北九州八幡から発信
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皿倉山の名も無き石橋
皿倉山にも、古い石橋があります。
昨日、この石橋の上を歩いて登りました。
その石橋を紹介します。
一般登山道(車道)の七合目付近に、
楓杉峡(ふうせんきょう)と言う景勝地があります。
秋にはイロハモミジの紅葉が、周囲の風景とマッチして、
素晴らしい光景を見せてくれます。
そこに、古めかしい石橋があるのだが、気付く人は少ない。
今の時期なら、ご覧のように良く見えるが、
これから若葉がが吹き出し、夏になると生茂るので、
意識して見て、チラッと見える程度です。
石橋ファンにとっては、
必見の橋で、その価値は充分あると思う。
以前は下には降りなれなかったが、
立派な階段が出来ていた。
階段を降りて、下からです。
普通、こんな古い橋には、
名前・完成年月とかが書かれたプレート
みたいのがある筈だが、何処を探しても無い。
帆柱ビジターセンターで係りの人に尋ねたら、
別に名前は無いとのこと。
しいて言えば、「皿倉(山)の石橋」
戦時中、皿倉山の山頂に高射砲を上げるのに、
その重量に耐えられる様に、登山道を補強した時、
造ったのだろう。
こんな答えが返ってきた。
そう云えば、
山頂までの道で、(水が流れてない)橋が幾つかある。
それらも、道路補強の為の橋だろう。
だが、石橋はここだけです。
それも皇居の二重橋に似せた立派なもの。
将来、ここが名勝となるように、造ったのかもしれない。
それなのに、名前も無い。いわれ等の説明の看板も無い。
地元の人でも、あまり知ら無い。
無い無いずくめ、皿倉山に人を呼びたいのなら、
考えるべきです。
石橋の上には、こんなものが。
これは橋の説明ではなく、
ここのタカオモミジ(イロハモミジ)の説明です。
その向かいにある楓杉峡(ふうせんきょう)の説明です。
この楓杉峡から2、30m登った所から、
山の山頂が良く見えます。
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