雲のたまてばこ~ゆうすげびとに捧げる詩とひとりごと

窓の雨つぶのような、高原のヒグラシの声のような、青春の日々の大切な箱の中の詩を、ゆうすげびとに捧げます

人間

2011年04月05日 | ポエム



 人間

『死ぬほど悲しい』
『死ぬほどさびしい』
そんなことばがあるけれど
人間は 何かをしないうちは
感情だけでは死ぬことが出来ない

ひとのこころが弱過ぎるのか
それとも 生命(いのち)が強過ぎるのか

その矛盾のなかに生きている僕

(1973.3.5~1976.12.1)


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