カラスウリとキカラスウリが白いレース状の花を咲かせることは、
山野草の本を見て知っていたが見たことはなかった。
夕方開き、翌朝には萎れるそうだ。
ウチの裏庭のサクランボの木に、いつの頃からかキカラスウリが絡んで
秋に黄色い実を付けるようになっていた。
実が成るからには花も咲くはずだと、6月頃から何度か
夕方見に行ったが、お目にかかったことは無かった。
ところが今朝、早くから石垣の草取りをしていて、
ふと顔を上げたらそこに白いレース状の花がァァァァ
これがキカラスウリの花か
間違いないかグーグルで写真検索したら、
レースの生地やレースリボンばかりが出てきて笑った。
花を大写ししたから、グーグルはレースと認識したみたい。
で、葉っぱも入れて撮ったら、キカラスウリとカラスウリがヒットした。
カラスウリの花びらは細く、レースは細くて長い。
キカラスウリの花びらは幅広で、レースも太くて短い。
葉っぱも違う。やっぱりこれはキカラスウリの花だ。
やっと出会えて嬉しかったが、石垣の上の植木に絡みついていたから、
ここで繁殖されては後々始末に困ると思い、引き抜いた。