常陸大宮里山日記

茨城県の北西。久慈川と那珂川に囲まれた、常陸大宮市のなんだか暖かい里山の暮らし。

楮の調査団来る

2015-11-18 19:50:32 | 里の話
ちょっと本業がタイヘンで、ブログをお休みしちゃいました。

でも、今日は岐阜県からの楮の調査団がきたので、
ずうずうしくまぎれてきて、いろんなお話をきいてきました。
今日は大子町での調査だったので写真は大子町の楮畑です。



以前、彼らからユネスコの文化遺産に指定された本美濃紙の原料の楮は
常陸大宮市と大子町で生産されたもの、と教えられてびっくりしましたが、
今日はさらに楮の生産者の方から興味深いお話が聞けて、とても楽しかった。

伺ったお話は、とてもここで紹介しきれませんが、
一番、心に残ったのは、楮の生産者が高齢化して、
やめていく人が後を絶たないこと。
もう、奥久慈地域の楮生産は数年でなくなってしまうかも。
そして、そのときが、奥久慈地域の楮に依存している、
日本が世界に誇る本美濃紙がなくなるとき。



楮の株に、小さなキノコ。エノキダケ。
スーパーで売っているエノキダケと同じものだそうです。
紙にちなんだ名前で呼んでいる地域もあるとか。

まだまだ知らないことがいっぱい。
常陸大宮の里山の文化は奥深い。

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