常陸大宮里山日記

茨城県の北西。久慈川と那珂川に囲まれた、常陸大宮市のなんだか暖かい里山の暮らし。

三美の子安観音

2012-12-30 21:16:26 | 歴史
那珂川の河岸段丘に豊かな畑地が広がる三美。
いつもどこかで埋蔵文化財発掘調査が行われている。
こないだは、記録にもない古墳が発掘された。
森林と那珂川の豊かな恵みを受けて、太古の昔から人々が暮らしていたらしい。

三美にある祠には、200年前から子安観音が祀られ、
安産と子供の成長を祈る人々の姿が思い浮かぶ。


左から、明治25年(1892年)の子安観音。
観音というより女神のような子安観音は明治以降の特徴。
左から2番目も風化が激しいけど、子安観音。時代はわからない。
3番目は1823年につくられた不動明王。不動明王は安産の神様でもある。
4番目は1802年につくられた二十三夜塔。


将軍は家斉。寛政の改革の直後。
そんな大昔から、お祀りされている神様です。


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2 コメント

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Unknown (ヤマモトタダヒロ)
2012-12-31 01:43:01
いつも楽しみに読んで居ます。私が感じる常陸大宮の風景に、彼方の雲があります。千葉や都内から戻る道すがら、常陸大宮目前になると、その奥にある那須や福島のブ厚い雲が、目に飛び込んで来ます。特に真冬は壮観で、それが雪雲なんだと知り、確かに雨の少ない地域特有の風景だなぁと実感して、お気に入りになりましたよ。ではでは…これからも楽しみに読まさせて頂きますね。

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Unknown (椿)
2013-01-01 19:04:07
明けましておめでとうございます。今年も常陸大宮をうろうろします。ブログで紹介している話題は、私がおもしろいと思っているだけのことが多いような気がしますが・・・同感してくれる方がいるとうれしいです。今年もよろしく。
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