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「青ガエル」に乗った。


<気が付けばチョッピリ鉄ちゃん-8>

 「青ガエルに乗った。」 と聞いて、
「あ~、あれか~!」と思い当たる人は、かなりの鉄ちゃん。
又は、昔東京に住んだことがある人かな?

「青ガエル」 とは、東急5000系電車で、
東京急行電鉄に在籍していた通勤形電車のことです。
昭和29年から昭和34年までに105両が製造されました。
下ぶくれの愛嬌ある車体形態と、塗装された色から、
付いた愛称が、「青ガエル」又は、「雨ガエル」です。


この5000系電車の最大の欠点は、
エアコンが付いてない事です。

時代の変化・要求に応じて、新型車を導入していく中で、
「青ガエル」は、東横線では昭和55年頃までに、
最後は、どの線か分からないが、
昭和61年には全車撤退しています。

そして、平成元年以降、地方私鉄に大量譲渡されました。

 その後、各地で活躍していましたが、
冷暖房化の問題や、
部品の調達が出来なくなってきたこと等から、
廃車化が進み、現在も運用しているのは、
熊本の熊電(熊本電気鉄道)の2両だけです。

 先週、熊本に行く用事があり、ついでに上熊本まで行って、
待望の「青ガエル」に逢って、乗りました。

*:.。..。.:*・゜゜・ *:.。..。.:*・゜ ゜・*:.。. .。.:*

 上熊本(駅前)です。
熊電(熊本電気鉄道)の上熊本駅は何処だ?
(探せ~!) 赤の矢印の所でした。 

左はJRの駅(現在建て替え中で仮設の駅)
この写真は、市電の上熊本駅前から撮りました。



ホームは1本あるだけで、
終着駅にしては~?無人駅(停車場?)
元々は、菊池のお米を鉄道で運ぶために、造られたもので、
以前は、国鉄と線路が繋がっていたそうです。



これが「青ガエル」です。上の写真は先頭部、下が後部です。
元々2両編成だったのを切り離して使っています。


この青ガエルの車体番号は5101A、もう1台のは5102Aです。
パンタグラフに特徴があるらしいが、良く分かりません。


去年の10月に、どんないきさつでか?、分からないが、
青ガエルがケロロ軍曹とコラボ、
ということで、ラッピング電車です。
車体も車内もケロロ軍曹? 
アニメの主人公?(よく分かりません)



  出発進行!



 上熊本を出て11分、「青ガエル」の終点は北熊本です。
1分間停車で、運転手が交代して、又、上熊本に戻ります。


☆○o...:**:...o○☆**☆○o...:**:...o○☆**☆○o...:*

「青ガエル」は、上熊本~北熊本間(3.4Km)を、11分で、
朝7時から1時間に2本、日に28~29本運行しています。


「青ガエル」の存在を知ったのは、つい最近です。
絶滅危惧種?に指定されているらしい?
こう云う話を聞くと、もの好きさんは俄然興味を持つ。
でも、熊本は遠いなあ!?

 それがそれが、チョッとした成り行きで行けそうだ!
熊本まで、快速を乗り継いで約3時間です、往復6時間。
(貧乏人は、新幹線とか特急なんかも使いません。)
自分の興味のあることなら、そんな時間は何のその、
充分、楽しんできました。


☆○o...:**:...o○☆**☆○o...:**:...o○☆**☆○o...:*

「青ガエル」と言ってるが、車体は緑? 
そんなツッコミは言わないこと。
昔から「青ガエル」は「青ガエル」です。 
「緑ガエル」と呼ばれたことはないそうです。
信号だって、緑を青と言ってるじゃない。 
(えっ、今は完全は青?)

(コメント欄は閉じています。 悪しからず)


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八幡~黒崎間を?




<気が付けばチョッピリ鉄ちゃん-7>

1月の天気のいい或る日のことです。
私は八幡駅にいた。
黒崎まで行く(帰る)ので、切符を買った。

☆.。.:*‥° ☆.。.:*‥°.:*‥°☆.。.:*‥ °☆.。.:*‥°☆

  「八幡から黒崎に行く!」、 

まぁ、99.9999%の人は、下り博多方面の電車に乗るだろう?
しかし、私は長年の思い詰めるところあって、
上り、門司港行きに乗った。(八幡駅のホームです。)



 西小倉で降りて、日田彦山線の添田行きに乗り換えた。
(途中、香春駅から見えた香春岳・一ノ岳です。)



 西小倉からの所要時間:54分で、田川後藤寺に着いた。
向かいのホームには、
後藤寺線の新飯塚行きが待っていたので、これに飛び乗った。



後藤寺から20分で、新飯塚に到着。
途中、山の中に入り、セメント工場?剥き出しの採掘場?を窓越しに見た。
新飯塚で、向かいのホームに入ってきた福北ゆたか線の博多行きに乗る。





新飯塚から8分、桂川(けいせん)で下車する。
ここから、原田線(筑豊本線)・原田行きに乗るのだが、
昼間は、本数は極端に少なく、約40分待って乗車。
乗ったのは、14:28です。
(その前は10:20、後は16:44です。)




 上穂波、筑前内野(長崎街道・内野宿)を通過。



筑前内野から先は、我が未踏の地?冷水峠越えに差し掛かる。
ウズウズワクワク! 運転席の横へ移動して、もう運転手気分!

列車は、山へ山へと、
保線工事の人達が、退避して手を振ってくれました。
(こちらも応答
そして、長いトンネルを抜けると、又、トンネルだった。



2つのトンネルを抜けると、
ジェットコースター?の様だとは?
いかないが、かなりの下り坂。
次の駅、筑前山家(長崎街道の宿場町)です。



 桂川から28分、原田(はるだ)に到着です。
ここからは、鹿児島本線・快速門司港行きに乗り、
一気に目的地の黒崎へ
(原田から黒崎までは、1時間8分)





総キロ数は分からないが、5回乗り換えて、
所要時間(途中の待ち時間も入れて)は、4時間18分でした。
(通った経路は下の図の赤線です。)


*:.。..。.:*・゜゜・ *:.。..。.:*・゜ ゜・*:.。

JRの運賃は通常、実際に乗車した経路で計算されます。
処が、複数の経路がある場合は、
『どの経路を使っても、最短の経路の運賃となる。』
こんな法則があった様で、前々から試してみたいと思っていた。

でも、本当に通用するのだろうか?
事前に、計画書?を持って、黒崎駅で聞いてみました。
このコースならOK! だが、特別区間?があって、
東京・大阪・新潟・福岡の大都市近郊区間(のみ?)で適用される。
(上の図が、福岡近郊区間です。)

但し、乗車経路の重複や同一駅の重複通過・途中下車をすると、
実際に乗車した距離の運賃になるそうです。



*:.。..。.:*・゜゜・ *:.。..。.:*・゜ ゜・*:.。:

 他人に言ったら、笑われそうな事だが、
「一度、やってみた~い!」って、思ってる事は無いですか?
社会的ルールに違反しないのなら、
後々、後悔しないためにも、やってみるべきだと思います。

「それにしても~、これは暇人間のやること?、
呆れて、ものも言えん!

はい、コメント欄は閉じています。

☆.。.:*‥° ☆.。.:*‥°.:*‥°☆.。.:*‥ °☆.。.:*‥°☆*

   「気分直しに、どうぞ!」                     
    去年、買った「オキザリス」です。
   これはバーシカラーと言う種類で、
   蕾は床屋さんのサインポールの様?
   花は普通の花?なんですがね、
   次から次と咲いて楽しませてくれます。



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いさぶろう・しんぺい


<気が付けばチョッピリ鉄ちゃん-6>

「いさぶろう・しんぺい」、チョット変わった名前ですが、
JR九州・肥薩線の人吉駅~吉松駅間を走る観光列車です。
その車両展示・撮影会が、
門司港の九州鉄道記念館で、やってたので行ってみました。

★.。.:*‥° ★.。.:*‥°★.。.:*‥° ★.。.:*‥°★.。.:*

 1月19日(土)午後2時過ぎ、
鉄ちゃんや家族連れで多くの人が、
みなさん、いいカメラをお持ちのようで、
私はコンデジですが、フイルムカメラも。
やっぱり良い写真を撮ろうと思えば、
デジタルよりも、アナログでしょうか? 
(さすが、鉄ちゃん!)



 真っ赤なトレイン!
中央部の大きなガラス張りが、特徴のようです。
走行中、眼下に広がるパノラマを眺められる展望スペースだろう。



 車内です。 
ゆったりとしたレトロ調な客室は、のんびりした旅にぴったりです。(これは、水戸岡鋭治氏のデザインだそうです。)



★.。.:*‥° ★.。.:*‥°★.。.:*‥° ★.。.:*‥°★.。.:*

「いさぶろう・しんぺい」 とは? 
全然、分からなかったので調べてみました。 

 「いさぶろう・しんぺい」が、走る人吉駅~吉松駅間は、
肥薩線の中でも、熊本・宮崎・鹿児島3県の秘境?の地をまたいで、21箇所のトンネルを潜り、山肌をジグザグに上り下りするスイッチバック、山をぐる~っと一周しながら駆け上がるループ式などがあります。

途中の車窓からは、山あり谷ありで、渓谷を見下ろす「日本一の動く展望台」と言われているそうです。

 この「いさぶろう・しんぺい」 の愛称の由来は、
人吉駅~吉松駅間が建設された当時の逓信大臣が、山縣伊三郎
同区間開業当時の鉄道院総裁が、後藤新平で、
 又、矢岳駅と真幸駅の間ある「矢岳第一トンネル」の入り口に、矢岳駅側には、山縣伊三郎の「天険若夷」
真幸駅側は、後藤新平の「引重致遠」の扁額があり、
「いさぶろう・しんぺい号」の名前は、ここからきています。

一般的には、「いさぶろう・しんぺい号」と呼ばれていますが、
人吉から吉松行きは、「いさぶろう号」、
吉松から人吉行きが、「しんぺい号」 と言うそうです。


★.。.:*‥° ★.。.:*‥°★.。.:*‥° ★.。.:*‥°★.。.:*

「いさぶろう・しんぺい号」が走る案内図です。
(クリックで大きくなります。)


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おまけ
 常設の車両展示場にある寝台特急「月光」です。
(これ乗ったことあります。)
横にあった説明文です。(丸写しです。)
製造初年:1967
製作社等:日立製作所・日本車両
特徴:世界初の寝台電車特急「月光」としてデビュー。
昼間は座席特急として昼も夜も運転できる便利な特急用車両です。
昭和45年には仲間も増え「つばめ」「はと」などの関西・九州間特急に使用されました。
昭和59年に小倉工場で普通電車に改造され交流電車715系(クハ7151)として生まれ変わり、おもに長崎、佐世保線で平成12年まで活躍しました。
廃車後は登場当時の特急塗装に戻され小倉工場に保存されていました。



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「いさぶろう・しんぺい号」は、肥薩線の人吉~吉松間ですが、
じつは、肥薩線には、八代~人吉間に、「SL人吉」、
吉松~隼人間に、「はやとの風」 と人気列車も走ってます。
一度、これらを乗り継いで、九州の秘境?を旅したいです。

鉄道記念館での観光列車の車両展示・撮影会に行ったのは、
これで4回目ですが、
ブログ友の「ゆめ吉さん」からの情報によるものです。
「有難うございました。」

門司港駅は、
駅前の広場は、工事用の柵で覆われていましたが、
駅舎は、まだ原形を保っていて見ることが出来ます。
これが本当の見納めかな?


*:.。..。.:*・゜゜・ *:.。..。.:*・゜ ゜・*:.。. .。.:*



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幸福(しあわせ)な鉄道展


<気が付けばチョッピリ鉄ちゃん-5>

先週の12日(土)に、博多駅に行ってきました。
目的は水戸岡鋭治の幸福(しあわせ)な鉄道展」 です。

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その前に先ずは、
博多祇園山笠で有名な「櫛田神社」に寄って、
今年、何回目かの初詣?参拝、
 結構、参拝者は多かったです。

50円のおみくじを引きました。
おみくじも日本語に、英語、韓国語、中国語、台湾語
と、国際色豊かです。

「第十八番 中吉」  “時なら花の咲くが如し”
 まぁ、“中くらいかな おらが春” かな!



*:.。..。.:*・゜゜・ *:.。..。.:*・゜ ゜・*:.。. .。.:*・

会場は博多シティ(博多駅)の9階、JR九州ホールです。


水戸岡鋭治の幸福(しあわせ)な鉄道展」とは、
水戸岡鋭治氏がJR九州の車両をはじめとする公共交通デザインなど、25年間続けてきた活動を、アイデア・スケッチ、ポスター、椅子やテーブル、車両模型などから360度俯瞰するパノラミック展示会です。

つばめ電車や木のプール、くろちゃんを通じて子どもたちに、これからの公共デザインに興味をもってもらえるよう企画しました。

 わくわく・どきどき笑顔が溢れる水戸岡ワールド。
遊園地感覚でお子さまと一緒にお楽しみ下さい。
 
(と、ありました。)






*:.。..。.:*・゜゜・ *:.。..。.:*・゜ ゜・*:.。.

 私が一番見たかったのは、
クルーズトレイン「ななつ星in九州」です。

3泊4日で38万~55万円、1泊2日でも15万~22万円
今年の10月から運航(営業)開始で、
予約受付けでは、平均倍率7.27倍だったそうです。

 手も足も出ませんが、どんなのだろう??
モデルを期待していたけど、今まで発表されたイラストで、
ちょっと残念でした。


  7.27倍の難関を突破された方には、こんな通知が。


*:.。..。.:*・゜゜・ *:.。..。.:*・゜ ゜・*:.。. ..

  水戸岡鋭治氏、
 鉄ちゃん仲間の間では、カリスマ的?な存在のような方で、
水戸岡先生、と呼ばれているそうです。

悲しいかなには、
私は「鉄ちゃん」じゃないので、初めて聞く名前の方でした。

 JR九州では、九州新幹線の「さくら」をはじめ、
特急や観光列車の殆どを、デザインされているとか。

 期間中、何度もご本人が来場されてトークショーや、
ツーショットの撮影にも、気楽に応じてくれているそうで、
私が行った時も、チッラと拝見しました。

子どもをダシにして、水戸岡先生とのツーショットのお母さん、
もう、これ以上の笑顔は無い?そんな表情で、
子どもにシャッターを押させていました。

 先日の新聞に、
豪華寝台列車:「ななつ星in九州」車両製作場を開設
の記事が出てました。

上下左右の振動を抑え、「ワインがこぼれない乗り心地」を目指し、7月下旬には、全車両が完成する予定。
豪華車両の製造費は、7両編成で総額約30億円
勿論、水戸岡鋭治氏がデザインを担当しています。
   「乗ってみたいなあ!!」

*:.。..。.:*・゜゜・ *:.。..。.:*・゜ ゜・*:.。.


 おまけ
駅の外に出ると、駅・駅前のイルミネーションがとても綺麗でした。17時半過ぎだったかな? (クリックで大きくなります。)
 


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「A列車で行こう」と門司港駅


気が付けばチョッピリ鉄ちゃん-4               

 門司港に「A列車で行こう」が、やってくる!
JR九州が誇る観光特急列車です。

通常は三角線(熊本~三角)を、土日祝に運行しています。
(他に、GW・春休み・夏休み期間中は毎日?)
熊本まで行く機会のない「チョッピリ鉄ちゃん」は、
観に行ってきました。(最終日の25日です。)

映画「僕達急行 A列車で行こう」と言うのがあったが、
観てないので良く分かりません。(これ、鉄ちゃんの映画?)
当然? この「A列車で行こう」も出てくると思うが??


 2両編成から成っており、
1号車に入った途端、いきなり、バーカウンターが、
共有スペースの【A-TRAIN BAR】、大人の雰囲気のバーです。
ベンチやソファも配置されています。
ドリンク片手にゆったりと、大人の会話が、弾むかな?


1号車の【A-TRAIN BAR】から見た座席と内部。


 2号車は、
折り畳み式の大テーブルのあるセミコンパートメント席や、
ソファもあり、窓に向って座れる子ども席もあります。



運転席も見てきました。(撮影会の特権?)


*:.。..。.:*・゜゜・ *:.。..。.:*・゜ ゜・*:.。. .。.:*

 JR九州の観光列車は、この他に、
SL人吉、あそぼーい、いさぶろう号、しんぺい号、はやとの風、
指宿のたまて箱、海幸山幸、ゆふいんの森、
等など。

門司港の鉄道記念館には、これらの列車がよくやってきます。
車両撮影会、鉄道ファンへのサービス?とPR
本当のところは、
小倉工場での定期検査?等の「ついで」もあるようです。

実はじつは、私はこんな撮影会は、今回で3回目です。
2月、3月に、「あそぼーい」、「海幸山幸」も見て来ました。
何となく、観光列車の志向・傾向が分かったような???

*:.。..。.:*・゜゜・ *:.。..。.:*・゜ ゜・*:.。. .。.:*



*:.。..。.:*・゜゜・ *:.。..。.:*・゜ ゜・*:.。. .。.:*

 ご存知のように、
10月から門司港駅は保存修理工事に入ります。
実際は、9月29日から仮駅舎での営業が始まり、
もう、今の駅舎内には、ほぼ入ることは出来ません。

じっくりと中を見て歩き、
外からは、正面と両端から、カメラに収めました。
それにしても、
完成は平成30年3月末、5年半は長いなあ!?
(今生の見納め?)

*:.。..。.:*・゜゜・ *:.。..。.:*・゜ ゜・*:.。. .。.:*






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