービスを活用したサービスを提供している。とすると、国際電話ではあるが、国内から発信している可能性も否定できない。いずれにせよ、十分な注意が必要と言えるだろう。

 次はショートメールに届いた迷惑メール。



 荷物を届けに行ったが不在だったので持ち帰った。「ご確認下さい」と、添付されたアドレスにリンクさせようとするものだ。

 以前、佐川急便やクロネコヤマトを語って、偽のホームページのリンクを貼り、このホームページに個人情報を書き込ませて情報を盗むという手口がはやったことがあった。おそらく、これだろう。もしくはアドレスに触ると、ウイルスソフトが勝手にダウンロードされるかもしれない。このためちょっと怖い。アドレスには触っていないので、どこにリンクがされるのかは不明だ。

 いずにせよ、心当たりのない、電話やメールには十分注意して対応した方が良い。


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