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「やから様」の移転?


 「やから様」が移転?
国道211号(旧200号)の拡幅工事に引っかかり、
頑張っていたのですが、

引越されたのか?
引越しの為の、仮住まいをされているのか?
詳しい事は判りません。

「やから様」とは、
八幡の上津役地区にある古くからの史跡です。

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昨日、近くを歩いて気が付きました。
場所は八幡西区上上津役、「上の原」バス停の近くです。




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2年前に、アップした時の画像です。
黄色い矢印の所に、「やから様由来」の石碑がありあました。




 読み難いのですが、書かれていたのは下の文章です。
      源 平 史 蹟
        や か ら 様 由 来

   時に寿永二年(1,183年)
   木曽義仲に京都を追われて安徳天皇を奉じて
   大宰府に落ちた平家一門が豊後の緒方三郎に
   敗れて落ちた中に八月十九日の夜
   夜久(上津役)に通りかかかった二人出れの女がい
   ました一人は気品高く一人は乳母らしく幼児
   を抱いていたが疲れ果てて今 一歩 進む事
   が出来ず道脇の谷間に下りて野宿をした
   その頃平家の落人を追って郎党五十騎を従え
   此処を通りかかった豊後国久住の伊藤兵衛尉
   の耳に幼児の泣声が聞こえ源氏方の武士はこの
   二人の女と幼児を探し出して討取らんとした時
   女は夜泣きの児を持つ母の苦労を救わんと短
   刀にてこの世を去った
   夜久の人たちが名の知れぬこの哀れな平家の女
   性の為に冥福を祈って建てたのが
   この「やから様」です 以来夜泣きする幼児の願を
   かけると治ると言い伝えられています


 こちらのリンクの方が、分り易いかもしれません。 
     「やから様(上の原にまつわるお話)」

  この画像も2年前のものです。



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 ↓ こちらは、今現在です。
  右が歩道で、やから様の森に突き当たりました。



 地元の人達にとっては大事な史跡、いや信仰の対象?
偶に傍を通ると、真新しいお花や、お供え物があり、
想わず、手を合わせる事が多かったです。

これから更地にして、大きな切り株の手前まで歩道になります。
上津役(夜久)に縁のある史跡ですから、
もし、引越しの為の仮住まいをされているのなら、
出来れば、切り株の向こう側に移転するのが最適だと思うのだが、
さて、どうなりますか? (判ったら、又アップします。)


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