伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

公約撤回の政治姿勢をただしました 10月定例会一般質問

2013年10月31日 | 市議会
 いわき市議会10月定例会の一般質問を29日に行いました。  質問では、9月に行われた市長選挙で、清潔・公正・市民本位のいわき市政をつくる会が実施した、市長選立候補予定者へのアンケートなどに触れながら清水敏夫新市長の公約の問題点などについて取り上げました。  まず改憲についての考えです。  市長は改憲についてアンケートでは「国の専管事項」との考えを示していました。一般質問への答弁でも「論評は差し . . . 本文を読む

ほんの少し胸の奥に感動芽生える・文化祭

2013年10月27日 | 学校教育
 きょうは良い天気です。青空が広がり、時折風が吹き、洗濯物の乾きも早い。自宅で明日からの市議会本会議に向けた準備をしています。  きのうは台風通過に伴い、午前は雨、午後から雨が上がったものの厚い雲を天に仰いでいました。夕方4時頃、西の空に青空がのぞいたと思ったら数十分のうちに一面に青空が広がったのは見事でした。  雨が降る中で、入遠野中学校の文化祭「くずのは祭」と上遠野中学校の「紅葉祭」が行わ . . . 本文を読む

津波注意報

2013年10月26日 | 災害
 午前2:10頃、M7.1、最大震度4の地震が発生した。ユラユラと揺れ始め、揺れを強めながら1分以上にわたって揺れていたのではないか。揺られながら2011年3月11日を思い起こしていました。あれほどの強揺れとならなかったことは幸いでした。  津波が来るぞ、そう思いながら揺られていました。実際津波注意報が出されていました。NHkの画面では船が避難する小名浜、茨城県大洗町の映像を流しています。次々と . . . 本文を読む

議場にどよめき・新病院建設の市長発言に

2013年10月24日 | 市政
 9月の市長選挙で清水敏男市長となり初めての定例会、いわき市議会10月定例会が開会しました。今日は初日提出分議案の提案説明などが行われましたが、その内容を聴いていて苦笑せざるをえない場面もありました。  提案説明の中で市長は、市政運営についての自らの基本的な考え方に触れました。「『生まれ育ったふるさとを良くしたい』という強い思いを心に留め、常に市民の皆さまの目線に立ち、市内各界各層の方々の様々な . . . 本文を読む

10月定例会の一般質問

2013年10月22日 | 市議会
 清水敏男市長に代わって初めての議会となるいわき市議会10月定例会は24日に開会することが、今日開かれた議会運営委員会で正式に決まりました。  28日から31日の4日間は一般質問が行われ、各会派から21人が質問をする予定となっています。日本共産党からは3人が質問に立ち、私は29日の2番目、午前10時50分からの質問予定となりました。  質問で取り上げるのは、市長の公約について。内容は次の通りです . . . 本文を読む

実りの秋・試験操業に復興感じます

2013年10月21日 | 原発
 10月20日。10月の第3日曜日にあたるこの日、遠野町の各地区の神社で例大祭が行われますが、上遠野の郷社八幡神社でも行われました。残念ながらの雨模様。いつもなら神社を下って町を通り白幡八幡神社まで神輿が渡御するのですが、雨で危険もあるとの判断で神社の社を3度周回して渡御に代えました。町のみなさんは神輿を待っていたでしょうに、かえすがえすも残念です。  19日の夜には前夜祭が行われました。神 . . . 本文を読む

交通安全・児童の作品で蘇った記憶、そして反省

2013年10月15日 | イベント
 47回目のいわき市交通安全市民大会が、市文化センターで開かれました。450席ほどの客席はほぼいっぱいでした。大会では交通安全協力者や事業所などを表彰し、交通安全作文・ポスターコンクールで児童・生徒を表彰します。表彰者の代表は、これからも「交通安全のために励んでいきたい」と感謝の言葉を返していました。  さて、入選した子どもたちの作文、ポスターはどれも秀逸です。  ポスターの部の小学校低学年の部 . . . 本文を読む

「焼却灰からセシウム分離」。でも飛灰の問題は解決しない

2013年10月14日 | 原発
 「焼却灰からセシウムを分離」。見出しを見て、いわき市の一般廃棄物の焼却灰場内保管の問題の解決で、一般ごみの焼却もなんとかなるか、そんな思いが頭をよぎりましたが、良く読むと違いました。  セシウムを分離するのは主灰。主灰から分離したセシウムは飛灰として補足して環境に出さないようする、というのが実証試験の内容です。  いわき市で問題になっているのは主灰ではなく飛灰。この飛灰をどう処分するかが . . . 本文を読む

放射性物質含む償却飛灰保管場所は今年度でいっぱい

2013年10月11日 | 市政
 「南部清掃センターの焼却灰の保管が間もなく確保できなくなる」。こんな話を聞いて、溝口民子議員と一緒にいわき市南部清掃センターで保管の現状を視察してきました。  南部清掃センターはいわき市泉町下川地区に立地しています。現在は一般ごみに加え、一定割合で可燃性の災害ガレキを混焼しています。ここから出る焼却灰(主灰=燃え殻)は、セシウム134、137合計で1,200ベクレル弱(8月9日測定)でクリンピ . . . 本文を読む

汚染水溶接型への移送人質に地下水バイパス強制?

2013年10月10日 | 原発
 朝刊を読んでいると、下の記事の通り東電福島第一原発で放射性物質の汚染水漏水が問題なっているボルト締めのフランジ型タンクを、2015年中に溶接型タンクに移送すると、汚染水対策現地調整会議で示東電がしたといいます。地下水バイパス稼働が前提だとか。  これだけみればとんでもない話です。地下水バイパス井戸は、第一原発の事故炉の山側に掘られ、汚染水が漏れたタンク群にも近い位置にあります。汚染水の漏水 . . . 本文を読む

復興のスピードへの異論はどこに、清水市長のあいさつ

2013年10月09日 | 市政
 清水敏男市長になって初めての議会となるいわき市議会10月臨時会が開かれました。議案は全部で4件。このうち平作町に建設される災害公営住宅の建設契約など3件は、渡辺市長の時に行われた専決処分の承認を求める議案。復興事業を前にすすめる事業の1つですが、いわば渡辺敬夫前市長が任期中にすすめた事業を完結するための議案で、全会一致で承認されました。  清水市長の独自の議案は副市長の承認を求める人事案で、消 . . . 本文を読む

原発避難者訴訟 地裁いわき支部で第1回口頭弁論

2013年10月03日 | 原発
 10月2日、原発事故で双葉郡から避難している住民が、国と東電に損害賠償を求めた避難者訴訟の第1回口頭弁論が、福島地裁いわき支部でありました。事件番号は「平成24年(ワ)第213号 損害賠償請求事件」。  この訴訟では、原発事故によって地域コミュニティーから無理やり引き剥がされ、地域で培ってきた人間らしい生活とその基盤を根こそぎ奪われたことなどから、避難にかかった費用、住宅などの再取得に必要な費 . . . 本文を読む