自閉症について、時々レッスンでお話ししています。
自分の殻や部屋に閉じこもる事ではないですよ、とお話したら、親戚にいますとお話し下さった方もおいででした。
知的障害を伴い発語がない方も、天才的頭脳の持ち主も、と様々です。
自分の興味関心が高い事柄について、詳細に知りたい、話したいという傾向が高く、相手は興味があろうとなかろうとお構いなしの一方的なタイプが身近に何人もいます。
「今は、聞きたくありません」と言ったり、「また、今度」とあいまいな返事をすると、「じゃあ、いつなら聞けますか」「今度っていつですか」と突っ込まれます。
迷惑だと感じたら、「聞きたくありません」「終わり」など、その人がわかるように伝えています。
相手に伝わるように、っていうところがとても難しいです。
独特な言葉や表現を使う方も多いので、共通の言葉や表現が見つかると、嬉しくなります。
身体感覚が過敏または、鈍感だったりもするので、特徴を知って環境調整することが大事です。
以前、あるグループに所属していた時に、骨が折れていても泣かなかった自閉っ子のママと私達グループメンバーを「あなたたちは子どもを良く見ていない」と責めた保育アドバイザーがいます。
ママさんは骨折の時、すぐ後ろにいたし、「痛がらなくても折れている事はあるからね」と私達は声を掛け合っっていました。
自閉症の子を見たことがあると自負していたアドバイザーは、身体感覚の違いや感覚の鈍麻に対して知識がなかったのです。
私達の保育アドバイザーが、知識も経験も深い方で良かったです。
理解がないことで非難されるのは辛いです。
アロマテラピー講座は、お子さんのことをお話しくださる当事者ママさんも時々ご参加です。
当事者保護者も、定型発達の保護者も、ひとり一人の違いを知る貴重な時間を過ごしています。
自閉症の子どもの理解とよりよい支援を目指しては、川崎市教育委員会作成教員向けパンフレットです。
当事者本が自閉症関連コーナーにないです。
教員、親目線なのね、と思ったのは私だけでしょうか。