雲のたまてばこ~ゆうすげびとに捧げる詩とひとりごと

窓の雨つぶのような、高原のヒグラシの声のような、青春の日々の大切な箱の中の詩を、ゆうすげびとに捧げます

私のロンドンオリンピック

2012年08月17日 | ポエム
▲夏の空はバラエティー豊かで、見上げると楽しいですよ。

私のロンドンオリンピック

 ロンドンオリンピックに参加した日本選手の個人団体種目を併せて38個のメダルは、史上最多の記録だそうだ。それにしては、何だか心残りがするのは、当然のように金メダルを期待されていた種目でいくつかの金メダルがとれなかったせいだろう。柔道男子は史上初の金メダル無しで終わったし、男子体操もあと数個はメダルがとれていてもおかしくなかった。
 それに対して、予想外の選手や種目でのメダルが多かった。
 日本人やマスコミは、あまりに騒ぎ過ぎると思いませんか?金メダル水準の記録や結果を国際試合で一度でも出した選手や種目に対して、オリンピックでも金メダルと騒いでしまう。期待が大きく選手の肩にのしかかってしまう。予想外の接種や種目でメダルが取れたのは、そのことに無関係ではないと思う。
 考えたら、例え準決勝で敗れ、3位決定戦でも破れたとしても、世界の4位ですよ。スゴイことですよね。世界中の国や選手がオリンピックでメダルととりたいと一生懸命なのです。出場するだけでもスゴイことです。
 柔道は、オリンピックでメダルをとるために、日本の柔道を変えて欲しくない。ポイント稼ぎのスポーツとしての横文字の「JUDO」は、それはそれで良いとして、日本はあくまでも一本をとりに行く、「道」の付いた日本の柔道をオリンピックでも世界に示して欲しい。「それでメダルをとれなくても、私は文句を言わんけん」と、私は言いたい。そりゃあ一本で金メダルをとってくれたら、もっとうれしいだろうけど。
 ああ、やっぱり凡人は、各試合メダルをとった逃したで一喜一憂してしまう。準決勝や決勝は、メダルの数や色がちらついて、応援にもずいぶん力がはいってしまい、つい真夜中に大声をあげたこともありました。
 私の中のロンドンオリンピックベストシーン。
 地元企業に所属するバトミントン女子ダブルス銀メダルの「フジカキ」ペアのメダルを決めた準決勝。
 フェンシング男子団体フルーレの準決勝の対ドイツ戦。敗北1秒前の同点ポイントにはしびれました。
 サッカーは男女とも全試合生放送応援をし、現実には届かない声をパワーにして時差8時間のイギリスに送りました。決勝で敗れ、泣き崩れたナデシコが表彰式で見せたチャーミングな笑顔でのパフォーマンスを見て感激しました。
 オリンピックを通して、一番興奮しうれしかったのは、男子サッカー予選で優勝候補のスペインに勝ったとき。サッカーが大好きなので、やはりサッカーが一番楽しみだったし、力を入れて応援しました。
 サッカーは結果的には、少し残念な結末でした。男子ベスト4は、予想以上の好成績だし、女子の銀メダルも立派です。
 一度に頂点に立たずとも、少しずつ前進しましょうよ。オリンピックという世界の大会の3位決定戦で誰がアジア同士のチームが戦うことを予想したでしょう。観戦しながら感慨深く感じました。
 ロンドンオリンピックに拍手!!日本選手の活躍に拍手です。
 ああ、それより今は、母校の甲子園での2戦目の明日の試合が楽しみです。
(2012.8.17)
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