今朝、某テレビから久しぶりに“本当の話”が聞こえてきた。
いつも“利権者側に都合のイイ報道”ばかりするメディアなのに、どういう風の吹きまわしなのだろうかと思った。
「日本の国会議員の数は、人口比にするとアメリカの次に少ない」と報じていたのだ。議員定数を削減する事は、民意が議会に
届かない“お上議会”になる事だ。小選挙区制は、尊い一票を死票にして民主的な議会運営が出来なくなる権力側に有利な選
挙制度だ。民意は全く反映されず権力者が喜ぶような政策だけが、仲良し大政党によって推し進められてきたのも、この小選
挙区制度が原因だ。日本の2(時々3)大政党は、裏で手を組み経団連等のお金持ちだけが喜び、その糧は、国民に支払わ
せると云った非情な政策を国会で通す事に躍起だ。日本の国会議員定数は、民主的な議会にするのに最低今の倍数以上は
必要だ。そして、議員報酬は、今の最低2分の1以下にネ!
*国会議員の人口比・議員数が少ない順
(1)米国*71万人(下院435議席・人口3億896万人)
(2)日本*28.6万人(衆議院480議席・人口1億2729万人)
(3)韓国*16.2万人(国会299議席・人口4833万人)
(4)ドイツ*13.3万人(下院614議席・人口8175万人)
(5)フランス*11.3万人(国民議会577議席・人口6545万人)
(6)オランダ*11.1万人(下院150議席・人口1659万人)
(7)イギリス*9.5万人(庶民院646議席・人口6157万人)
(8)スウェーデン*2.7万人(議会349議席・人口934万人)
*日本の国会議員の歳費、年額で約2,106万円也!(米国1,772万円 ドイツ1,375万円 英国1,165万円 フランス963万円)
これ以外にも、“国会には、公用車として高級国産車が250台備え付けられている。”これを使用する『規定』など、野暮なモノ
はありません。何時でも何処へでも使用可です!国民の許可など要りません。それなのに、『旅費2万円』は、出張する時に
支給されます。又、すごいのは、『文書交通通信滞在費』です。これは、年間1,200万円也。勿論、歳費とは別で非課税!!
その他、各政党には『立法事務費』が支給され、国会の会期中は、都心の一等地に『格安宿舎』も用意されています。更に、
選挙区へ行くのにパス・JR・航空券が支給されます。(先の文書通信交通費って一体何なのでしょう?これでは、二重取りの
ように思えますが・・・)
海外視察の費用は、更に優雅です。お1人様170万円まで(だいたい1年間で150名程海外視察に行かれます。)支給され、
経費は、『機密費』で使用可です。
日本の国会議員さんは、公設秘書として3人以内・年間約3,000万円まで国費で雇えます。
その他にも色々ありますが、もうおぞましくて書くのも嫌になってきました。これでは、庶民の生活などに思いを馳せる事も出来
なくなる事でしょうね。合計すると軽~く5,500万円以上です。りっぱな「家」が建つようなお給料ですね。あまりにも世間ずれし
た報酬なので、一桁間違ってるんじゃないかと思いましたよ。
普通の「公務員」の給与を引き下げるような“国民騙し”をするより、あなた方のギネス級の歳費や経費を削減してくださいな。